見どころ・戦評

[J1第23節]神戸1-2柏/8月9日/ノエビアスタジアム神戸
【チーム採点・寸評】
神戸 6
前半はシュート1本と苦戦。後半はリズムをつかんだが、先制点を相手に献上してしまう。小田のゴールですぐに同点に追いついたが、終了間際に勝ち越し点を許し万事休す。
【神戸|採点・寸評】
GK
1 飯倉大樹 6.5
31分と38分にハウルのシュートを、55分にはサントスの強烈ミドルを阻止。好セーブ連発も勝点3には結び付かず。
DF
2 酒井高徳 5.5
23分には椎橋の厳しいプレスを受けてパスミス。そこから相手に決定機を作られた。三丸には何度も効果的なクロスを許した。
DF
1 菊池流帆 6.5
41分には椎橋のヘディングシュート、51分には武藤のシュートをブロック。守備面でチームの窮地を救う場面が多かった。
DF
4 トーマス・フェルマーレン 6.5
ハウルにうまく対応しながら、2列目から飛び込んで来るクリスティアーノや高橋峻にも反応。安定した守備を見せた。
DF
19 初瀬 亮 6
前半は高橋峻の厳しいプレスに苦戦。だが、後半は持ち味の攻撃力を発揮。60分には正確なクロスで山口の決定機も演出。
MF
6 セルジ・サンペール 5.5
前半はペドロと武藤の厳しいマークに苦しんだ。後半はヒシャルジソンに対するファウルでイエロー。警告累積で次節は出場停止に。
MF
5 山口 蛍 6.5
前半から豊富な運動量で攻守に貢献。相手のカウンターを何度も未然に防いだ。68分には小田の同点ゴールをアシスト。
MF
7 郷家友太 6
パスの中継役として機能。36分には田中のクロスを頭で合わせてフリックシュート。惜しい場面も作った。
MF
8 アンドレス・イニエスタ 6
前半は味方とイメージが合わない場面も。後半は酒井への浮き球パスや佐々木へのスルーパスなど質の高いプレーを見せた。
FW
49 ドウグラス 5.5(87分OUT)
柏の3バックに潰され前線で起点を作らせてもらえず。小田の同点シーンでは粘りのプレーを見せたが、シュート1本は寂しい。
FW
21 田中順也 5.5(68分OUT)
なかなか前線でボールを収めきれず。36分に郷家へのピンポイントクロスで輝きを放つも、自身のシュートは0本。
途中出場
FW
41 小田裕太郎 6.5(68分IN)
田中と交代でトップへ。山口のパスを受けて冷静に同点ゴールを決めるなど活躍。限られた時間の中で結果を残した。
MF
22 佐々木大樹 ―(87分IN)
出場時間が短く評価はなしだが、エナジー溢れるプレーで流れを引き寄せた。90+6分にはイニエスタのパスで抜け出しFKも獲得。
監督
三浦淳寛 6
前半は攻めあぐねたが、後半はうまく立て直しチャンスを広げた。小田起用の采配も的中。勝点を取りこぼした印象。
[J1第23節]神戸1-2柏/8月9日/ノエビアスタジアム神戸
【チーム採点・寸評】
柏 6
堅守速攻を徹底し、カウンターでクリスティアーノが先制点を挙げるなど試合巧者ぶりを見せた。一時は同点に追いつかれたが、最後は細谷の劇的ゴールで貴重な勝点3を手にした。
【柏|採点・寸評】
GK
17 キム・スンギュ 6
60分には山口のヘディングシュートをビッグセーブ。全体的に落ち着いたプレーで勝点3に貢献した。
DF
6 高橋峻希 6.5
豊富な運動量を活かし攻守で貢献。クリスティアーノの先制点を巻き戻すと、高橋峻がイニエスタからボールを奪った場面にたどり着く。
DF
5 エメルソン・サントス 6(68分OUT)
堅い守備以上に、攻撃面での存在感が光った。28分のハウルへのラストパスや55分の強烈なミドルシュートなど攻撃にアクセントをつけた。
DF
44 上島拓巳 6
序盤に酒井からドウグラスへの縦パスに反応して潰すなど積極的な守備が光った。身体を張ったシュートブロックでも貢献。
DF
4 古賀太陽 6
酒井から斜めのパスをインターセプトするなど、鋭い読みで堅守を支えた。ビルドアップでも落ち着いたパスワークを披露した。
DF
20 三丸 拡 6.5
41分に椎橋への決定的なクロスなど1試合を通して質の高いプレーを披露。65分にはクリスティアーノの先制点につながるクロスも。
MF
8 ヒシャルジソン 6(87分OUT)
イニエスタへの縦パスに素早く反応し、厳しいチェックで彼にほとんど自由を与えなかった。その点ではチーム随一の功労者。
MF
26 椎橋慧也 6.5
豊富な運動量を生かし、前線からのプレスにも顔を出すなど勝点3に大きく貢献。酒井にほとんど仕事をさせなかった。
MAN OF THE MATCH
MF
9 クリスティアーノ 7
堅守速攻の要として君臨。65分には見事なボレーシュートで値千金の先制点をゲット。文句なしのMOM。
MF
19 武藤雄樹 6.5(87分OUT)
守備ではサンペールのパスコースを消しながら前線でプレスをかけ続けた。先制点は自身のボール奪取から始まっている。
FW
23 ペドロ・ハウル 6.5(83分OUT)
31分には中央で反転シュート、38分には武藤のクロスからヘディングシュート。ポストプレーも含め、前線で良い働きを見せた。
途中出場
DF
3 高橋祐治 6(68分IN)
サントスと交代で3バックの右へ。84分にはイニエスタへの縦パスをインターセプトなど良い守備を見せた。
FW
18 瀬川祐輔 ―(83分IN)
ハウルと交代。出場時間が短く評価はなしだが、90+5分の細谷の決勝点は自身がフェルマーレンと郷家をかわしたことで生まれた。
FW
35 細谷真大 6.5(87分IN)
アディショナルタイムの劇的な逆転ゴールでチームに勝利をもたらした。
MF
27 三原雅俊 ―(87分IN)
ヒシャルジソンと交代。出場時間が短く評価はなし。前線から連動した積極的な守備で攻撃のチャンスを広げた。
監督
ネルシーニョ 7
武藤とハウルの2枚でサンペールを封じるなど、相手の良さを消す采配は見事。堅守速攻を徹底し、見事な勝点3を手にした。
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
取材・文●白井邦彦(フリーライター)
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