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J1 第21節

7月3日(土) 18:03 Kick off

ノエスタ

3 - 1

神戸

  • 2-1
  • 1-0
試合終了

湘南

見どころ・戦評

記事提供:SOCCER DIGEST WEB

【警告】神戸=なし 湘南=なし<br />
【退場】神戸=なし 湘南=なし<br />
【MAN OF THE MATCH】古橋亨梧(神戸)


[J1リーグ21節]神戸3-1湘南/7月3日(土)/ノエスタ

【チーム採点・寸評】
神戸 7
今季2度目の3連勝を飾り、3位に浮上した。序盤は湘南のハイプレスに手を焼きながらも、早い時間で同点に追いつき、その後は主導権を握った。試合中に続出した負傷者の状態が今後の懸念材料だ。

【神戸|採点・寸評】
GK
1 前川黛也 6(62分OUT)
良いシュートストップがあった反面、ビルドアップでのミスも散見。キックの際に腸腰筋を痛めて負傷交代。

DF
24 酒井高徳 6.5
相手のパスをカットして先制点の起点に。鋭い出足、そしてシュートへの対応など安定感が光った。

17 菊池流帆 6.5(HT OUT)
圧倒的な高さを誇るウェリントンにも制空権は譲らなかった。好パフォーマンスだっただけに、左足首を痛めての負傷交代が残念。

3 小林友希 6
相手のプレスに序盤はビルドアップで苦戦していたが、徐々に対応。ゴール前の力強さがあれば、なお良し。

19 初瀬 亮 6
36分など深い位置まで攻め込む場面もありながら、ゴールには絡めず。ただ、対面した岡本に左サイドを破られなかった。
 
MF
6 セルジ・サンペール 7
自らのパスを奪われて先制されたが、その5分後に得意のロングスルーパスで同点弾をアシスト。長短のパスを操り、現在はチームで最も代えの利かない存在かもしれない。

7 郷家友太 6(76分OUT)
激しく来る相手にも屈せず中盤で広範囲をカバーしていたが、左膝に生じた痛みを我慢できず無念の途中交代。
 
MF
5 山口 蛍 6.5
ドウグラスとの関係性から奪った決勝点は鮮やかだった。最後はサンペールとのダブルボランチで締めた。

8 アンドレス・イニエスタ 6(41分OUT)
自らがゴールに絡まなくても、トップ下の位置から巧みなパスでチャンスメーク。自らハムストリングに違和感を訴えて途中交代。今後が心配。

FW
49 ドウグラス 6.5(76分OUT)
序盤はボールロストが目立ったが、山口へのクロスで決勝点をアシスト。その後は好パフォーマンスを披露。

11 古橋亨梧 7
先制される嫌な流れの中、その5分後に最初のチャンスを仕留めて3戦連発となる今季14ゴール目。3点目のアシストを含め、ハットトリックを達成した前節に負けず劣らずの働きっぷりでMOMに選出。
 
交代出場
MF
31 中坂勇哉 6.5(41分IN)
イニエスタの負傷によりトップ下で緊急出場。うまく流れに乗り、右足ボレーで鮮やかな今季2得点目を決めた。チームメートみんながゴールを祝福。

DF
23 山川哲史 6(HT IN)
菊池の負傷交代により後半開始からCBに。バタつくことなく、小林との連係も良く後半の無失点に貢献。

GK
18 飯倉大樹 6.5(62分IN)
前川の負傷交代により5試合ぶりにピッチへ。難しい状況だったが、74分、82分と好セーブを披露するなど存在感を発揮。

MF
37 増山朝陽 6(76分IN)
積極的にプレスを掛けつつ、味方との連係を生かしながら何度かゴール前へも入り込んだ。

FW
9 藤本憲明 6(76分IN)
リーグ戦では11試合ぶりの出場。久々だったものの、流動的に動いて前線でボールを収めた。

監督
三浦淳寛 6.5
先制され、かつ負傷者が続出する不測の事態でも逆転勝利を飾った。交代選手がうまく試合に入れたことは高く評価できる。
 
【チーム採点・寸評】
湘南 5.5
序盤は高い位置からのプレスが機能。ショートカウンターで奪った先制点までは良かったが、その後に主導権を握られ3失点を喫した。悔しすぎた前節の悪夢を払拭しようとしたが、これで2連敗となった。

【湘南|採点・寸評】
GK
23 富居大樹 5.5
体調不良の谷に代わって3試合ぶりの先発出場。1失点目、3失点目は身体に当てただけに止めたかった。

DF
4 舘 幸希 5.5
序盤はドウグラスにしっかりと寄せていたが、敵陣でのボールロストが3失点目の起点となってしまった。

3 石原広教 5.5
やや攻め上がり、3バック中央のスペースを空けていた一瞬のスキを突かれて同点弾を献上。その後は耐えきれず。

3 大野和成 5.5(77分OUT)
同点弾の場面では、警戒していた古橋に振り切られた。今季2度目の途中交代を命じられた。
 
MF
6 岡本拓也 6
深い位置までは入り込めなかったが、ウェリントンを意識したクロスなどで好機を演出。積極性はあった。

32 田中 聡 5.5(70分OUT)
アンカーの位置で序盤は効果的なプレスを発揮するも、徐々に守勢に。3失点目はゴール前で対応を誤った。

42 高橋 諒 5.5(77分OUT)
得点には結びつかなかったが、前半終了間際のシュートなど攻撃時には高い位置を取ろうとした。
 
MF
11 タリク 6(HT OUT)
続けてインサイドハーフで先発し、自らのボール奪取から今季初得点をマーク。前半のみで交代。

10 山田直輝 5.5(70分OUT)
4分にいきなりオーバーヘッドでシュート。両ゴール前に顔を出すなど幅広いエリアをカバーしたが不完全燃焼。

FW
9 ウェリントン 5.5
持ち味の高さを菊池に封じ込められた印象。両チーム最多のシュート6本を放ちながら3戦連発はならず。

33 町野修斗 5.5
12分には絶妙なスルーパスで先制点をアシスト。ただ、シュート0本に終わるなど自身はゴールに迫れなかった。
 
交代出場
FW
27 池田昌生 5.5(HT IN)
前節に続いての途中出場。2列目に入り攻撃を繋げようとしたが存在感は発揮できなかった。

MF
25 中村 駿 5.5(70分IN)
3試合ぶりに出場。ボランチとして積極的にボールを引き出したが、ゴールに繋がらなかった。

FW
39 ウェリントン・ジュニオール 6(70分IN)
2シャドーの一角のような位置に入り、20分程度の出場時間でシュート2本。82分には惜しい場面も。

DF
22 大岩一貴 -(77分IN)
77分からピッチに送り込まれて右CBに。難しい流れの中でインパクトを残すことはできなかった。

DF
26 畑 大雅 -(77分IN)
2点を追う中、左ウイングバックとして攻撃力を求められたが、見せ場は訪れず。

監督
浮嶋 敏 5.5
試合の入りでは神戸を圧倒しながらも、逆転されてからは流れを引き戻せなかった。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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