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J1 第7節

4月3日(土) 14:03 Kick off

ユアスタ

0 - 2

仙台

  • 0-2
  • 0-0
試合終了

神戸

見どころ・戦評

記事提供:SOCCER DIGEST WEB

【警告】仙台=アピアタウィア(82分) 神戸=なし<br />
【退場】仙台=なし 神戸=なし<br />
【MAN OF THE MATCH】古橋亨梧(神戸)


[J1リーグ7節] 仙台0-2神戸/4月3日(土)/ユアテックスタジアム仙台

【チーム採点・寸評】
仙台 5
ここ数試合の公式戦では見られなかった、早い時間帯での立て続けの失点が敗因の全て。後半は決定機を作るも決め切れない展開が続き、リーグ戦5連敗を喫した。

【仙台|採点・寸評】 
GK
27 ヤクブ・スウォビィク 5
2失点は責めるのが酷な部分もあるが、1失点目は重心をかけた逆側を突かれてしまった。早い時間帯での失点を避ける意味でもシュートストップしておきたかった。

DF
25 真瀬拓海 5(62分OUT)
守備に重きを置いてプレーしていたが、左サイドで相手の突破を止め切れず。攻撃でも普段の鋭いドリブル突破が減り、持ち味を出し切れなかった。

5 アピアタウィア久 5
序盤は簡単に相手選手に背後のスペースを使われてしまった。後半は得意のドリブルからシュートを1本放ったが、もう少し周囲と連係した攻撃も見せたかった。

23 シマオ・マテ 4.5
1失点目は背後のスペースを突かれ、2失点目は菊池との駆け引きに敗れる致命的なミス。ここ数試合の公式戦全てで自身のミスが失点に繋がっており、パフォーマンスがなかなか上がってこない。

14 石原崇兆 5.5
西村のポジションをよく見てパスを出し、何度か決定機を作り出せたのは評価できるが、ゴールには繋がらず。序盤の守備では強さを見せられず、相手に背後を使われた。
 
MF
17 富田晋伍 5(78分OUT)
以前と比べると試合勘は戻ってきている。しかし、持ち味であるボール奪取の力強さをもう少し取り戻さなければならない。

8 松下佳貴 5.5
古巣相手でゴールに絡む活躍が期待され、いくつか決定機に絡むことはできた。しかし相手の厳しいマークに遭ったこともあり、ゴールを演出するまでには至らなかった。

20 マルティノス 5(62分OUT)
積極的に中へ切り込んでいったが、周囲と呼吸が合わず、ボールロストに繋がってしまう場面が散見された。守備でももう少し貢献が求められる。
 
MF
32 氣田亮真 5(86分OUT)
ドリブル突破で何度か決定機は作ったが、周りとの連係不足が目立った。無理して相手を抜こうとするシーンも多く、ゴールには結びつかなかった。

FW
15 西村拓真 5.5
コンディションは上がっており、良いポジショニングから決定機には多く絡めている。あとはシュートを決め切るだけなのだが、今日もゴールは取れなかった。

11 赤﨑秀平 5(62分OUT)
時折巧みな位置取りから決定機に絡むこともあった。ただチーム自体の低調さに引っ張られ、チャンス自体の数が少なく、攻撃で相手に脅威を与えることができなかった。
 
交代出場
MF
6 上原力也 5.5(62分IN)
トップ下やボランチで決定機を作り出そうと奮闘はしていたが、周囲との連係が上手く取れなかった。得意のプレースキックも、もう少し精度を上げたい。

DF
4 蜂須賀孝治 5.5(62分IN)
真瀬に代わって右サイドバックに入り守備は安定した。しかし攻撃での思い切ったプレーが少なく、得意のクロスも鳴りを潜めた。

MF
26 加藤千尋 6(62分IN)
西村のパスから見事なシュートを決めるも、VARによりノーゴール判定となりプロ初得点はならず。しかしルヴァン杯の清水戦同様、積極的なプレーを見せ続け、途中出場でも決定機に絡めたことは収穫だった。

FW
19 皆川佑介 ―(78分IN)
少ないプレー時間のなか、決定機を生み出そうと奮闘。結果的にはVARでゴールは認められなかったが、加藤のシュートに繋がる西村への効果的なパスなど、良いプレーはあった。ただ自身でもシュートまで持ち込みたかった。

DF
13 平岡康裕 ―(86分IN)
試合終盤、FWとしてピッチに送り出される異色の起用。いくつかハイボールは入ったが、シュートチャンスに繋げることはできなかった。

監督
手倉森誠 5
前半は簡単に背後のスペースを使われて、セットプレーでも脆さを露呈。攻撃は石原と西村のコンビネーションでチャンスこそ作れたが得点とはならず。攻守で選手間の意識共有が不十分だった。課題の修正ペースを速めなければならない。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
【チーム採点・寸評】
神戸 6.5
序盤は技術だけでなくプレー強度の面でも仙台を上回り、前半の早い時間帯に2得点。その後は余裕を持ったパス回しでゲームの主導権を握り続けた。

【神戸|採点・寸評】 
GK
1 前川黛也 6
立ち上がり、ややキック精度が不安定だったが、時間が経つにつれて徐々に修正。安定したシュートストップを見せて、クリーンシート達成に成功した。

DF
23 山川哲史 6.5
本職であるセンターバックで躍動。人への強さだけでなく、菊池と上手く連係を取り合い、ラインコントロールの面でも安定感を見せ、無失点に大きく貢献した。

17 菊池流帆 6.5
古橋のコーナーキックからS・マテのマークを振り切り今季3得点目。守備でも人への強さを存分に見せつけた。東北出身で「子どもの頃からプレーするのが夢だった」と語るユアスタで攻守に躍動した。

26 櫻内 渚 6.5(79分OUT)
相手のミスから力強くボールを奪い、S・サンペールへとすぐに捌いたプレーが1点目の起点となった。球際で強さを見せ続けたことが、守備の安定に繋がった。

24 酒井高徳 6
立ち上がりから高い位置取りで、ゴールには繋がらなかったものの、攻撃の起点となるプレーは見せることができていた。守備では対面の真瀬やマルティノスに仕事をさせなかった。
 
MF
6 セルジ・サンペール 6.5(79分OUT)
櫻内からボールを奪うと、すぐに背後へとロングパスを出し、古橋のゴールをアシスト。他にも視野の広さを生かし、鋭い縦パスを何度も入れ続け、攻撃のリズムを作った。

5 山口 蛍 6
守備では球際の強さを見せ、攻撃でも正確なパスから決定機をもたらした。ゴールに絡むことは無かったが、S・サンペールと上手くバランスを取り続けていた。

22 佐々木大樹 6(29分OUT)
立ち上がりから攻撃では積極的に仕掛け、守備でも鋭いプレスを見せていた。しかし前半の飲水タイム後に負傷によるアクシデントで途中交代となった。
 
MF
MAN OF THE MATCH
11 古橋亨梧 7
代表からの復帰初戦で1ゴール・1アシスト。1得点目は中盤でのボール奪取後、相手の隙を見逃さず、空いたスペースに走り込めた。2得点目のアシストとなったコーナーキックも、狙い通りのスペースに蹴るなど、圧倒的な存在感を見せた。

FW
7 郷家友太 6(79分OUT)
前線からのプレスは効果的でチームを助けることができており、決定機にも絡んだ。欲を言えば昨季同様に地元での凱旋ゴールを決めたかった。

31 中坂勇哉 5.5(63分OUT)
献身的に前からプレスをかけ、序盤は左サイドハーフ、佐々木の交代後は右サイドハーフとして攻守に奮闘した。だがもう少しポジション取りを工夫し、ゴールに迫る場面を作りたかった。
 
交代出場
MF
20 井上潮音 5.5(29分IN)
佐々木の負傷交代により、前半から途中出場。シュートも1本放ったが、後半はあまり決定機に絡むことができず、もう少し積極的に仕掛けたかった。

MF
37 増山朝陽 5.5(63分IN)
中坂に代わっての出場。果敢に前へ行く姿勢は見られたが、プレー精度を欠き、何度かあった決定機をゴールに繋げられなかった。

DF
19 初瀬 亮 ―(79分IN)
途中出場ながら攻守に積極的なプレーを見せ、ゴール前からの直接FKは惜しくもクロスバーを叩いた。守備でも安定したプレーでクリーンシートに貢献した。

MF
14 安井拓也 ―(79分IN)
S・サンペールに代わってボランチに入り、無失点で試合を終わらせられるよう、上手く攻守のバランスを取りながらプレーできていた。

FW
9 藤本憲明 ―(79分IN)
出場時間が短かったこともあり、決定機を演出する働きや、シュートまで持ち込むプレーは見せられなかった。

監督
三浦淳寛 6.5
「かなり時間をかけて練習した」という背後のスペースを突く攻撃とセットプレーから得点が生まれたことにご満悦の表情。山川のセンターバック起用も奏功し、無失点での勝利を掴み取ることに成功した。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

取材・文●小林健志(フリーライター)

SOCCER DIGEST WEB

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