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J1 第34節

12月19日(土) 14:00 Kick off

0 - 0

仙台

試合終了

湘南

見どころ・戦評

記事提供:SOCCER DIGEST WEB

20歳の照山は、4バックでも3バックでも常に落ち着いた対応を見せた。写真:徳原隆元


[J1リーグ34節]仙台0-0湘南/12月19日(土)/ユアスタ
 
【チーム採点・寸評】
仙台 5.5
前半はここ2試合の好調が嘘のような低調さ。なんとか前半無失点に抑え、後半3-4-3に布陣変更してからはある程度決定機を作れたが決めきれず、ホーム未勝利17位でシーズンを終えた。
 
【仙台|採点・寸評】 
GK
27 ヤクブ・スウォビィク 6.5
安定したシュートストップを見せ続けて、多くのピンチがありながらも無失点に抑えた。前半と後半で布陣が変わったが、大きな問題なく試合を進めることができた。
 
DF
3 飯尾竜太朗 5(HT OUT)
簡単にボールロストする場面が多く、クロスボールやパスも精度を欠いた。対面の畑のドリブル突破への対応にも苦慮し、前半交代もやむなしの出来。
 
MAN OF THE MATCH
31 照山颯人 6.5
4バックでも3バックでも常に落ち着いた対応を見せ、プレースキックの時には積極的にシュートを放った。後半3バックの右サイドに入った時にも精度の高いクロスを見せ、低調なチームのなか1人輝いた。
 
23 シマオ・マテ 6
前半はややラインを下げすぎてピンチを招く場面があったが、対人守備の強さは見せ続け、後半は力強いボール奪取から攻撃につなげる場面もあり、無失点に貢献した。
 
4 蜂須賀孝治 5.5
守備ではゴール前最後のところで身体を張って、ピンチを防ぐ場面が見られた。しかし攻撃ではいつものようなクロスボールの鋭さは見られなかった。
 
MF
5 椎橋慧也 5.5(74分OUT)
攻撃へのつなぎのパスはミスもあったが、中盤でのボール奪取で奮闘を見せ、なんとか無失点で推移させることに貢献した。負傷により交代。
 
28 佐々木匠 5(HT OUT)
インサイドハーフとしての出場だったが、持ち味のドリブルで決定機を作り出す場面はほとんど無く、守備も奮闘はしていたが軽さが見られ、前半で交代となった。
 
8 松下佳貴 6
中盤でしっかりボールキープし、決定機を作り出すことはできたが、厳しいマークに遭ったこともあり、あと一歩でゴールにつながらなかった。
FW
42 山田寛人 5(67分OUT)
ここ数試合に比べ、ゴール前に顔を出す場面が少なく、守備でも簡単にボールを奪われピンチを招く場面も多かった。
 
20 長沢 駿 5.5
前半はチーム自体が低調で良いボールが回って来なかった。後半は多くの決定機に絡み、3本のシュートを放ったが、いずれも決めることができなかった。
 
7 関口訓充 5.5(85分OUT)
前後半ともに攻守にハードワークすることはできていたが、流れの中から決定機に絡むことがなかなかできなかった。プレースキックもあと一歩でゴールにつながらず。
 
交代出場
DF
39 金 正也 6(HT IN)
後半頭から3バックの左でプレー。最後まで安定した守備を見せ、ゴール前で身体を張ってシュートを防ぐ場面もあった。
 
MF
14 石原崇兆 5.5(HT IN)
後半開始から左WBとしてピッチに入って早々、長沢のスルーパスを受けてシュートチャンスを作ったが、決めきれなかった。その後も決定機には絡んだが、ゴールにつなげられず。
 
9 イサック・クエンカ 5.5(67分IN)
キープ力の高さを発揮し、いくつか決定機を作り出したが、相手の手堅い守備を崩し切るまでには至らず。アディショナルタイムにシュートも1本放ったが、ゴールならず。
 
DF
26 浜崎拓磨 5.5(74分IN)
決定機を作り出そうと中盤から果敢に前へ出て行ったが、相手の守備組織に脅威を与えるパスは出せなかった。試合終盤には身体を張った守備も見せた。
 
FW
29 アレクサンドレ・ゲデス ―(85分IN)
出場時間は短かったが、なんとか得点を取ろうとゴールに向かい、シュートも1本放ったが、ゴールはならず。
 
監督
木山隆之 5
前半4-3-3で挑むも、攻守に精彩を欠いたため、後半から3-4-3に布陣変更したが、チーム全体の動きの重さを修正できず、ホーム未勝利で監督を退任することとなった。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
【チーム採点・寸評】
湘南 5.5
立ち上がりから優位に試合を進めながら、シュートを決めきれない展開が続く。後半は攻撃の勢いが前半よりも落ち、勝点3を奪い切れず今季最下位が確定した。

【湘南|採点・寸評】 
GK
25 谷 晃生 6
仙台のクロスボールやシュートに対しても終始落ち着いて対応。ポジショニングが良く正面でシュートを止めることも。
 
DF
22 大岩一貴 6
対人守備の強さを存分に見せ、守備の安定に寄与。古巣相手に奮闘を見せた。後半には右サイドを駆け上がり、決定機も作り出した。
 
38 石原広教 6
丁寧なラインコントロールで、特に前半は仙台にほとんど決定機を作らせなかった。後半もピンチはあったが、終始冷静な対応を見せていた。
 
8 大野和成 6
大きなミスは見られず、対人プレーや高さ勝負で強さを見せて、相手の攻撃をはね返した。
 
MF
6 岡本拓也 5.5(89分OUT)
前半から献身的に上下動して、守備でも強さを発揮できていたが、もう少し決定機に絡む回数を増やしたかった。
 
30 柴田壮介 5.5(76分OUT)
ボール奪取から攻撃へ上手くボールをさばいていたがミスも散見され、決定機は演出できなかった。
 
26 畑 大雅 6
前半から左サイドをパワフルなドリブルで切り裂き、多くの決定機を作り出したが、あと一歩でゴールにつながらず、試合終盤は活動量がやや落ちた。
MF
18 松田天馬 6(76分OUT)
前半立ち上がりから多くの決定機を作り出し、積極的にゴールを狙ったが、あと一歩で決めきれなかった。プレースキックも可能性のあるボールは蹴れていたが、ゴールにつながらず。

10 山田直輝 5.5(89分OUT)
試合の序盤は決定機に絡む場面が多かったが、徐々に仙台守備陣に抑え込まれ、後半は相手の布陣が変わったことも影響したのか、攻撃での存在感が薄れた。

FW
14 中川寛斗 5(HT OUT)
チーム全体は攻勢の展開だったが、なかなか決定機に絡めず、シュートも打てなかった。前半で交代した。

13 石原直樹 5.5
古巣相手に動き出しやポジショニングの巧さを発揮し、決定機を作り出したが、自身でなかなかシュートを打てなかった。後半畑からクロスを受けた場面は決定的なシュートチャンスだったが決めきれず。
 
交代出場
FW
17 大橋祐紀 5.5(HT IN)
後半開始から中川に代わっての投入。入った直後は果敢にゴールに向かい、シュートまで持ち込む場面もあったが決めきれず、試合終盤はあまり存在感を出せなかった。

MF
32 田中 聡 ―(76分IN)
前半からハードワークしていた松田に代わってインサイドハーフに入ったが、思うように決定機を作り出すことができなかった。

2 金子大毅 ―(76分IN)
試合終盤に石原直の決定機をお膳立てしたが、惜しくもゴールにはつながらず。劣勢の時間帯での投入だったが、決定機を作り出そうと奮闘した。
 
16 齊藤未月 ―(89分IN)
移籍前ラストゲームは89分での投入だったが、決定機を作り出そうとゴール前に質の高いボールを送り、存在感は見せた。
 
5 古林将太 ―(89分IN)
大岩、石原直同様、古巣との対戦となった。出場時間が短かったこともあり、あまりボールに触れなかった。
 
監督
浮嶋 敏 5.5
前半優位に試合を進めることができた。後半も守勢に回る時間はあったが、決定機も作り出すことができ、今季の積み上げをある程度見せることはできたが、仙台の守りを崩すまでには至らなかった。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

取材・文●小林健志(フリーライター)

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