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J1 第10節

4月17日(土) 14:03 Kick off

ニッパツ

2 - 2

横浜FC

  • 1-0
  • 1-2
試合終了

仙台

見どころ・戦評

記事提供:SOCCER DIGEST WEB

【警告】横浜FC=瀬古(64分) 仙台=赤﨑(52分)<br />
【退場】横浜FC=なし 仙台=なし<br />
【MAN OF THE MATCH】吉野恭平(仙台)


[J1リーグ10節]横浜FC2-2仙台/4月17日(土)/ニッパツ三ツ沢球技場

【チーム採点・寸評】
横浜FC 5.5
2点を先取し、相手にボールを持たれる時間が多いなかで引いてブロックを固め、粘り強く守っていた。しかし、82分の失点を機に守備が破綻し、セットプレーから2失点目。最後まで集中力を維持できなかった精神面の弱さが如実に出た。

【横浜FC|採点・寸評】
GK
18 南 雄太 6
2失点ともに反応こそ出来ていたが、あと一歩及ばず。最後尾から大きな声で全体に指示を出し続ける気迫を見せた。

DF
23 前嶋洋太 5.5
右サイドの前のスペースを見逃さずドリブルで進入。しかしなかなか好機には関われず、守備でも安定感を欠いていた。

19 伊野波雅彦 5.5
17分のCKでは、ニアサイドで潰れることで袴田の先制点を生んだ。ただ、不用意なパスを赤﨑にカットされピンチを招くなど、凡ミスも目立った。

5 田代真一 5.5
攻め込まれる展開のなか、適切なカバーリングもあり途中までは良かったが、1失点目は伊野波とのコミュニケーションが足りず、西村をフリーにした。

3 袴田裕太郎 6
序盤から積極的にゴール前に飛び込み、その姿勢が先制点に繋がる。守備でも対面の加藤にしっかりとついていった。
 
MF
13 小川慶治朗 6
試合前に前節達成したJリーグ250試合出場の表彰もあり、気持ちが入っていた。68分に好クロスで齋藤のゴールをお膳立て。守備も献身的だった。

6 瀬古 樹 5.5
ファウルなしで上手くボールを奪い、未然に攻撃の芽を摘んでいた。ただ、もっと流れのなかから得点に直結するパスが欲しい。

8 齋藤功佑 6(71分OUT)
セカンドボールの回収も素早く、身体を投げ出したシュートブロックも光った。68分には、見事な抜け出しから待望の今季初弾をゲット。
 
MF
37 松尾佑介 5.5(61分OUT)
中央でのパス回しに加わり、攻撃のリズムを作っていた。しかし、自身の大きな武器であるドリブル突破は影を潜めた。

FW
14 ジャーメイン良 5.5(61分OUT)
ポストプレーでは強さを見せていたが、球離れの悪さも露呈。ストライカーとしての仕事も果たせず61分に交代した。

39 渡邉千真 5.5(90+3分OUT)
とりわけ後半は相手に主導権を握られていたこともあり、思うように存在感を示せず。ポジショニングも良いとは言えず、得点に絡めないままピッチを退いた。
 
交代出場
MF
15 安永玲央 5.5(61分IN)
球際の強さやボール奪取といった自身の武器をあまり披露できず、相手への寄せも甘かった印象だ。

FW
9 クレーベ 6(61分IN)
体格を活かしたキープから、しっかりとボールを繋いで攻撃にリズムを生んだ。途中出場の選手の中では一番の輝きを放つ。

MF
31 杉本竜士 5.5(71分IN)
齋藤に代わって2点をリードした71分に投入。右サイドを務めたが、局面を打開することなく、目立った働きも限られていた。

FW
16 伊藤 翔 ―(90+3分IN)
前線でボールを追う姿勢は見せていた。出場時間が短く評価はなし。

監督
早川知伸 5.5
ホーム初陣は苦い記憶に。2点をリードするまでは良かったが、その後の選手投入も効果はほぼなく、試合の終わらせ方に課題が残る。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。




【チーム採点・寸評】
仙台 6
前半は相手に押し込まれ、17分と68分に失点。それでも後半は主導権を握り、終了間際に劇的な同点弾を奪う。敗戦もちらつくなか、最後まで諦めずに敵地で勝点1をもぎ取った結果は、次節以降に繋がるはずだ。

【仙台|採点・寸評】
GK
27 ヤクブ・スウォビィク 6
2失点ともに致し方ない。思い切りの良い飛び出しが光り、ビルドアップにも積極的に参加した。

DF
25 真瀬拓海 5.5
相手DFの背後を狙うボールやクロスを何度も配給したが、得点には繋がらず。寄せの甘かった2失点目のシーンはいただけない。

MAN OF THE MATCH
16 吉野恭平 6.5
攻守の切り替えが素早く、最後までハードワーク。土壇場で値千金の同点ゴールを決め、チームに勝点1をもたらした功績は大きい。

13 平岡康裕 6
2失点こそ喫したものの、いずれも直接関与したわけではない。CBでコンビを組んだ吉野との連係は良く、全体的に見れば安定したプレーだった。

14 石原崇兆 5.5(57分OUT)
自陣であっさりとボールを奪われ、肝を冷やす場面が散見。簡単なトラップをミスし、攻撃の流れを止めることも。
 
MF
6 上原力也 6(90+1分OUT)
序盤から果敢にシュートを狙うも、相手のブロックに苦しんだ。ただ左CKのキッカーとして、正確なボールで西村の得点をアシスト。

8 松下佳貴 6
精度の高いサイドチェンジや鋭い縦パスなど、効果的な配給でゲームメイク。21分には相手の意表を突くシュートを放った。

26 加藤千尋 5.5(57分OUT)
ショートカウンターから前線の西村を追い抜いて、前でボールを呼び込んだ。しかし、袴田のマークを外してしまった最初の失点は痛恨だ。
 
MF
32 氣田亮真 5(HT OUT)
石原からの簡単なパスをトラップミス。ボールを持っても判断が遅く、守備も頼りない。攻守に渡ってなんとも中途半端な出来だった。

FW
15 西村拓真 6
持ち味のポジショニングの良さと、ゴールへの嗅覚が光る。チームを勢いに乗せたドンピシャヘッドは見事だった。

11 赤﨑秀平 5.5(79分OUT)
高い位置でボールを奪い、シュートチャンスはあったものの、相手のブロックに何度も阻まれる。もう少し何か工夫が欲しかった。
 
交代出場
DF
4 蜂須賀孝治 5.5(HT IN)
ハーフタイムに投入されるもポジショニングの悪さが目立ち、68分には齋藤に付き切れず2失点目を献上した。

FW
20 マルティノス 6(57分IN)
再三、裏への抜け出しからクロスを上げようと試みるも、相手DFに捕まり決定的な仕事はできず。ただCKのキッカーとしては、得点の匂いを感じさせた。

FW
29 エマヌエル・オッティ 6(57分IN)
入国制限により合流が遅れていたガーナ人アタッカーがJ初出場。63分には力強い持ち運びを見せるなど、チームに流れを呼び込んだ。

FW
19 皆川佑介 ―(79分IN)
古巣戦に途中出場。終盤の投入だったが、ほとんど何もできず不完全燃焼。

DF
5 アピアタウィア久 ―(90+1分IN)
攻守のセットプレーで191センチの高さが活きる。しっかりとタスクをこなした。

監督
手倉森誠 6
前半に失点してしまう癖は早急に改善したい。ただ、57分にマルティノスとE・オッティを投入し、流れを呼び込んだ采配は評価したい。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)



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