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J1 第21節

6月2日(水) 19:03 Kick off

ニッパツ

0 - 2

横浜FC

  • 0-1
  • 0-1
試合終了

川崎F

見どころ・戦評

記事提供:SOCCER DIGEST WEB

【警告】横浜FC=なし 川崎=シミッチ(61分)<br />
【退場】なし<br />
【MAN OF THE MATCH】小林 悠(川崎)


[J1リーグ21節]横浜FC0-2川崎/6月2日(水)/ニッパツ三ツ沢球技場

【チーム採点・寸評】
横浜FC 5
前半はシュート0本で川崎に圧倒されたが、1失点で凌ぐ粘り強さも発揮。高いディフェンスラインを保ち、相手の背後を突こうとする意図は見せ、後半立ち上がりは自分たちの時間帯も作った。しかし、選手個々でもチームとしても相手が上手で結局シュート数も3本。決定機と言えるほどのチャンスも創出できず点差以上に実力差を感じる一戦となった。

【横浜FC|採点・寸評】
GK
18 南 雄太 5
脇坂のFKに逆を突かれる危うい対応もあった。コーチングで声を張り上げたが、チームを救う働きはできなかった。

DF
19 伊野波雅彦 5
1失点目はヘディングでのクリアボールを味方に当ててしまい、こぼれ球を小林に決められた。

27 中塩大貴 5
配球の良さは見せていた。しかし、相手攻撃陣からプレスをかけられ度々ピンチを招く場面も。

3 袴田裕太郎 5
家長への寄せが甘く、危険なパスを通される。終盤のセットプレーでは惜しい場面も作ったが、相手へのファウルに。
 
MF
22 岩武克弥 5
前半終了間際にはディフェンスラインのパス交換で、ミスから小林に決定機を許す。対峙していた登里の対応でも後手に回る。

32 古宿理久 5(83分OUT)
積極性は出していたが、裏目に出る場面も。伊野波のクリアボールに当たってしまい、先制点を献上。特に守備時の周囲との連係はもう少し改善が必要か。

4 高橋秀人 5.5
度々ディフェンスラインまで下りて相手の縦パスを警戒し、中央部を引き締めた。サイドへの球捌きは効果的だった。

24 高木友也 5
アーリークロスなど左サイドから打開しようと工夫は感じられた。しかしパスは味方には合わなかった。
 
FW
14 ジャーメイン良 5(72分OUT)
前半は孤軍奮闘。しかしストロングポイントのスピードを活かすような場面はなく、後半は存在感を薄めていった。

13 小川慶治朗 5(72分OUT)
59分に古宿のパスに反応しGKの上がりを見てロングシュート。その他はドリブル突破も単独になりがちで、相手守備陣に対応されてしまった。

39 渡邉千真 4.5(72分OUT)
周囲のサポートが少なく、ボールを収める場面もほとんどなく、得意のシュートも0本で72分にピッチを後にした。
 
交代出場
MF
10 中村俊輔 5(72分IN)
J1通算400試合出場を達成した。2点ビハインドの場面で投入されたが、大きな見せ場は作れなかった。

FW
16 伊藤 翔 5(72分IN)
クレーベとのツインタワーで相手ゴールに迫った。相手守備陣の背後を突く姿勢を見せ、シュート1本を放つ。

FW
9 クレーベ 5(72分IN)
空中戦で競り合うものの、起点となるような働きはできなかった。ジェジエウに抑え込まれた。

DF
23 前嶋洋太 ―(83分IN)
ボランチの位置に入り、パスワークに貢献した。終盤にペナルティエリア内まで上がるものの、決定機には絡めなかった。

監督
早川知伸 4.5
コロナ禍にも見舞われ、苦しい台所事情だったものの、チームに攻撃の糸口を提示できなかった。結果論ではあるものの、後半立ち上がりの良い時間もあっただけに、2点差にされる前に交代カードを切りたかったか。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
【チーム採点・寸評】
川崎 7
代表入りするほどの中心選手5人が不在でも、チームとしての機能性は失われなかった。メンバーを変えながらも要所に配した選手たちがゲームを上手くコントロールし、ピンチもほぼ皆無。完勝で開幕からの無敗を21に伸ばした。

【川崎|採点・寸評】
GK
1 チョン・ソンリョン 6
プレー機会自体が多くはなかったが、ペナルティエリア外まで出て広大なスペースをカバーした。安定感は抜群だった。

DF
15 イサカ・ゼイン 5.5
ポジショニングの曖昧さもあって相手に背後を狙われていた部分はあった。それでも周囲の手厚いサポートを受けてノビノビとプレーした。

4 ジェジエウ 7
守備機会ではほぼ競り勝ち、横浜FCに大きな壁として立ちはだかった。先制点の起点となるなど、時折見せる持ち上がりやロングボールも得点に繋がり、攻守で大きく貢献した。
 
7 車屋紳太郎 6
80分に伊藤翔のシュートをブロック。安定感のある守備と広いプレーエリアでチームを助けた。

2 登里享平 6.5(90+3分)
守備でも相手を封じ、度々敵陣深くまで侵入し攻撃を助けた。キャプテンマークを巻き、チーム全体のバランスを取る気の利いたプレーが光った。

MF
6 ジョアン・シミッチ 6.5
数的なギャップから両脇を狙われるが、安定した守備でピンチの芽を摘み、左足のパスでチャンスを創出した。

22 橘田健人 6(72分OUT)
12分にこぼれ球をボレーシュート。上手く試合に入ったが、時折パスがずれる場面もあった。

8 脇坂泰斗 6.5(90+3分OUT)
FKでは高いキック技術を発揮。攻撃のアクセントとして活躍するものの、この日は最後のシュート精度が足りなかった。
 
FW
41 家長昭博 7
縦横無尽にポジションを取り、ゲーム全体をコントロールした。アディショナルタイムには華麗なテクニックでペナルティエリア内を突破したが、車屋が背後を取られ、珍しく怒る場面も。

16 長谷川竜也 6.5(77分OUT)
15分にネットを揺らすが、オフサイドの判定に。小林の2点目をアシストし、昨季序盤のころのパフォーマンスに近づいてきたか。次は正真正銘の今季初ゴールを決めたい。

MAN OF THE MATCH
11 小林 悠 7.5(77分OUT)
最前線でボールを追い続け、要所でキッチリ得点を決めた。ハットトリックのチャンスも十分あったものの、攻め続けたなかでやっと奪えた先制弾、攻め込まれた時間帯に鮮やかなカウンターで奪った2点目と勝負強さが際立った。
 
交代出場
MF
3 塚川孝輝 5.5(72分IN)
83分にL・ダミアンの落としから思い切ったシュートを放つ。終盤のセットプレーからはポストを叩くシュートも。

FW
19 遠野大弥 ―(77分IN)
左のウイングに入り、ピッチを広げるポジショニングとドリブルで時計の針を進めた。シュートも1本放つ。

FW
9 レアンドロ・ダミアン ―(77分IN)
前線でのキープやプレスでさすがのクオリティを見せた。87分の独走したカウンターでは珍しくラストタッチが大きくなりシュートならず。

DF
26 神谷凱士 ―(90+3分IN)
わずか1分だったが、交代出場し、J1デビューを飾った。今後プレー機会を増やせるか。

MF
17 小塚和季 ―(90+3分IN)
投入直後に試合終了。出場時間が短いため、採点はなし。

監督
鬼木 達 6.5
中心選手5人を代表に取られてもブレることなくチームコンセプトを遂行させた。後半立ち上がりの戦い方に課題を口にするが、抜擢した選手たちを成長させながら無敗を続け、チーム力を上げている。



※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

取材・文●渡邊裕樹(サッカーダイジェストWeb編集部)
 

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