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J1 第16節

5月26日(水) 19:03 Kick off

アイスタ

3 - 0

清水

  • 2-0
  • 1-0
試合終了

FC東京

見どころ・戦評

記事提供:SOCCER DIGEST WEB

【警告】清水=なし FC東京=渡辺(55分)<br />
【退場】清水=なし FC東京=なし<br />
【MAN OF THE MATCH】中村慶太(清水)


[J1リーグ16節]清水3-0FC東京/5月26日(水)/アイスタ

【チーム採点・寸評】
清水 7
FC東京にボールを持たせながらゴール前は堅く守り、シュートで終わる形を増やして開幕戦以来の3得点。CKで準備していた形から2得点したのも大きく、完封勝利もホームでの勝利も今季初。淀んでいた空気を一掃する10試合ぶりの勝利となった。



【清水|採点・寸評】
GK
37 権田修一 6.5
絶え間ないコーチングで守備の隙を作らせず、課題のセットプレーでも積極的に飛び出して味方を助け、古巣相手6試合ぶりの完封に導いた。

DF
18 エウシーニョ 6.5
片山と宮本のバックアップを受けて中央に上がる回数を増やし、先制点をお膳立て。守備でもアダイウトンに大きな仕事をさせなかった。

5 ヴァウド 6.5
空中戦で攻守ともに抜群の強さを発揮してCKから今季初ゴール。ゴール前でオリヴェイラに仕事をさせず、勝利に大きく貢献した。

50 鈴木義宜 6
ポジションやラインを細かく修正しながら守備の穴を作らない働きを90分間継続。隙を与えないという面できっちりと役割を果たした。

21 奥井 諒 6.5(88分OUT)
ボールへの寄せが早く、シュートやクロスのブロックを連発。気迫を前面に押し出し、闘争心や集中力の面でもチームを引っぱった。
 
MF
13 宮本航汰 6.5
的確なカバーリングでFC東京の武器である左からの攻撃を封じ、攻撃でも素早い判断でスペースにボールを供給。今季のベストパフォーマンスだった。

MAN OF THE MATCH
20 中村慶太 6.5(77分OUT)
ボランチとしてキープ力や縦方向へのパスが冴えわたり、CKのキックで2アシスト。宮本との関係性も良好で、ボールを奪うシーンが増えた。

7 片山瑛一 6.5
初めて右MFで先発したが、攻守にツボを得たミスの少ないプレーでチームを安定させ、エウシーニョも生かした。さらに自身でも今季初得点を決め、MOM級の働き。

10 カルリーニョス・ジュニオ 6(81分OUT)
守備での献身的な働きと間でボールを受けるプレーが光り、得点には絡めなかったが自分の仕事は全うした。
 
FW
23 鈴木唯人 6(77分OUT)
守備でも献身的にハードワークし、チャンスメイクの面では良い働きを見せたが、自身の好機には恵まれなかった。

9 チアゴ・サンタナ 6.5(77分OUT)
こぼれ球に素早く反応して先制点を決め、良い流れを創出。前線でのキープや守備でも身体を張って貢献した。
 
交代出場
MF
17 河井陽介 -(77分IN)
少しミスもあったが、的確なポジショニングでFC東京にパスコースを与えず、逃げ切りに貢献した。

FW
14 後藤優介 -(77分IN)
リードしている中に入って攻撃よりも前からの守備に注力。攻撃ではカウンターの中継役として良い働きを見せた。

FW
19 ディサロ燦シルヴァーノ -(77分IN)
後藤と同様、守備に力を注ぎつつ前線で起点になろうとしたが、サポートが不足してチャンスに絡めなかった。

MF
11 中山克広 -(81分N)
スピードを生かしたカウンターの飛び出しで相手の脅威となったが、86分の決定機を決めきれなかったのは残念。

DF
29 福森直也 -(88分IN)
クローザーとして左SBに入り、短い時間だったが冷静に役割を果たした。

監督
ロティーナ 6.5
FC東京に対する戦い方をうまく整理して、守備の隙を減らすことに成功。攻守両面でセットプレーを改善したこともホーム初勝利につながった。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
【チーム採点・寸評】
FC東京 5
立ち上がりは良い形で清水ゴールに迫っていたが、先制されてボールを持つ時間は長くなった中で、清水の集中した守りを崩しきれなかった。セットプレーから2失点したことも課題に。

【FC東京|採点・寸評】
GK
13 波多野豪 5.5
1失点目はリフレクションがあって難しかったが、3失点は悔しい結果。86分には中山との1対1で好セーブを見せた。

DF
14 内田宅哉 6(29分OUT)
開始5分で惜しいシュートを放つなど、高い位置で攻撃に絡んでいたが、接触プレーで左肩を傷めて早い時間に交代。

4 渡辺 剛 5.5
空中戦では強さを発揮したが、サンタナのポストプレーを封じたとは言えない。失点には直接絡んでいないが、ピンチは多く作られた。

3 森重真人 5.5
サンタナと激しいバトルを繰り広げ、ビルドアップでも落ち着いて良い流れを作ったが、結果的に3失点。3点目は対応が後手を踏んだ。

6 小川諒也 5.5
セットプレーでは良いキックを入れていたが決定機につながらず、攻撃では片山にうまく抑えられて見せ場を作れなかった。
 
MF
21 青木拓矢 5.5
攻守に幅広く動いて走行距離は両チームで最長だったが、効果的な仕事が多かったとは言えず、1失点目ではエウシーニョへの対応を誤った。

10 東 慶悟 5.5(62分OUT)
ビルドアップの面では一定の働きを見せたが、守備ではエウシーニョが絡む攻撃を止めきれず、サイドの攻防で優位に立てず。

27 田川亨介 6
90分間で3つのポジションを務めた中、スプリント数がダントツに多く、幅広く動いてチャンスメイクに絡んだ。
 
MF
8 髙萩洋次郎 5.5(HT OUT)
序盤は相手のギャップで受けて攻撃の流れを作ったが、徐々に封じられて決定的な仕事はできないまま前半のみで交代。

15 アダイウトン 5.5(62分OUT)
下がってつなぎに絡むシーンは多かったが、縦を封じられて裏をとる場面は少なく、恐さを発揮しきれなかった。

FW
9 ディエゴ・オリヴェイラ 5.5
前にスペースがない中で下がってボールを受けて起点になるシーンはあったが、ゴール前では清水の守備陣に抑え込まれてシュート0本に終わった。
 
交代出場
DF
22 中村拓海 5.5(29分IN)
内田の負傷で急きょ前半から出場。守備で軽いプレーもあり、攻撃でも流れを変えられず、好アピールはできず。

MF
7 三田啓貴 5.5(HT IN)
後半頭から右MFに入ったが、流れの中でもセットプレーのキックでも好機を増やせず、流れを変えられなかった。

MF
31 安部柊斗 5.5(62分IN)
東に代わってボランチに入ったが、清水の引いた守りを崩すという面で大きな仕事は果たせなかった。

FW
11 永井謙佑 5.5(62分IN)
清水が引いていた中でスピードを発揮するスペースがなく、71分には決定機に近いチャンスがあったが、シュートを上にふかしてしまった。

監督
長谷川健太 5.5
良い入りに導くことはできたが、悪い時間帯の失点が続いた中で、流れを変えられなかった。セットプレーからの2失点も穴を突かれた形に。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

取材・文●前島芳雄(スポーツライター)
 

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