見どころ・戦評

[J1リーグ19節]湘南0-0G大阪/6月2日(水)/レモンガススタジアム平塚
【チーム採点・寸評】
湘南 6.5
前線からプレッシャーをかけてボールを奪い、ポゼッションを高めて幾度かチャンスも演出。相手のカウンターにも注意を払い、無失点に抑えた。内容では上回っていただけに、結果を掴みたかった。
【湘南|採点・寸評】
GK
23 富居大樹 6
守備機会は少なかったが、集中力を保って無失点に封じる。長短のキックで攻撃のリズムもつくった。
DF
4 舘 幸希 6
積極的にオーバーラップして攻撃参加。守備ではゴール前で身体を張り、空中戦の強さも見せた。
3 石原広教 6
ゴール前をカバーしてピンチを防ぐ。正確なロングフィードで攻撃のきっかけもつくった。
8 大野和成 6.5
攻守にエアバトルの強さを発揮。タイトに寄せて相手の起点を潰し、機を捉えて攻撃にも加わった。
MF
6 岡本拓也 6.5(67分OUT)
味方と連係し、鋭い動き出しでサイドを突破。クロスでチャンスを演出し、ゴール前にも進入した。
27 池田昌生 6.5(78分OUT)
強く寄せて守備のスイッチを入れる。またドリブルやクロス、スルーパスで攻撃の推進力ももたらした。
25 中村 駿 6
セカンドボールをケア。サイドチェンジやセットプレーなど、精度の高いキックでアクセントも加えた。
MF
10 山田直輝 6(78分OUT)
ゴール前に進入し、ポストを叩くシュートを放つ。ハイプレスやカウンターの阻止など守備にも献身した。
42 高橋 諒 6
サイドの激しい攻防のなかで上下動を繰り返す。終盤のシュートは相手GKの好守に阻まれた。
FW
33 町野修斗 6(89分OUT)
守備に走りつつ、前線で起点をつくる。カウンターの好機は決め切れず。終盤は足が止まったか。
9 ウェリントン 6.5
ゴールはならなかったが、前線で終始起点をつくり、味方の押し上げを促す。守備にも献身した。
交代出場
DF
26 畑 大雅 6(67分IN)
右サイドに入り、味方と連係して突破を図る。ゲーム終盤にはクロスで決定機も演出した。
DF
32 田中 聡 ―(78分IN)
セカンドボールを収めて攻撃に繋げる。味方との連係から左サイドへ抜け出しチャンスもつくった。
MF
20 名古新太郎 ―(78分IN)
相手のカウンターに素早く戻って対応。試合終了間際のヘディングシュートはGKの正面を突いた。
FW
13 石原直樹 ―(89分IN)
限られた時間のなかでチャンスの構築に係わる。コンディションも上がっている印象。
監督
浮嶋 敏 6
2連敗後3引き分け。この日は無失点に抑え、攻勢に出ていただけに、勝点3を取りたかった。
【チーム採点・寸評】
G大阪 6
相手の攻勢に対してゴール前を粘り強く封鎖。チャンスは少なかったものの、時折繰り出すカウンターには得点の匂いを感じさせた。松波監督の「初陣」は飾れなかったが、アウェーで勝点1を積み上げた。
【G大阪|採点・寸評】
GK
1 東口順昭 6
守勢の展開のなかで、枠を捉えたシュートを確実に阻止。正確なキックでカウンターも演出した。
DF
5 三浦弦太 6.5
ヘディングの強さを発揮しながらピンチを阻止。ロングフィードでチャンスもつくった。
13 菅沼駿哉 6.5
相手が攻勢に出るなか、ゴール前で身体を張り、背後もカバー。前線にパスも供給した。
16 佐藤瑶大 6
ウェリントンに対しても空中戦の強さを発揮。ビルドアップでは相手の素早いプレスに手を焼いた印象。
30 塚元 大 5.5(HT OUT)
岡本を中心とする相手の攻撃の連係に対して守勢に回る。ハーフタイムに交代。
MF
8 小野瀬康介 6
ゴール前に戻って身体を張るなど守備に献身。後半は左サイドに移り、クロスで好機もつくった。
10 倉田 秋 6(74分OUT)
プレスやカバーに走りつつ、ボールを動かし、背後を窺う。シュートは枠を捉えきれなかった。
MF
15 井手口陽介 6(90+1分OUT)
中盤のスペースをカバーし、セカンドボールをケア。攻撃では鋭い縦パスやゴール前に走り込む場面も。
21 矢島慎也 6.5
数多くボールに係わり、足元や背後へパスを供給し、周りを活かしながら攻撃のリズムをつくった。
FW
18 パトリック 5.5(60分OUT)
前線で起点となりカウンターを促す。自らシュートは打てず、本来の脅威を与えられなかった。
39 宇佐美貴史 6(74分OUT)
ワンタッチで相手のプレッシャーをかわし、押し上げを図る。カウンターに抜け出し好機もつくった。
交代出場
DF
27 高尾 瑠 6(HT IN)
ドリブルで攻め上がるなど推進力をもたらし、右サイドからの攻撃を活性化させた。
FW
9 レアンドロ・ペレイラ 5.5(60分IN)
前線に入り起点をつくる。一方で、相手DFのタイトな寄せに収めきれない場面もあった。
FW
20 一美和成 6(74分IN)
プレスの一方、前線で収めて押し上げを促す。サイドへ流れてチャンスメイクにも係わった。
MF
17 奥野耕平 6(74分IN)
中盤の底で守備をケアしつつ、サイドで起点をつくる。前線へロングフィードも供給した。
FW
28 ウェリントン・シウバ ―(90+1分IN)
味方との連係から左サイドを突破。短い時間のなか、クロスやシュートでチャンスを演出した。
監督
松波正信 6
正式に監督として指揮した一戦。ホームチームに押されながらも無失点に凌ぎ、勝点1を持ち帰った。
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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