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J1 第23節

8月9日(月) 18:03 Kick off

アイスタ

2 - 2

清水

  • 1-1
  • 1-1
試合終了

横浜FM

見どころ・戦評

記事提供:SOCCER DIGEST WEB

【警告】清水=鈴木(36分)、ヴァウド(38分) 横浜=實藤(3分)、扇原(79分)<br />
【退場】清水=なし 横浜=なし<br />
【MAN OF THE MATCH】西澤健太(清水)


[J1リーグ23節] 清水2-2横浜/8月9日(月)/IAIスタジアム日本平

【チーム採点・寸評】
清水 6
奪ったボールを大事にできず、攻め込まれる時間が長くなったが、セットプレーとカウンターから得点したことは狙い通り。終盤は竹内の負傷で反撃が難しくなったが、守備陣に新戦力が入ったなかで粘り強い守りを見せて貴重な勝点1を掴んだ。

【清水|採点・寸評】
GK
37 権田修一 6
多くのチャンスを作られたなかで2失点はしかたないが、その他では好守を連発。守備陣を鼓舞し続けてドローに繋げた。

DF
4 原 輝綺 5.5
失点に絡むシーンもあったが、後半は持ち前の鋭いクロスで決定機を作った。ただ押し込まれる時間が増えて、攻撃では仲川のプレッシャーに苦戦した。

5 ヴァウド 5.5(50分OUT)
ゴール前での1対1の強さは光ったが、攻撃のギアを上げたいなか、イエローカードを受けていたこともあって途中交代した。

38 井林 章 6
ボールを支配されたなかで最終ラインを細かくコントロール。終盤の押し込まれた時間帯ではクロス対応でも奮闘した。

21 奥井 諒 5.5(50分OUT)
1対1での良い対応もあったが、エウベルと小池の連係攻撃に対しての守備対応が難しかった。ビルドアップの面も少し安定感を欠いた。
 
MF
33 松岡大起 6
移籍早々に初先発して前半は硬さも感じられたが、徐々に慣れて後半は攻守に持ち味を発揮。最後まで落ちない寄せの速さと球際の強さを見せ、走行距離も1位だった。初戦からしっかりとアピールしてみせた。

6 竹内 涼 6
初出場の松岡をサポートしながらバランスを堅持。80分に左太ももを痛めたが、交代枠を使い切っていたため気力で最後まで動き続けた。

7 片山瑛一 6.5
前半は右MFとして守備に追われたが、セットプレーから、良い位置取りで先制点をゲット。50分に左SBに移ってからも攻守両面で機能し、2点目の起点となった。
 
MF
26 滝 裕太 6(50分OUT)
守る時間が長く、前線で持ち味を発揮する場面が少なかった。ただボールを簡単に失わないうまさを見せ、先制点も質の高いキックでお膳立てした。

FW
23 鈴木唯人 5.5(70分OUT)
先制点に繋がるFKを獲得するなど、ボールを受けて前を向く力は光ったが、試合展開の影響で攻撃に絡む場面は少なかった。

9 チアゴ・サンタナ 6.5(78分OUT)
身体を張ったキープを続けたが、そこから味方に繋ぐという面では物足りなさが残る。それでも、開始早々に気迫の折り返しで先制点をアシストした。
 
交代出場
DF
2 立田悠悟 6(50分IN)
引くだけでなく前に出る積極的な守備で投入後は無失点。気迫あふれるプレーでもチームを盛り立てた。

MAN OF THE MATCH
MF
16 西澤健太 6.5(50分IN)
入ってすぐに惜しい直接FKを放ち、また気合いのヘッドで同点ゴール(自身の今季初得点)。その後も攻守に躍動し、チームに勢いと勇気を与えた。

FW
14 後藤優介 6.5(50分IN)
7試合ぶりの出場だったが、カウンターの起点として大活躍。鋭い出足でこぼれ球を拾って同点ゴールをアシストし、西澤と同じく追い付いての勝点1に大きく貢献した。

MF
17 河井陽介 6(70分IN)
トップ下として入ったが、竹内が足を傷めてからはボランチに。ボールを受けた際の冷静なキープが光り、守備でも粘り強く対応した。

FW
27 指宿洋史 ―(78分IN)
セットプレーなどの守備では高さを生かして貢献したが、攻撃ではあまり効果的な仕事はできず。シュートも当たりが弱かった。

監督
ロティーナ 6
奪ったボールを確実に繋ぐという面では思うような形に導けなかった。しかし、松岡をいきなり先発起用したことや、後半早めの3人交代など、大胆な采配は効果を発揮した。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。






 
【チーム採点・寸評】
横浜 6
内容的には完全に優位に立ち、チャンスの数でも圧倒したが、セットプレーとカウンターからの2失点は悔やまれる形。シュート23本を放ちながら3点目を決め切れず、連勝は7でストップした。

【横浜|採点・寸評】
GK
1 高丘陽平 5.5
冷静なビルドアップやセーブを見せた。ただ、ピンチ自体が少なかったなかでの2失点なので減点せざるを得ない。

DF
25 小池龍太 6.5
序盤から高い位置を取り、エウベルと良い関係性で多くのチャンスを創出し、2点目をアシスト。守備への切り換えも早かった。

19 實藤友紀 5.5
攻撃参加した場面が多く、読みの良い守備も見せたが、1失点目に繋がる不用意なファウルがあった。2失点目の局面でもこぼれ球に出遅れた。

4 畠中槙之輔 6
2失点はしたものの、落ち着いたプレーで最終ラインを統率。ビルドアップでも冷静なキープと繋ぎが光った。

5 ティーラトン 6
質の良い左足クロスを連発し、1点目に繋がるパスも精度が高かった。冷静なポジショニングも光ったが、2失点目では西澤につききれなかった。
 
MF
6 扇原貴宏 6(81分OUT)
冷静かつ確実にボールをさばいて、支配率を高める展開に貢献。ビッグプレーはなかったが、怖さのあるパスも見せた。

8 喜田拓也 5.5
攻守に軸となる働きは続けたが、1失点目でT・サンタナにつききれず。攻撃でもシュートシーンが多かったなかで決め切ることができなかった。

10 マルコス・ジュニオール 6.5(69分OUT)
守備ブロックの間でボールを受けて巧みにチャンスに繋げ、自ら1点目を決めて、2点目に繋がるスルーパスも供給した。
 
FW
7 エウベル 6.5(58分OUT)
前半は見事なシャペウから惜しいシュートを放ち、後半は難しい角度から決めて2試合連続ゴール。小池との連係も光った。

9 レオ・セアラ 6(69分OUT)
ファーストタッチのうまさが光って、スペースが少ないなかでもチャンスを創出。左足の惜しいミドルシュートも見せた。

23 仲川輝人 6.5(58分OUT)
裏への突破は多くなかったが、鋭い出足で守備のスイッチを入れる役割を果たした。巧みなボールタッチで1点目をアシスト。
 
交代出場
FW
18 水沼宏太 5.5(58分IN)
右ウイングに入って良い形でクロスを入れる場面もあったが、精度はいまひとつ。清水の厚い守りに跳ね返された。

FW
38 前田大然 6(58分IN)
オリンピックから帰ってきたばかりだが、志願して出場。疲れを感じさせない切れの良い動きを見せ、惜しいシュートもあった。

MF
14 天野 純 5.5(69分IN)
狭いところでボールを受けて随所で見事なタッチを見せたが、決定機を作るところまでは至らなかった。

FW
41 杉本健勇 5.5(69分IN)
清水にゴール前を固められて、なかなか良いボールが入らなかった。クロスを頭で落としてチャンスを作ったが、ゴールには繋がらず。

DF
24 岩田智輝 ―(81分IN)
ボランチとの交代だが、高い位置を取って攻撃に注力。ただ時間が短く、崩し切る働きはできなかった。

監督
ケヴィン・マスカット 5.5
指揮を執って2戦目、前監督のサッカーを生かして内容では完全に上回ったが、失点の仕方は課題として継続。選手交代も当たらなかった。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

取材・文●前島芳雄(スポーツライター)





 

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