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J1 第6節

3月21日(日) 16:03 Kick off

カシマ

0 - 1

鹿島

  • 0-0
  • 0-1
試合終了

名古屋

見どころ・戦評

記事提供:SOCCER DIGEST WEB

【警告】鹿島=小泉(56分)、荒木(63分)、犬飼(66分、82分)、町田(90+2分)、エヴェラウド(90+5分) 名古屋=米本(90+5分)<br />
【退場】鹿島=犬飼(82分)<br />
【MAN OF THE MATCH】稲垣 祥(名古屋)


J1第6節]鹿島0-1名古屋/3月21日/県立カシマサッカースタジアム

【チーム採点・寸評】
鹿島 5
ボールの支配率では上回っても、ほとんどボックス内に入っていけず、もどかしい“ゼロウノ”に終わる。慌てず、騒がず、どっしり構える相手にお株を奪われた格好だ。

【鹿島|採点・寸評】
GK
31 沖 悠哉 6
30分過ぎに訪れた立て続けのピンチは的確なセーブで防いだ。失点シーンは相手のシュートをたたえるべきだろう。

DF
37 小泉 慶 6
相手チームの攻撃の糸口である相馬に仕事をさせまいと球際を厳しくいった。勢いあまって警告を受けたが、戦う姿勢は伝わってきた。

DF
39 犬飼智也 4.5
すでに警告を受けていたにもかかわらず、不用意なファウルを重ねて退場。引き分けに持ち込む可能性さえも大きく閉ざした。
 
DF
28 町田浩樹 5.5
前方へのフィードが微妙にずれることが多く、組み立てのリズムを崩す一因になっていた。球際も緩く、後手を踏んだ。

DF
5 杉岡大暉 5.5(81分OUT)
攻撃に有効なスペースを見つけられず、アーリークロスを上げても味方に合わず、アイデア不足を露呈した。

MF
20 三竿健斗 5(68分OUT)
連戦による蓄積疲労は隠せない。雨の影響を差し引いてもプレーの強度と精度が今ひとつだった。

MF
4 レオ・シルバ 6
今季初のフル出場。強引に中央から仕掛けたり、ボールを散らしたり、固い守備をこじ開けようとした。ただ結実しなかった。
 
MF
7 ファン・アラーノ 5(68分OUT)
引いた相手に対して工夫をこらそうとする姿勢は見えた。だが、トップ下のパフォーマンスとしては物足りなかった。

MF
13 荒木遼太郎 5.5(68分OUT)
精巧な守備ブロックを前に、なかなか潜り込めず。ムービングフットボーラーの本領発揮とはいかなかった。

MF
27 松村優太 6(68分OUT)
自慢の走力を生かし、クロスに持ち込んだり、グラウンダーの鋭いシュートを放つなど、リーグ初先発に燃えた。

FW
9 エヴェラウド 5
コンディションは確かに戻りつつあるが、ゴールが遠かった。イライラが募ってしまったのか、冷静さを欠くプレーが散見された。
 
途中出場
MF
25 遠藤 康 5.5(68分IN)
三竿に代わってキャプテンマークを巻いた。攻撃を活性化すべく、主に右サイドでプレーしたが、思うような成果は上げられなかった。

MF
41 白崎凌兵 5.5(68分IN)
1点を追いかける展開のなかで投入されたものの、“これ”といったチャンスを作り出せず、表情も硬かった。

MF
6 永木亮太 6(68分IN)
後方からボールを供給し、逆襲対策にも目を光らせた。CB犬飼の退場後はディフェンスラインに入って急場をしのいだ。

FW
18 上田綺世 6(68分IN)
怪我からの復帰戦だったが、ピッチに入った直後、相手に囲まれながらも右サイドをドリブルでグイグイと持ち込み、右CKを得た。

DF
14 永戸勝也 ―(81分IN)
杉岡に代わって、そのまま左SBに入った。プレー時間が短く、劇的な変化をもたらすまでには至らなかった。

監督
ザーゴ 5
試合前に「我慢比べ」と語っていたが、最も我慢がきかなかったのは監督かもしれない。一気の4枚替えもその意図が不明瞭だったのではないか。
 
[J1第6節]鹿島0-1名古屋/3月21日/県立カシマサッカースタジアム

【チーム採点・寸評】
名古屋 6.5
クラブ史上初の開幕6連勝だ。「相手にボールを持たせる守備」からのカウンターが冴えわたり、59分にCKの好機を生かし、値千金の一撃を与えた。

【名古屋|採点・寸評】
GK
1 ランゲラック 6.5
判断よく飛び出して、きっちり遠くに弾き返すクロス対応や落ち着いたシュートストップなど、抜群の安定感。

DF
3 丸山祐市 6
「セーフティーファーストを心がけた」の言葉どおり、目の前にきたボールは確実にクリアし、身体を張ってシュートコースを消した。

DF
4 中谷進之介 6.5
代表初選出で気持ちものっていたか、相手が誰であろうと、堂々と渡り合った。その充実ぶりが球際に表われていた。
 
DF
6 宮原和也 6
立ち上がり早々に右サイドを深く侵入。先制後はハーフウェーラインを越える回数もめっきり減ったが、状況を踏まえながらのプレーに徹した。

DF
吉田 豊 6
対面の松村にスピード勝負で泡を食ったものの、時間の経過とともに持ち味を消しにかかった。53分、中央を割られそうなシーンも上手く身体を寄せた。

MF
2 米本拓司 6.5
まさに泥臭さの権化。たとえ自分のところでボールを奪えなくても、しつこく襲いかかり、相手の攻撃をスローダウンさせた。

MAN OF THE MATCH
MF
15 稲垣 祥 7
「大好物」と嬉々として語っていたが、CKからのこぼれ球を逃さず、右足を一振り。勝利のシナリオを完結させた、この日の殊勲者だ。
 
FW
8 柿谷曜一朗 6.5
“何もしないふり”から一瞬にしてプレースピードを変えるので、対峙する相手はてんやわんや。ファウルを誘い、ひとりを退場に追いやった。

FW
11 相馬勇紀 6(57分OUT)
前半の連続攻撃のきっかけを作り、相手守備陣を混乱させた。前節フル出場していることもあってか交代の一番手となった。

FW
16 マテウス 6.5
23分にカウンターの起点となってドリブルを開始。寄せてくる相手を次々にかわし、最後はCKをゲットする。持ち前のキープ力で勝利に貢献した。

FW
9 山﨑凌吾 6(68分OUT)
30分、目の前にこぼれてきた相手のクリアミスをペナルティエリアの外から狙った。GKにセーブされたものの、思いきりの良さは好印象。
 
途中出場
FW
19 齋藤 学 6(57分IN)
試合終盤は右サイドに位置し、追加点のチャンスを探った。ファウルで止められてしまったものの、“抜け出していたら”というシーンを作った。

DF
14 木本恭生 6(68分IN)
わずか1点とはいえ、揺るぎないリードにすべく、アンカーの位置で与えられたタスクを粛々とこなした。

監督
マッシモ・フィッカデンティ 6.5
隙を与えず、隙を突く。90分を通して理想とも言える試合展開に「慎重かつ冷静だった」と勝因を分析した。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

構成●サッカーダイジェストweb編集部

SOCCER DIGEST WEB

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