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J1 第27節

8月28日(土) 14:01 Kick off

札幌ド

0 - 2

札幌

  • 0-2
  • 0-0
試合終了

川崎F

見どころ・戦評

記事提供:SOCCER DIGEST WEB

【警告】札幌=荒野(15分) 川崎=なし<br />
【退場】なし<br />
【MAN OF THE MATCH】ジェジエウ(川崎)


[J1第27節]札幌0-2川崎/8月28日/札幌ドーム

【チーム採点・寸評】
札幌 6.5
立ち上がりからスピード感あふれる攻撃を演じ、そのなかではグループでの仕掛け、サイドからのドリブル突破など多彩な攻めを披露していた。しかし、わずかな隙から失点すると、その後は攻撃を仕掛け続けるも徐々に勢いが低下し、川崎に逃げ切られた。

【札幌|採点・寸評】
GK
1 菅野孝憲 6
安定感のあるプレーを見せていただけに、わずかな隙からの失点は痛かった。相手を褒めるべきなのだろう。

DF
2 田中駿汰 6.5
予測が良く、対人守備にしてもカバーリングにしても質の高さがあった。パス出しもセンスを感じさせた。

DF
6 高嶺朋樹 5.5
この日はリベロとして先発出場。肝心なところで相手に得点を与えてしまったが、本職はボランチであるため仕方がない部分もある。

DF
5 福森晃斗 5.5
CKのチャンスがそれなりにありながらも得点を生み出せなかった。高さのある選手が少なかったこともあるが……。
 
MF
18 チャナティップ 6(67分OUT)
ボールに関わる回数はあまり多くなかった印象だが、そのなかでも存在感は示していた。ただしゴールは脅かせず。

MF
14 駒井善成 6
ボール保持者へのサポートが良く、攻撃のテンポアップに貢献していた。ボールを運ぶプレーでも特長を見せた。

MF
27 荒野拓馬 6.5
幅広く走り回り、積極的にボールに関わっていった。崩しのアイデアが出せればなお良かったが、献身性は光っていた。

MF
28 青木亮太 6.5
安定感のあるボールコントロール力で惜しい場面を作っていた。動き出しのタイミングも良く、パフォーマンスは非常に良かった。
 
MF
9 金子拓郎 6.5(90分OUT)
鋭い身のこなしで突破を図り、守備では簡単に飛び込まず、粘り強く食らいつくことで対人プレーを制していた。

MF
4 菅 大輝 5.5(67分OUT)
積極的にボールに近づいてはいたものの、ボール保持時のプレーではなかなかアイデアを出せなかった。

FW
35 小柏 剛 6.5(90分 OUT)
スピードあふれるドリブルで敵陣に突き進み、相手を慌てさせた。ただし、得点を奪うことはできず。
 
途中出場
FW
48 ジェイ 5.5(67分IN)
相手のタイトな守備に封じられてしまい好機を作ることができず、力を出し切れなかった。

MF
7 ルーカス・フェルナンデス 5.5(67分IN)
ドリブルで試合展開に変化をつけたかったが、相手の粘り強い守備に阻まれてしまった。

DF
3 柳 貴博 ―(90分IN)
終了間際に投入されたが、時間が短くあまり関与できず。

FW
33 ドウグラス・オリベイラ ―(90分IN)
プレー時間が短く、特に存在感を示す場面は作れなかった。

監督
ペトロヴィッチ 6
試合内容は充実しており、チーム作りがうまくいっていることを感じさせた。内容が良かったぶん、選手交代は難しかったか。


 
[J1第27節]札幌0-2川崎/8月28日/札幌ドーム

【チーム採点・寸評】
川崎 6.5
前節の福岡戦で、今季公式戦で初の敗戦。長期間、黒星から遠ざかっていたこともあり、どのように巻き返しを図るのかが注目されたが、持ち前のアタッキングに加え、割り切って守備に奔走する局面も受け入れながらしっかりと勝ちきった。福岡、札幌とアウェー戦が続いたのも難しかったはず。

【川崎|採点・寸評】
GK
1 チョン・ソンリョン 6.5
危ない場面は何度もあったが、この選手が慌てたような場面はほとんどなし。持ち前のセーブ力で完封した。

DF
13 山根視来 6
自重したわけではないのだろうが、積極的に敵陣深くに突き進もうという気配はあまり感じず。バランスを保った。

MAN OF THE MATCH
DF
4 ジェジエウ 7
持ち前の高さとスピードで幾度も相手の攻撃をシャットアウトした。高い守備力で味方に安心感を与えて、完封勝利の立役者となった。
 
DF
7 車屋紳太郎 6.5
相手の積極的な仕掛けに手を焼いていた印象もあるが、それでも身体を張ってしっかりと守り切ってみせた。

DF
2 登里享平 6
押し込まれるような場面も少なくなかったが、危険なところにボールを入れさせないプレーができていた。

MF
28 山村和也 6(84分OUT)
流動的に攻撃に関与することはできずとも、中盤の底で集中力を切らせることなくスペースを埋めていた。
 
MF
22 橘田健人 6
スペースを作ったり、そこに飛び込んだりと守から攻に転じた場面で攻撃に勢いをつける働きをしていた。

MF
8 脇坂泰斗 6(71分OUT)
前半は前線の3人をうまくフォローしながらもプレーし、ポジションを少し上げてからは積極的に自ら仕掛けた。

FW
11 小林 悠 7(84分 OUT)
相手のわずかな隙を見逃さず、なおかつそこで絶妙なフィニッシュができるのはあまりにも見事。先制点で6年連続となる二桁得点を達成。遠野のゴールもアシストした。

FW
24 宮城 天 6(61分OUT)
時折見せる鋭い仕掛けは効果的だった。ただし、技術的なミスも散見し、安定感を高めていく必要性を感じさせた。

FW
19 遠野大弥 6.5(71分OUT)
相手CBの背後を襲うプレーで立ち上がりから好機を作り出し、前半終了間際に貴重な追加点を奪うに至った。
 
途中出場
MF
6 ジョアン・シミッチ 5.5(61分IN)
武器である配球力を発揮できる場面があまりなく、どちらかというと守備に回る場面が多くなってしまった。

MF
41 家長昭博 6(71分IN)
際立ったプレーがあったわけではないが、試合状況に合わせたプレー選択でチームを落ち着かせていた。

FW
20 知念 慶 6(71分IN)
相手がより前がかりになろうという時間帯にこの選手が出てきたのは、相手にとっては嫌だったように思う。

FW
9 レアンドロ・ダミアン ―(84分IN)
短い時間ではあったが、ダメを押せそうな場面もあったので、そこはうまく生かしたかった。

MF
17 小塚和季 ―(84分IN)
比較的高いポジションでプレーすることとなったため、ボール保持時の前方へのパスコースが少なく、特長を活かし切れず。

監督
鬼木 達 6.5
久しぶりの敗戦となった直後の試合という難しさがあったと思うが、コンディション的にも難しいなかで見事に勝利へと導いた。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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