dmenuスポーツ

J1 第18節

7月17日(土) 18:33 Kick off

アイスタ

0 - 2

清水

  • 0-1
  • 0-1
試合終了

川崎F

見どころ・戦評

記事提供:SOCCER DIGEST WEB

【警告】清水=河井(76分) 川崎=なし<br />
【退場】清水=なし 川崎=なし<br />
【MAN OF THE MATCH】脇坂泰斗(川崎)


[J1リーグ18節] 清水0-2川崎/7月17日(土)/IAIスタジアム日本平

【チーム採点・寸評】
清水 5.5
川崎に対して4-4-2で前からプレッシャーをかける戦い方を選択。その狙いが表現できていた時間帯もあったが、わずかな隙を突かれて2失点を喫した。自分たちはチャンスを作りながら決めきれず、勝ちきれるチームと勝ちきれないチームの差が出た印象だ。

【清水|採点・寸評】
GK
37 権田修一 5.5
ディフェンスラインを高く保たせて裏へのボールには危なげなく対応。ピンチの少ない戦い方に導いたが、結果的に2失点は悔しいところ。

DF
4 原 輝綺 5.5
序盤は好プレーを連発して最近の好調さを感じさせたが、その後はクロスの質が今ひとつ。守備でも大きなミスはなかったが、2失点目は大島への対応が一瞬遅れた。

38 井林 章 5.5
清水に加入後初出場。ラインを高く保つことやビルドアップで持ち味を発揮したが、1失点目では痛恨のミスが出てL・ダミアンの突破を許した。

2 立田悠悟 5.5
L・ダミアンに厳しく対応し、ビルドアップ時の好パスも目立ったが、結果は2失点。1失点目で脇坂の動きが見えていなかったのは残念。

21 奥井 諒 5.5(65分OUT)
闘志溢れる守りで対面の家長や山根に粘り強く対応。惜しいクロスや縦に突破を図る場面もあったが、組み立ての面での仕事は物足りなかった。
 
MF
13 宮本航汰 5.5(65分OUT)
危険なスペースを埋めるプレーはいつも通りで、良い形のインターセプトや縦パスもあったが、大島や脇坂を止めきるのは難しかった。

6 竹内 涼 5.5
攻守とも精力的に前に動いて引かない戦い方を牽引。ただ、2失点目では自身のクリアボールが大島へのラストパスになってしまった。

7 片山瑛一 6
右MFとしては登里に競り勝って起点を作り、守備でも貢献。65分からは左SBに移動し、的確なポジショニングでチャンスを演出した。
 
MF
10 カルリーニョス・ジュニオ 5.5(54分OUT)
守備で献身的なハードワークを続けつつ、カウンター等でチャンスに絡むシーンもあったが、質は今ひとつ。接触プレーで足を傷めて交代となった。

FW
23 鈴木唯人 6.5(78分OUT)
前からの守備で役割を忠実に果たしつつ、中盤で川崎のプレッシャーをはがして前を向くプレーを連発。チームとして意図した戦い方を形にする意味で大きな役割を果たした。

9 チアゴ・サンタナ 5.5
前線で身体を張ったプレーを続けたが、キープしたところからのパスは物足りず、惜しいシュートもあったが決めきれなかった。
 
交代出場
MF
26 滝 裕太 6.5(54分IN)
ドリブルでもパスでもセットプレーのキックでも好プレーが目立った。得点には結びつかなかったが、今後が楽しみになるパフォーマンスを見せた。

MF
11 中山克広 5.5(65分IN)
7月7日に入籍してからの初出場で気持ちの入った動きを見せ、71分には好機に絡んだが、持ち味を十分発揮することはできず。

MF
17 河井陽介 5.5(65分IN)
ビルドアップの中継役としていつも通りの安定したプレーを見せたが、プラスαでチームを勢いづける仕事はできなかった。

FW
27 指宿洋史 ―(78分IN)
前線のターゲットとして競り勝つ働きはあまりできず、下がって受けて起点になるプレーでもミスがやや目立った。

監督
ロティーナ 6
前節の徳島戦から引きすぎない戦い方に修正し、内容的には勝てる可能性のある展開に導くことに成功。交代策も効果を発揮したが、両ゴール前での質という面では川崎に及ばなかった。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。


【チーム採点・寸評】
川崎 6.5
ACLの過密な6連戦から帰国後も隔離生活が続き、気温の変化やチーム内で初めてコロナ感染者が出るなどストレスが多かったなか、内容的に圧倒できたわけではないが、限られたチャンスをきっちりと決め、守るべきところを守って2-0。王者らしい勝負強さを見せつけた。

【川崎|採点・寸評】
GK
1 チョン・ソンリョン 6.5
71分のピンチでは2回連続のビックセーブでチームを救い、カウンターやロングスローへの対応でも判断の良い飛び出しを見せた。

DF
13 山根視来 6
コンディション的な影響もあったのか運動量はあまり多くなく、前半は右からの攻撃が少なかったが、攻守とも安定したそつのないプレーを90分間続けた。

4 ジェジエウ 6.5
カウンターなどでピンチになりかけたところで、強さやリーチの長さなど個の力を存分に発揮し、難しい戦いのなかでのクリーンシートに貢献した。

5 谷口彰悟 6.5
T・サンタナに大きな仕事をさせず、カバーリングも隙なし。インターセプトも目立ち、冷静なビルドアップでチームに安定感をもたらした。

2 登里享平 6.5(81分OUT)
片山との空中戦での不利は否めなかったが、中と外の動きを使い分けながら攻撃に絡み、先制点につながるパスも見事だった。
 
MF
6 ジョアン・シミッチ 6
ピッチ中央で攻守両面のバランスを取り、安定したプレーを継続。目立つプレーは多くなかったが、走行距離が最長で黒子的に貢献した。

MAN OF THE MATCH
8 脇坂泰斗 6.5(87分OUT)
絶好のタイミングでスペースに走り込んで冷静に先制点を押し込み、2点目にも絡むなど多くのチャンスを演出。ACLの疲労を残すなかでも勝利の立役者となった。

10 大島僚太 6.5(66分OUT)
今季J1初出場でフル出場は避けたが、他の選手に見えていないところが見えているという彼らしさを発揮。2点目を決めた以外にも別格のプレーを見せた。
 
FW
41 家長昭博 6
彼にしてはパスが引っかかるシーンが目立ったが、終盤の試合運びで心憎いほど冷静にボールを落ち着かせ、存在感の大きさを見せつけた。

24 宮城 天 6(66分OUT)
J1初出場ながら立ち上がりから積極的な仕掛けや冷静なパスを披露。徐々に目立つシーンは少なくなったが、ポテンシャルの高さは証明した。

9 レアンドロ・ダミアン 6.5(81分OUT)
自身のチャンスは少なくシュート0本だったが、迫力あるチェイシングで守備を牽引し、冷静な判断で先制点をアシストした。
 
交代出場
MF
22 橘田健人 6(66分IN)
投入後は流れが清水に傾き、低い位置でのプレーが多くなったが、カウンターの起点となるプレーやチャンスにつながるパスも見せた。

FW
19 遠野大弥 5.5(66分IN)
橘田と同様に守備の時間が多くなったなか、74分にはカウンターから勢いよくゴール前に飛び出した。しかし、シュートは枠に飛ばせなかった。

DF
7 車屋紳太郎 ―(81分IN)
左SBに入って中山のスピードや原の攻撃参加にしっかりと対応しつつ、機を見て攻撃にも参加した。

FW
20 知念 慶 ―(81分IN)
CFに入ったが展開的に前線で孤立する状況が続き、最後に裏へ飛び出すプレーを見せたが、GK権田に阻まれた。

MF
28 山村和也 ―(87分IN)
クローザーとしてボランチを2枚に増やす形で投入。清水のパワープレーにも対応して役割を果たした。

監督
鬼木 達 6.5
今週は練習できない日もあって十分な清水対策はできず、コンディション的にも難しい試合になったが、選手たちの奮闘を引き出し、隙のない戦いに導いた。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

取材・文●前島芳雄(スポーツライター)

SOCCER DIGEST WEB

競技一覧

アプリアイコン

Jリーグ各クラブの最新情報はアプリで!

外観

競技一覧 速報中
トップへ戻る