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J1 第4節

3月13日(土) 17:33 Kick off

等々力

1 - 0

川崎F

  • 0-0
  • 1-0
試合終了

見どころ・戦評

記事提供:SOCCER DIGEST WEB

【警告】川崎=脇坂(37分) 柏=なし<br />
【退場】なし<br />
【MAN OF THE MATCH】三笘 薫(川崎)


[J1第4節]川崎1-0柏/3月13日/等々力
 
【チーム採点・寸評】
川崎 6
 雷雨の影響でキックオフが30分遅れ、17時半にキックオフされた一戦は、立ち上がりには小雨が振りながら陽もさし、スタジアム上空には綺麗な虹も見られた。
 
 ただ試合が遅れた影響や疲労もあってか、川崎はなかなかテンポが上がらず。それでも後半頭に3枚替えで三笘らを投入し、その後にL・ダミアンもピッチへ。交代策で柏ゴールをこじ開けた。拮抗したゲームで勝ち切る勝負強さはさすが。収穫と課題が残った試合と言えるだろう。
 
【川崎|採点・寸評】
 GK
1 チョン・ソンリョン 6
前半には裏に出されたボールをエリアの外に飛び出してダイビングヘッドでクリア。後半にもクロスボールを果敢に弾き返すなどゴールを力強く守った。
 
DF
13 山根視来 6
通常通り高い位置を取ってボールを受けるも、珍しくつなげない場面もあった。それでも守備では粘り強くプレー。
 
28 山村和也 5.5
車屋とCBを組み、周囲と連係しながらクリーンシートを達成。ただ前半はクサビのパスをカットされる場面も見られた。その点を引いて「5.5」に。
 
 
7 車屋紳太郎 6
パスミスや突破を許すシーンもあったが最後の一線では身体を張った。左足での縦パスも狙い続けた。
 
47 旗手怜央 6.5
気持ちの強い選手だと改めて実感するパフォーマンスだった。前半こそなかなか前に出られなかったが守備で貢献。後半はサイドだけでなく中央にも侵入して、フィニッシュにも絡む。1対1の守備にも強かった。疲労もあるだろうがよく走った。

MF
6 ジョアン・シミッチ 5(HT OUT)
ポゼッションのテンポをなかなか上げられず。周囲とのコンビネーションにも課題を残し、前半のみで退いた。力はあるだけに次戦に期待だ。
 
25 田中 碧 6
素晴らしいプレーを見せた一方で、らしくないパスミスも。この日は一進一退のプレーだったが、“自分がなんとかしてやろう”という気持ちは非常に伝わってきた。最後の決定機はモノにできずも、あそこに走り込んでいるのが真骨頂である。「6.5」と悩む。
 
 
MF
8 脇坂泰斗 5(HT OUT)
責任感が格段に増している男はキャプテンマークをつけてプレー。しかし、疲れや試合途中に足を痛めていたように見えた影響か、精彩を欠いた。良いターンもあったが……。開幕から続いた好プレーと比較してもこの日はややトーンダウン。次戦での奮起に期待したい!
 
FW
41 家長昭博 6.5
三笘のお膳立てから待望の決勝ゴールをマーク。重要なシーンで決め切る力はさすが。ただ、この日は柏の厳しいディフェンスに苦しむ場面も。
 
16 長谷川竜也 5(HT OUT)
先発としてアピールといきたかったが、周囲と息がなかなか合わず裏へ走り出してもボールを引き出せなかった。悔しいハーフタイムでの交代に。
 
11 小林 悠 5.5(64分OUT)
ビルドアップが安定しなかっただけに、思うようなチャンスを得られず。交代直前に裏へ抜け出したかに見えたが、ファウルの判定。今日は“小林の日”ではなかった。
 
交代出場
MF
MAN OF THE MATCH
18 三笘 薫 7(HT IN)
やはりこの男の突破力は別格である。後半頭からピッチに立つと緩急をつけたドリブルで左サイドを崩しにかかり、家長の決勝弾を見事にアシスト。チームに勝利をもたらした。真に頼れる存在である。
 
MF
3 塚川孝輝 6(HT IN)
足を滑らせていたのは気になったが、決勝点の場面ではセカンドボールをキッチリ回収して三笘につないだ。落ち着いたパフォーマンスだった。
 
MF
22 橘田健人 6(HT IN)
相手のギャップを突いてボールを受けて味方へ展開。リズムをもたらした。一方でシュートチャンスは枠に飛ばしたかったところ。
 
FW
9 レアンドロ・ダミアン 6(64分IN)
小林に代わって投入されると精力的に前からのプレッシングを行なう。柏に小さくない圧をかけ、勝利への機運を高めた。
 
監督
鬼木 達 6
連戦を考慮してのスタメンのチョイスだっただろうが、前半は苦戦。後半は交代策で流れを変え、勝利を手繰り寄せた。試合後には勝点3を手にできたことを評価。
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
 
【チーム採点・寸評】
柏 5.5
ソリッドで激しい守備でボールを奪いカウンターへ。そこまでは計画通りも、指揮官が語ったようにラストパス、フィニッシュの精度を欠き、ゴールは奪えず。悪くない内容も勝利が遠い。

【柏|採点・寸評】
GK
17 キム・スンギュ 6
守備網を崩された失点シーンは止めるのが難しいものだった。それ以外では落ち着いたセーブで、田中の2本の鋭いシュートも阻んだ。つなぐ意識も。

DF
6 高橋峻希 5
直前に激しいタックルで三笘の突破を食い止めていたが、その後に三笘に突破を許す痛恨のプレー。終了間際には田中のシュートへ身体を投げ出すなど奮闘は評価したいが……。

44 上島拓巳 5.5
空中戦や前への守備で強さを発揮する。ただ、クロスをクリアし切れなかったシーンなど粗さも見られた。

15 染谷悠太 5.5
全体に声をかけながら上島とともに最終ラインを統率。後半途中までは耐えたが、0-1での敗戦には納得はできないだろう。
 
 
20 三丸 拡 5.5
マッチアップした家長に激しい守備で対応。田中のシュートをブロックしたシーンも。もっとも終盤には家長のシュートを止め切れなかった。「6」寄りの「5.5」。

MF
8 ヒシャルジソン 6
最終ラインの防波堤として椎橋とともに中盤の強度を上げた。攻撃面では上積みを果たせずも、ボールを追い続けた。

26 椎橋慧也 6(86分OUT)
中盤でヒシャルジソンとともに穴を開けずに川崎の攻撃を迎え撃った。欲を言えば攻撃面でもう少し変化を加えたかった。

10 江坂 任 5.5
呉屋とともに前線からパスコースを限定し、ボールを受ければ相手をいなしながら味方へ。もっとも決定機的な仕事はできなかった。



 
MF
9 クリスティアーノ 5.5(84分OUT)
右サイドからクロスを送りたかったが、旗手にブロックされた。守備意識は強かったものの、助っ人アタッカーとして違いを生み出したかった。

33 仲間隼斗 5.5(84分OUT)
よく走り相手のエリア内にも侵入。献身性は好印象も、プレーのクオリティはもう少し上げたいところ。

FW
19 呉屋大翔 5.5(70分OUT)
江坂とともに前からの守備でチームに寄与。ただエネルギーを使いすぎたせいか、ゴール前でのキレはなかなか示せず。


 
交代出場
FW
35 細谷真大 5.5(70分IN)
呉屋に代わってピッチへ。江坂とバランスを取りながらプレーしたが、シュートは放てなかった。

MF
31 イッペイ・シノヅカ ― (84分IN)
右サイドで積極的にドリブルを仕掛けた。しかし、クロスは旗手らに阻まれ、決定機は生み出せず。

FW
37 鵜木郁哉 ―(84分IN)
1点を追う場面で攻撃のカンフル剤となりたかったものの、ボールがなかなか回って来ず。アピールとはいかなかった。

MF
7 大谷秀和 ―(86分IN)
試合終盤にピッチへ。セットプレーの流れから惜しいボレーを放つなど存在感はあった。

監督
ネルシーニョ 5.5
顔ぶれを少し入れ替えて川崎に挑む。守備面では一定の手応えを得られたはずだが、攻撃面で変化を加えられず。勝点獲得には至らなかった。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
取材・文:本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
 

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