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J1 第12節

5月1日(土) 14:03 Kick off

ユアスタ

1 - 0

仙台

  • 0-0
  • 1-0
試合終了

見どころ・戦評

記事提供:SOCCER DIGEST WEB

【警告】仙台=西村(45+2分)、蜂須賀(77分) 柏=椎橋(62分)、アンジェロッティ(79分)<br />
【退場】仙台=なし 柏=なし<br />
【MAN OF THE MATCH】西村拓真(仙台)


[J1リーグ12節]仙台1-0柏/5月1日(土)/ユアテックスタジアム仙台

【チーム採点・寸評】
仙台 6.5
前半は赤﨑の途中交代などアクシデントがありながらも、ディフェンスラインが踏ん張ってなんとか無失点で切り抜け、後半相手のわずかな隙を突いて先制。その後の反撃もパワープレーを耐えきり、2019年11月30日大分戦以来、518日ぶりのホーム戦勝利を飾った。

【仙台|採点・寸評】 
GK
27 ヤクブ・スウォビィク 6.5
前半ピンチの連続も、持ち味の安定したシュートストップで凌ぎ切り、終盤の柏の反撃も落ち着いた判断を見せてクリーンシート達成に成功した。

DF
25 真瀬拓海 6.5
対峙する高橋の技術に苦しめられながらも、対人守備で奮闘。後半途中サイドハーフに入ると、ゴール前で潰れ役となって西村の得点をお膳立て。前からのプレスだけでなく、カウンター攻撃でも相手を苦しめた。

16 吉野恭平 7
前半はピンチの連続だったが、身体を張って凌ぎ、特に後半は呉屋に対してタイトなマークに付いて仕事をさせなかった。ボールを奪った後のパスやクリアの判断も良かった。
 
13 平岡康裕 7
相手の猛攻に対し、高さ勝負、フィジカル勝負の強さを見せただけでなく、奪ったボールをできる限り良い状態の味方に渡そうと、精度の高いパスを出せていた。

14 石原崇兆 6.5
北爪や川口の攻撃参加に前半苦しんだが、必死に食らいつき、後半はゴール前で身体を投げ出してクリアするなど、守備面での貢献は大きかった。

MF
6 上原力也 6.5(88分OUT)
ピッチ上をよく走って、セカンドボールを拾おうと奮闘。得点の場面では左サイドから入れたクロスが蜂須賀に渡り、ゴールの起点となった。

8 松下佳貴 6
決定機はあまりつくり出せなかったが、チームのために守備で踏ん張りを見せ、球際の勝負の部分で激しさを見せ、ボールキープもしっかりできていた。
 
MF
26 加藤千尋 5.5(66分OUT)
攻守に奮闘は見せていたが、連戦で試合に出続けていることもあってか、プレー精度を欠き、ボールロストも目立ち、決定機もあまり多くは絡めなかった。

7 関口訓充 6(66分OUT)
負傷からの復帰戦。攻撃ではなかなか見せ場をつくれなかったが、献身的な守備と声出しでチームを引き締めた。後半はセカンドボールを拾う意識を高め、良い形で速攻につなげた。

FW
MAN OF THE MATCH
15 西村拓真 7
前半からチームのためにプレスバックもいとわなかった。後半は相手の背後を取って決定機に絡み、68分蜂須賀のクロスに最高のタイミングで入り込み、ヘディングシュートを決め、リーグ戦今季初勝利に大きく貢献した。

11 赤﨑秀平 6(20分OUT)
立ち上がりから攻守に奮闘していたが、前半17分頃ピッチに倒れ込み、起き上がることができず、脳しんとうの疑いもあり交代を余儀なくされた。
 
交代出場
MF
32 氣田亮真 6(20分IN)
赤﨑のアクシデントにより、前半から急遽出場となったが、持ち味のドリブルをタイミング良く繰り出し、守備でも球際で戦えていた。

DF
4 蜂須賀孝治 6.5(66分IN)
加藤千に代わって投入された直後に、右サイドでフリーになって精度の高いクロスを上げ、西村のゴールをアシスト。今季は左SBでの出場が多かったが、本職の右SBの方が攻守で安定したパフォーマンスを出せる。

MF
35 フォギーニョ 6.5(66分IN)
4月25日にチームに合流し、これが公式戦初出場。持ち味のフィジカルの強さを存分に発揮し、守備を安定させた。攻撃でも決定機にはつながらなかったが、スルーパスを出すなど奮闘。上々のデビュー戦となった。

DF
31 照山颯人 ―(88分IN)
守備固めで3バックへ布陣変更するため投入された。相手の猛攻にも怯まず、攻撃をはね返し、無失点で試合を終わらせることに貢献した。

監督
手倉森誠 6.5
前半は相手に攻め込まれる時間も長かったが、守備組織を整え無失点で終えることに成功。後半は相手最終ラインの背後を狙い、先制に成功。交代選手も機能し、ついにリーグ戦初勝利を手繰り寄せた。



※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。 
 
【チーム採点・寸評】
柏 5.5
前半から圧倒的にボールを支配し、決定機を量産しながらもあと一歩、崩しの工夫が足りなかった。後半、選手交代でバランスを崩した時間帯に失点。途中出場の外国籍選手が連係面で機能せず、連勝は3でストップ。

【柏|採点・寸評】 
GK
17 キム・スンギュ 5.5
守備範囲の広さを生かし、ペナルティエリアを出て攻撃につなげるキックを見せるなど、持ち味は出せていたが、失点シーンでDF陣の集中を促せず、シュートストップし切れなかった。

DF
24 川口尚紀 5.5
北爪や江坂との連係は素晴らしく、再三ゴール前に顔を出して多くの決定機をつくり出したが得点にはつながらず。守備でも強さを発揮したが、失点の時は大南との間のスペースへ西村に入り込まれた。

25 大南拓磨 5
リーグ戦2試合欠場し、3バックの中央で先発復帰。「つぶすところはできたが、縦パスでもう少しチャレンジすれば良かった」と悔いた通り、攻撃につながるパスが少なく、失点の場面は西村を止められなかった。

4 古賀太陽 5.5
ポジショニングが良く、的確なボール奪取から精度の高い縦パスで攻撃の起点としても活躍したが、ゴールにつなげられず。失点時は高橋が倒れていた不運もあったが、蜂須賀にフリーでクロスを上げさせてしまった。
 
MF
13 北爪健吾 6
右サイドから鋭い突破を何度も見せ、特に前半は相手の脅威となっていた。試合途中でボランチに入ってもゴール前に顔を出しシュートも放ったが、惜しくも得点にはつながらず。

26 椎橋慧也 5.5(66分OUT)
初の古巣対戦で気持ちの入ったプレーを見せたが、決定機につながるパス出しをもう少し見せたかった。後半警告をもらったこともあり、途中交代。

33 仲間隼斗 5.5(75分OUT)
精度の高い長短のパスやドリブル突破で、決定機にも絡んだが、攻撃のリズムを変えるプレーを出せなかった。

6 高橋竣希 5.5
左サイドでうまくボールをキープし、多くの決定機を演出したが、惜しくも得点につなげられなかった。失点の場面で真瀬との競り合いで倒れ、守備陣の集中欠如につながったのはアンラッキーだった。
 
FW
10 江坂 任 5.5
ブロックを作った相手の間のスペースにうまく入り込み、決定機を量産していたが、外国籍選手が入ってからは連係がうまく取れなくなり、存在感が急速に薄れていった。

19 呉屋大翔 5.5(66分OUT)
前半多くのゴールチャンスに絡んだが、決めきれず。後半は仙台DF陣の粘り強いマークをはがしきれず、ゴールを挙げられなかった。

39 神谷優太 5.5(70分OUT)
流れの中からもプレースキックからも決定機を演出したが、あと一歩相手を崩しきる工夫やゴールに迫るプレーが欲しかった。
 
交代出場
MF
22 ドッジ 5(66分IN)
椎橋の代わりに投入されたが、前がかりになった背後を取られる場面も多く、攻撃でも決定機につながるプレーは少なかった。

FW
23 ペドロ・ハウル 5.5(66分IN)
体格を生かした競り合いには迫力があったが、仙台DF陣の激しい守備にも苦しめられて、ゴールにつなげられなかった。

FW
29 アンジェロッティ 5(70分IN)
ポテンシャルの高さは感じさせたが、思うように決定機に絡めず、いらだちからか警告を受ける場面もあり、ゴールチャンスは生み出せなかった。

MF
31 イッペイ・シノヅカ 5(75分IN)
右のウイングバックに入ったが、思うように攻撃に絡むことができず、同点に追いつくチャンスをつくり出せなかった。

監督
ネルシーニョ 5
前半からボールの支配率は高かったが、ゴールが決められない展開。これを外国籍選手の投入で解決しようとしたが、チームバランスを崩して失点。パワープレーを機能させられなかった。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。 

取材・文●小林健志(フリーライター)
 

SOCCER DIGEST WEB

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