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J1 第26節

8月25日(水) 19:03 Kick off

アイスタ

0 - 4

清水

  • 0-2
  • 0-2
試合終了

鹿島

見どころ・戦評

記事提供:SOCCER DIGEST WEB

【警告】清水=指宿(68分)、藤本(72分) 鹿島=なし<br />
【退場】なし<br />
【MAN OF THE MATCH】上田綺世(鹿島)


[J1第26節]清水0-4鹿島/8月25日/IAIスタジアム日本平

【チーム採点・寸評】
清水 5
入りは悪くなく、サイドチェンジで揺さぶるなど攻守とも狙いはある程度表現できていたが、前線になかなか良い形でボールが入らないのは、受ける側・出す側双方の課題か。ミスやカウンターから失点を重ね、自滅要素もある完敗だった。

【清水|採点・寸評】
GK
37 権田修一 5.5
多くの枠内シュートを打たれたなかでビッグセーブも複数あり、大きなミスはなかったが、距離のあるシュートを2本決められたのは悔しい結果。

DF
4 原 輝綺 5.5
サイドのスペースに開いてロングパスを受けた場面が多く、29分に惜しいシュートを放つなど攻撃面で最も目立つ働きを見せた。ただ数多く放ったクロスからは決定機を作れなかった。

DF
5 ヴァウド 5.5
失点に直接絡んではいないが、組織で守るという面では4失点は減点材料に。攻撃ではFKから1本決定機があったが決めきれなかった。
 
DF
38 井林 章 5.5
つなぎのパスやロングフィードでは持ち味を発揮し、球際でも奮闘したが、結果的に4失点。バイタルエリアのスペースを突かれたのはチームとしても課題に。

DF
7 片山瑛一 5.5
逆サイドからの攻撃が多かったなかでも、ときおりタイミングの良い攻撃参加を見せるなど安定したプレーは継続しているが、相手ペースの中で十分な働きはできなかった。

MF
33 松岡大起 5.5
プレッシャーが厳しいなかでも堅実にボールをさばき、サイドチェンジのパスも冴えて個人としては悪くなかったが、鹿島に持っていかれた流れを覆すことはできなかった。

MF
3 ホナウド 5(76分OUT)
ある程度安定したプレーは見せたが、前線との呼吸が合わずに縦パスは少なかった。危険な位置でボールを奪われて2失点目を献上。
 
MF
16 西澤健太 5.5(HT OUT)
FKで1本惜しいシーンを作ったが、クロスも含めて効果的な働きは少なく、ハーフタイムで交代。

MF
23 鈴木唯人 5.5(53分OUT)
前節に続いて左MFに入り、ときおり良いプレーを見せたが、持ち味はなかなか発揮できず。後半はいつもの位置に戻ったが、チャンスに絡めなかった。

FW
9 チアゴ・サンタナ 5(64分OUT)
ボールを受ける回数自体も少なかったが、思うようにキープができず、奪われたボールが1失点目につながった。クロスもなかなか合わず、シュートは0本。

FW
32 ベンジャミン・コロリ 5.5(64分OUT)
ときおり能力の片鱗を見せたが、裏を狙う動きが少なく、仕事量はまだまだ物足りない。本領発揮にはもう少し時間がかかるか。
 
途中出場
MF
26 滝 裕太 5.5(HT IN)
積極的な仕掛けを見せて攻撃を少し活性化。シュートチャンスも2本あったが、どちらも枠に飛ばせなかったのは残念だった。

FW
24 藤本憲明 5.5(53分IN)
清水に加入後初出場。前線で精力的な動き出しを繰り返したが、良いボールがなかなか入らず、シュートも打てなかった。

MF
20 中村慶太 5(64分IN)
何とか流れを変えたいという強い気持ちは表われていたが、クロスやセットプレーのキックは今ひとつ。3失点目につながる痛恨のミスもあり、少し空回りした印象。

FW
27 指宿洋史 5(64分IN)
守りを固められてフリーでボールを受けられる状況がないなか、競り勝ってキープする強さは見せられず、クロスからもシュートにつなげられなかった。

MF
17 河井陽介 -(76分IN)
ボランチに入って攻撃のギアを上げようとしたが、鹿島の壁に阻まれて思うような仕事はできず、3失点目の手痛いミスにも絡んだ。

監督
ロティーナ 5.5
狙いとする攻撃はある程度形にさせたが、警戒していた鹿島のカウンターは止めきれなかった。2人の新外国人と藤本を積極起用したが、プレーの質が上がらず結果にもつながっていない。
 
[J1第26節]清水0-4鹿島/8月25日/IAIスタジアム日本平

【チーム採点・寸評】
鹿島 7
前節からスタメンが6人変わったなかで、相馬監督の「前に出る」という指示をチーム全体で体現。前からの守備や鋭いカウンターで得点を重ね、最後まで危なげない試合運びを見せた。

【鹿島|採点・寸評】
GK
31 沖 悠哉 6.5
クロス対応や飛び出しの反応が光ってボックス内では危険なシュートを打たせず、ミドルシュートはきっちりセーブ。チャンスにつながる好フィードも目立ち、4点目につなげた。

DF
2 安西幸輝 6.5
加入後初先発で90分間プレー。リードした展開のなかでも要所で攻め上がってチャンスに絡み、高い位置からの守備で鈴木唯や中村に仕事をさせなかった。

DF
23 林 尚輝 6
引いて受けようとする相手に速い反応で対応し、厳しい守備で起点を作らせなかった。クロス対応でも踏ん張り、完封に貢献。
 
DF
28 町田浩樹 6.5
清水の右からのクロスが多かったなかで頼もしい楯となり、1対1の強さも光った。サンタナにもまったく身体負けせず、それが先制点の起点にもなった。

DF
14 永戸勝也 6(85分OUT)
清水のサイドチェンジ攻勢に難しい対応を迫られ、攻撃の回数は少なかったが、粘り強い守備で決定機を与えなかった。

MF
20 三竿健斗 6.5
ピトゥカが前寄りでプレーするなか、バランスを取りながら安定した守備とビルドアップを継続。後半は攻撃参加を増やして惜しいヘディングもあった。

MF
21 ディエゴ・ピトゥカ 6.5(85分OUT)
高い位置を取って前からの守備や正確なパスでチームを牽引。左足で縦につけるパスが冴えて、1点目をアシストした。


 
MF
25 遠藤 康 6.5
右MFで先発したが、71分にトップ下に移動してから輝きを増して1ゴール・1アシスト。ここしかないという高精度なミドルシュートで自身の今季初ゴールを決めた。

MF
17 アルトゥール・カイキ 6.5(60分OUT)
積極的かつ献身的な守備が光り、それが自身の得点にもつながった。果敢にゴールを狙う意識も見せ、シュートの質も高かった。

FW
13 荒木遼太郎 6(71分OUT)
チャンスを生み出す場面が多かったとは言えないが、中盤に下りて組み立てに絡むプレーは安定し、前からの守備で2点目につなげた。

MAN OF THE MATCH
FW
18 上田綺世 6.5(71分OUT)
良い形でボールを受けるシーンも目立ち、18分にオリンピックでの悔しさを晴らす見事なミドルシュート。序盤の主導権の奪い合いや駆け引きの中で流れを変える一撃は大きかった。
 
途中出場
MF
11 和泉竜司 6.5(60分IN)
左MFに入ってチャンスに多く絡み、3点目のカウンターでは良いところに走り込んで自ら押し込んだ。

MF
8 土居聖真 6(71分IN)
右MFに入り、カウンターの起点となって3点目を演出。攻守両面でチームの良い流れを継続させた。

FW
9 エヴェラウド 6.5(71分IN)
自身のシュートは不発だったが、前線で強さやキープ力を発揮して時間を作り、3点目と4点目をお膳立てした。

MF 
4 レオ・シルバ -(85分IN)
球際の強さを見せて中盤で隙を与えず、自分たちのボールも大切にして清水の反撃を危なげなく封じた。

DF
32 常本佳吾 -(85分IN)
右SBに入って、前から激しい守備を見せ、笛が鳴るまで清水に主導権を渡さなかった。

監督
相馬直樹 6.5
先発6人変更したなかでも切り換えや反応の速さ、プレー強度などを落とさせず、鹿島らしさを堅持。交代策でも危なげない完封勝利に導いた。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

取材・文●前島芳雄(スポーツライター)
 

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