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J1 第13節

5月9日(日) 17:01 Kick off

カシマ

3 - 0

鹿島

  • 2-0
  • 1-0
試合終了

FC東京

見どころ・戦評

記事提供:SOCCER DIGEST WEB

【警告】なし<br />
【退場】なし<br />
【MAN OF THE MATCH】町田浩樹(鹿島)


[J1第13節]鹿島3-0FC東京/5月9日/県立カシマサッカースタジアム

【チーム採点・寸評】
鹿島 6.5
混迷を深める一方のFC東京が相手だったとはいえ、まったく危なげなかった。今季初のリーグ2連勝。遅ればせながら、ジワリジワリと順位を上げてきた。

【鹿島|採点・寸評】
GK
31 沖 悠哉 6
被シュートは2本と、ほぼピンチらしいピンチはなかった。一番の見せ場は62分、相手FKを直接キャッチするやいなや、前線のスペースに走り込む松村に素早く合わせた超ロングフィードか。

DF
32 常本佳吾 6.5
ワンフェイクからのカットインシュートあり、相手を慌てさせる高速クロスあり。守っても対面の相手に決定的な仕事をさせず、自身のサイドで主導権を握った。

DF
39 犬飼智也 6
バックヘッドで得点の香りを漂わせたり、近距離シュートを放ったり、この日は本職の守備より攻撃で沸かせた。
 
MAN OF THE MATCH
DF
28 町田浩樹 6.5
左CKのキッカーが同じく荒木ならば、相手GKの手前で先にボールを捉えたヘディングも同じ。前節でのゴールを彷彿させるホットラインがさく裂し、貴重な先制点を奪った。チーム最多の上田や荒木と並ぶリーグ4点目だ。

DF
14 永戸勝也 6
54分、最前線でフリーだった土居を目がけてピンポイントパス。得点に至らなかったものの、自陣からの一発のパスで決定機を演出した。自慢の左足が一瞬にしてボールに命を吹き込んだ。

MF
20 三竿健斗 6.5
果たすべき役割を高いレベルで実践。90分間を通じて、もうひとりのMOMと言っても過言ではない働きぶりだった。

MF
4 レオ・シルバ 6.5(86分OUT)
先制点の呼び水となる強烈ミドルを打ち込んだ。GKにセーブされたものの、それが左CKに、そして得点につながった。


MF
27 松村優太 6.5(66分OUT)
思い出に残るJ初ゴールを記録。ペナルティエリアの外から思い切りよく右足を振り抜くと、相手の股下を通過し、左ポストの内側に当たって、ゴールネットを揺らした。

MF
41 白崎凌兵 6(78分OUT)
左タッチライン際にポジションを取り、前向きでパスを受けると、右足でボールを扱いながら、中へ進入。「さて、何をしようか」と、プレーイメージを膨らませる様子が実に楽しそうだった。

MF
13 荒木遼太郎 6.5(78分OUT)
左CKから先制点をアシストしただけでなく、ライン間でボールによく絡み、攻撃の流動性を高めた。相手にプレッシングの的を絞らせなかった。

FW
8 土居聖真 6(86分OUT)
FW陣に怪我人が相次いだため、不慣れな1トップを任される。相手を背負う状況が少なくなかったが、前線で幅広く動き回り、ボールを引き出した。
 
途中出場
MF
7 ファン・アラーノ 6(66分IN)
2点のリードという優位性を盤石にすべく、疲れの見え始めた松村に代わってピッチに登場。ラインぎりぎりに飛び出して、スルーパスを受けると、ゴール前で待ち構える上田に完璧なるラストパスを送った。

MF
25 遠藤 康 6.5(78分IN)
試合終了間際、上田のダメ押し弾をアシスト。右サイドで味方とパス交換しながら、時間を浪費するふりをしつつ、“ここぞ”というチャンスを逃さなかった。心憎いまでの老獪さが光った。

MF
21 ディエゴ・ピトゥカ ―(78分IN)
何気なくやっているが、利き足の左足から繰り出されるスピンパスが何ともおしゃれ。チーム合流後、徐々にプレー時間を増やしている。本領発揮はまさにこれからだろう。

MF
37 小泉 慶 ―(86分IN)
お役御免のL・シルバに代わってピッチに送り出され、本来のボランチではなく、トップ下を務める。限られた時間の中で、いつもどおり力を尽くした。

FW
18 上田綺世 6.5(86分IN)
ピッチに足を踏み入れてから、およそ1分後にファーストタッチゴール。終了間際にもボールを呼び込み、強烈なシュートを放つなど、点取り屋としての存在感を発揮した。

監督
相馬直樹 6.5
「ここで勝ち切って、勝利のサイクルを作っていこう。エネルギーをもってチャレンジしよう」と、選手たちを奮い立たせた。それが見事に結実し、破顔一笑だ。


[J1第13節]鹿島3-0FC東京/5月9日/県立カシマサッカースタジアム

【チーム採点・寸評】
FC東京 5
後半はやや持ち直したものの、攻守ともに一体感に欠けていた。不振脱出の手がかりも見えないまま、5連敗にあえぐ。

【FC東京|採点・寸評】
GK
13 波多野豪 5
警戒していたはずのセットプレーから先制点を奪われる。勇気をもって飛び出しながら、鼻先でボールに触られた事実は悔やんでも悔やみきれないだろう。

DF
25 蓮川壮大 6
前半は右SB、後半は3バックの左でプレーした。54分、一瞬にして生まれたピンチに対応した必死のカバーリングなど、あきらめない姿勢が伝わってきた。

DF
3 森重真人 6
試合終了間際、相手FW上田のシュートに対して身を挺してブロック。最後まで戦う姿勢を崩さなかったが、よもやの5連敗に表情もさえない。
 
DF
32 ジョアン・オマリ 5(HT OUT)
「チームの中で、一番空中戦に強い選手をつけていた」と長谷川監督からの信頼は厚かった。だが、マークしていたはずの相手に先制ヘッドを許してしまい、天を仰いだ。

DF
6 小川諒也 6
システム変更に伴い、後半から左アウトサイドにポジションを変えた。その狙いが最も良い形で表われたのが71分。カウンター攻撃の流れから左サイドで起点となり、ゴール前に際どいクロスを送った。

MF
2 アルトゥール・シルバ 5.5(75分OUT)
チームのために足を止めずによく動いた。だが、成果として表われず、労多く、やるせない思いを募らせていたように映る。

MF
21 青木拓矢 5.5
ボールを動かす力は安定していたが、守備に回った時の強度が今ひとつ足りず、相手の勢いを食い止めきれなかった。
 
MF
7 三田啓貴 5(HT OUT)
前半は相手に完全にペースを握られてしまい、なかなか思うような攻撃を仕掛けられなかった。ボールを持っても味方との距離が遠く、出しどころに苦しんだ。

MF
10 東 慶悟 5(HT OUT)
2失点目のシーンでは、間合いを詰めたにもかかわらず、股下をボールが通過していった。もっと寄せるべきだったのか、足の運びを工夫すべきだったのか、不運だったのか……。

FW
11 永井謙佑 5.5(68分OUT)
前線で精力的に走り回るも良い状態でボールが入らず、四苦八苦。1本もシュートを打てずに不完全燃焼のまま交代した。

FW
9 ディエゴ・オリヴェイラ 5.5
機能的で、厚みのある攻撃がほとんど見せられず、ボールを受けても孤軍奮闘の連続にさいなまれた。
 
途中出場
DF
22 中村拓海 5.5(HT IN)
サイド攻撃を活性化するために投入され、その任を果たすべく、アップダウンを繰り返したが、好機創出とはいかず。唯一、71分のチャンスでは速攻のきっかけを作った。

DF
5 ブルーノ・ウヴィニ 6(HT IN)
ブラジル代表歴を持つ注目の大型CBがついにJリーグデビュー。3バックの中央に入り、守備能力の高さを随所に披露した。

MF
31 安部柊斗 6(HT IN)
相手陣内にドリブルで持ち込み、左スペースに流れたD・オリヴェイラに絶妙スルーパス。ゴールを目指して奮闘するひたむきさが伝わってきた。

FW
27 田川亨介 6(68分IN)
最も得点の可能性を感じさせた71分。左クロスに頭から突っ込んでいったが、惜しくもボールを捉えられなかった。

FW
15 アダイウトン 5.5(75分IN)
“一発”があるFWだが、守備に追われる時間が長く、持ち前の爆発力と推進力を発揮できなかった。

監督
長谷川健太 5.5
後半は3バックにし、両サイドを高く設定するなど、自分たちから先に動いたものの、目に見える結果は得られず。「5連敗の責任は監督の私にある」と、すべてを背負い込んだ。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

構成●サッカーダイジェストweb編集部
 

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