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J1 第12節

5月1日(土) 14:03 Kick off

味スタ

0 - 3

FC東京

  • 0-1
  • 0-2
試合終了

横浜FM

見どころ・戦評

記事提供:SOCCER DIGEST WEB

【警告】FC東京=森重(43分)、安部(68分) 横浜=なし<br />
【退場】FC東京=なし 横浜=なし<br />
【MAN OF THE MATCH】エウベル(横浜)


[J1リーグ12節]FC東京0-3横浜/5月1日/味の素スタジアム

【チーム採点・寸評】
FC東京 4.5
0-3のスコアが示す通り、前後半を通してチームとしてほぼ機能せず。これでリーグ4連敗と泥沼にはまりつつある。

【FC東京|採点・寸評】
GK
13 波多野豪 5.5
48分にエウベルの至近距離からのシュートを素晴らしい反応でストップ。ただ、3失点を踏まえると及第点には届かない。

DF
14 内田宅哉 -(3分OUT)
開始1分半、横浜がエリア内まで攻め込んだ局面で前田と競り合うと、肩を負傷。そのまま交代を余儀なくされた。

4 渡辺 剛 5
J・オマリとの連係が良くなく、ボランチとの距離感も悪かった。前半から最終ラインを統率できなかった点で大きな不満を残す。

32 ジョアン・オマリ 3.5(55分OUT)
8分にあっさりとエウベルに抜かれたプレーは極めて大きな減点対象。この曖昧な守備が失点につながっており、その失点が試合展開に大きく影響したと考えれば、「3.5」でも甘いか。

6 小川諒也 4.5
セットプレーのキックは冴えていた。しかし、52分にエウベルに競り負けたのは痛恨の極み。代表戦士ならあそこは止めたい。
 
MF
3 森重真人 5.5
ボランチでスタートも、後半途中からCBに移行。確かな足技で落ち着きをもたらすものの、大きな違いを作るまでの仕事はできなかった。

10 東 慶悟 5(55分OUT)
18分のボレーシュートは惜しくも正面。32分にクロスからD・オリヴェイラのシュートを演出と、それなりにチャンスに絡んだが、ゴールもアシストもなかった。

27 田川亨介 5(55分OUT)
ゴールを連発していたシーズン序盤に比べると“得点の予感”がいまひとつしない。プレスバックも遅く、不完全燃焼に終わった。

31  安部柊斗 5
中盤でなかなかゲームをコントロールできず、前線への縦パスも精度に欠けた。昨季の躍動感と安定感を取り戻してほしい。
 
FW
9 ディエゴ・オリヴェイラ 5(75分OUT)
32分のヘディングシュートがGKに防がれたあとはなかなかチャンスに恵まれず。パスも少し雑で、後半に入っても横浜の守備を崩せなかった。

11 永井謙佑 5
躍動感は戻りつつあるものの、この日はD・オリヴェイラとのコンビネーションが不発。決定的な仕事はできなかった。
 
交代出場
DF
25 蓮川壮大 5.5(3分IN)
負傷交代の内田に代わり右サイドバックを担当。大きなミスは見当たらなかったものの、目立った働きをしたかと言えば疑問符が。

FW
15 アダイウトン 5(55分IN)
持ち前のドリブル突破も横浜の守備網に引っ掛かり、敵陣深くまで攻め込むシーンは限られた。開幕当初よりもやや元気がない印象。

MF
7 三田啓貴 5(55分IN)
安易にボールを奪われたり、らしくないミスも。試合の流れを変えられなかった点で、厳しい評価に。

MF
21 青木拓矢 5(55分IN)
攻守の両局面でプレーの質が高くなく、横浜の波をもろに受けるシーンも。実力はあるのだから次節以降の奮起に期待したい。

FW
20 レアンドロ 5(75分IN)
89分にボールをこねた挙句、ミスをして相手に奪われる凡ミス。スタメン返り咲きへのアピールが感じられないように映る。

監督
長谷川健太 4.5
「ホームで0-3という結果は監督の責任」とコメント。この日も先制されるなど、守備面での改善点が見られないのは残念だ。

取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
【チーム採点・寸評】
横浜 7
左サイドを起点に強襲し、まんまと先制点を奪う。その後2点を追加して突き放す試合運びは素晴らしく、完封した守備陣の出来も秀逸だった。

【横浜|採点・寸評】
GK
1 高丘陽平 6.5
32分にD・オリヴェイラのシュートをパンチングで防ぐなど最後の砦として存在感を示す。声で味方を鼓舞した点もポジティブに映った。

DF
4 畠中槙之輔 6.5
T・マルチンスとともにD・オリヴェイラを上手く封じていた印象。シュートコースを切る守備も巧みで、この日の堅守を支えた。

5 ティーラトン 6.5
守備の局面で判断が遅い場面もあった。とはいえ、持ち前の足技を生かして組み立てや崩しに貢献。健闘したと言えるだろう。

13 チアゴ・マルチンス 6.5
割り切ったロングボールでリスクを回避し、力強いディフェンスでゴール前に強固な壁を築く。地味ながらも良い仕事をしていた。

27 松原 健 6.5
軽率なミスもあったが、それでも組み立ての局面での動き出しやパスの受け方は悪くなかった。運動量はピカイチ。
 
MF
6 扇原 貴宏 6.5(81分OUT)
攻守のつなぎ役としていぶし銀の働き。チームの潤滑油として効いており、喜田やM・ジュニオールらとのコンビネーションも光った。

8 喜田拓也 7
12分のインターセプトは職人の業。攻撃面では中盤でボールを引き出しつつ、安定したパスワークでチームを落ち着かせる。最後まで汚れ役もこなす献身さには大きな拍手をおくりたい。

10 マルコス・ジュニオール 6(73分OUT)
中盤でパスを散らす一方で、前からのチェイシングでFC東京にプレッシャーをかけた。交代するまでの貢献度はそれなりに高かった。
 
FW MAN OF THE MATCH
7 エウベル 7.5(90+1分OUT)
鋭いドリブル突破、パスからオナイウの先制点をアシスト。52分にも右サイドを切り裂き、オナイウの2点目もお膳立てと勝利の立役者に。試合の流れを引き寄せたのは、間違いなくこのFWだった。

38 前田大然 6(81分OUT)
個で見ればそこまで活躍したとは言えない。それでも献身的にチームの歯車として機能した点で及第点「6」の評価を与えたい。

45 オナイウ阿道 7.5(81分OUT)
エウベルのお膳立てから先制点を奪い、後半には2点を加点してハットトリック。ポジショニングの良さと決定力の高さを見せつけた。
 
交代出場
MF
14 天野 純 6(73分IN)
投入直後の74分に早速、自陣エリア内で相手の攻撃を阻止。インテンシティの高いプレーでチームを引き締めた。

FW
18 水沼宏太 -(81分IN)
後半のアディショナルタイムにゴール前に蹴り込んだクロスの質はハイレベル。限られた出場時間でもキラリと光るプレーを見せるのはさすがだ。

FW
9 レオ・セアラ -(81分IN)
シュートに持ち込む場面もあったが、残念ながら目に見える結果は残せなかった。もう少し見たい選手だった。

MF
26 渡辺皓太 -(81分IN)
ピンチの芽を摘みつつ、素早い切り替えで味方にボールを供給。悪目立ちせず、クリーンシート(完封試合)に寄与した。

DF
25 小池龍太 -(90+1分IN)
クローザーとしての役目をまっとう。攻撃に絡むプレーもあり、アピールへの意欲は伝わってきた。

監督
アンジェ・ポステコグルー 7
FC東京よりも明らかに洗練された戦い方で勝利に導いた手腕は称賛できる。交代選手のタイミングも悪くなかった。

取材・文:白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 

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