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J1 第24節

8月14日(土) 19:03 Kick off

浦和駒場

2 - 1

浦和

  • 1-1
  • 1-0
試合終了

鳥栖

見どころ・戦評

記事提供:SOCCER DIGEST WEB

【警告】浦和=なし 鳥栖=中野嘉(34分)、小泉(62分)<br />
【退場】浦和=なし 鳥栖=なし<br />
【MAN OF THE MATCH】明本考浩(浦和)


[J1第24節]浦和2-1鳥栖/8月14日/浦和駒場

【チーム採点・寸評】
浦和 6
相手のプレスに苦しみ主導権を握られながらも、縦に速い攻撃とセットプレーで打開を図った。なにより勝ち切ったのは評価できる。4試合ぶりの勝利を掴み、上位に肉薄した。

【浦和|採点・寸評】
GK
1 西川周作 6
失点シーンで股を抜かれたのは悔いが残る。それでも前半4分のセービングをはじめ、要所をおさえて最少失点に抑えた。

DF
4 岩波拓也 6
失点の場面も含めてマークの受け渡しに課題は残る。ただし時折見せていた縦につけるパスは効果的だった。

5 槙野智章 5.5
お得意の対人戦で相手と張り合っていた一方で、相手に釣り出されがちだった。ビルドアップが不安定だったのも反省材料。

8 西 大伍 5.5
いつもの右SBではなく左SBで出場。高度なテクニックは垣間見せたものの、不慣れなポジションとあって、やりづらさも感じさせた。

2 酒井宏樹 6
待望の浦和デビュー。本領を発揮したとは言えないものの、豪快なアップダウンはさすが。連係が高まってくれば、パフォーマンスはより良くなりそうだ。
 
MF
11 田中達也 6(65分OUT)
江坂からのパスを受けると、果敢に仕掛けて局面を前進させた。1対1でかわしきれれば、なお良し。

17 伊藤敦樹 5.5
平野の位置を見ながらスペースを埋めた。ただしボールを持った時に横か後ろへのパスが多く、積極性に欠けたのが残念。

21 大久保智明 6(65分OUT)
後半の停滞していた時間帯に切れ味鋭いドリブルで、空気を変えた。プレー一つひとつの精度はより高めたいところだが、及第点は与えられる。

40 平野佑一 6(90分OUT)
合流間もなくスタメンに。相手のハイプレスに悩まされボールロストは少なくなかったものの、しきりに指示を出し、また何度か効果的な縦パスを供給した。
 
MF
33 江坂 任 7(90+2分OUT)
攻撃センスは抜群。PKで決勝ゴールを奪っただけでなく、絶妙なポジションでボールを受けると、巧みなテクニックを駆使してチャンスを創出した。胸でコースを変えたアシストも見事だった。

FW
MAN OF THE MATCH
15 明本考浩 7(90分OUT)
DFをかわして決めたゴールは素晴らしく、82分には相手のファウルを誘発してPKを獲得。前線からのスプリントも実に効いていて、攻守に渡って大きな貢献度だった。この日極上の輝きを放ってみせた。

交代出場
MF
41 関根貴大 5.5(72分IN)
田中に代わって右サイドハーフで投入されるも、インパクトを残せず。90分のシュートも枠を大きく外した。
 
MF
29 柴戸 海 ―(81分IN)
前線までプレスをかけにいき、背後のスペースを使われるシーンも。それでも中盤の広範囲を走り回った。

MF
24 汰木康也 ―(81分IN)
1点リードしてからは無理をせず。持ち前のテクニカルなドリブルを生かしてボールをキープして、上手く時間を進めた。

DF
28 アレクサンダー・ショルツ ―(90+3分IN)
後半アディショナルタイムから出場し、そのベールを脱ぐ。ボールを触る機会はなかったが、投入直後から味方を鼓舞し続けた。

監督
リカルド・ロドリゲス 6.5
相手に主導権を握られ理想通りのポゼッションはできなかったが、明本のFW起用が奏功。合流したばかりの平野、酒井をいきなり起用した勇気も評価。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。


 
【チーム採点・寸評】
鳥栖 5.5
中盤の主導権争いで相手を上回り、テンポ良く攻撃を仕掛ければ、守備組織も機能していた。内容的にはまったく劣っていなかったが、一瞬の隙を突かれて失点を重ねた。

【鳥栖|採点・寸評】
GK
40 朴 一圭 5
足もとの安定感はさすがだったが、駆け引きで後手に回り2失点。明本との1対1では詰めが遅れた印象だ。

DF
3 エドゥアルド 6
江坂へのマークが緩み先制点を献上。ただトータルで見れば、巧みにラインをコントロールしながら、カバーリングに奔走した。

4 島川俊郎 4.5(40分OUT)
先制点献上のシーンでは明本に揺さぶられ、スライディングをした際に負傷。無念にもわずか40分でピッチを去ることに。

31 大畑歩夢 5.5(70分OUT)
ビルドアップをそつなくこなし、守備でも大きなミスはなかった。それでも江坂と田中の対応に追われていて、負担が大きかった。
 
MF
7 中野嘉大 5
テンポの良いボールタッチで攻撃にアクセントを加えていた。しかし82分のPK献上はあまりに痛恨だった。

10 樋口雄太 6.5
この日はアンカーで先発すると、長短織り交ぜたパスで後方からゲームを的確に組み立てた。同点ゴールの起点にも。

13 白崎凌兵 5(59分OUT)
嫌らしいポジショニングで相手のマークをひきつけ、味方をフリーに。縦への仕掛けが増えれば、さらに脅威を与えられたが……。

24 飯野七聖 6
持ち前のスピードを生かすシーンは多くなかったが、そのなかでもボールを持てば仕事は果たす。45+1分のクロスは見事だった。

44 仙頭啓矢 6.5(70分OUT)
後ろまで下がってきてビルドアップをスムーズ化。ボールロストはほとんどなく、樋口とともにチームのリズムを生んでいた。
 
FW
9 山下敬大 6.5(70分OUT)
両チーム最多の5本と果敢にシュートを打つ姿勢が称賛に値する。前半アディショナルタイムに決めたシュートも、浮き球をしっかりミートした。

22 小屋松知哉 5.5
少なからず相手の脅威となっていたのは間違いない。惜しまれるのは、何度かあったチャンスをいずれも決め切れなかった点だ。

交代出場
DF
20 ファン・ソッコ 5.5(40分IN)
島川の負傷により早めの出場に。相手のプレスを剥がす縦パスは効果的も、守備では相手に釣られてスペースを空けてしまう場面も見られた。

MF
37 小泉 慶 5.5(59分IN)
投入直後から“らしさ”全開で、中盤の広範囲で潰し役として働きまわった。その分、やや荒さも目立った。
 
DF
47 中野伸哉 -(82分IN)
7月末に正式にトップチームに昇格した新鋭は終盤に投入される。目立った場面はなくも、対面した関根に上手く対応していた。

FW
15 酒井宣福 -(82分IN)
7月の月間MVPに輝いたアタッカーも、この日はプレー時間が短くなかなか見せ場を作れず。ボールを追いかける時間が多かった。

FW
29 岩崎悠人 -(82分IN)
合流間もないとあってフィット感はまだまだといった印象。一度右サイドから切り込むもゴールにはつながらなかった。

監督
金 明輝 6
配置を動かしながらのビルドアップとプレスで相手の優位に立ったのはさすがだった。ゴール前のクオリティ差に泣かされ公式戦4試合ぶりの指揮を勝利で飾れずも手腕の高さを示す。

取材・文:多田哲平(サッカーダイジェスト編集部)

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。


 

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