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J1 第28節

9月12日(日) 18:33 Kick off

パナスタ

2 - 3

G大阪

  • 1-2
  • 1-1
試合終了

仙台

見どころ・戦評

記事提供:SOCCER DIGEST WEB

【警告】G大阪=なし 仙台=J・スウォビィク(59分)<br />
【退場】G大阪=なし 仙台=なし<br />
【MAN OF THE MATCH】西村拓真(仙台)


[J1リーグ28節]G大阪2-3仙台/9月12日(日)/パナソニックスタジアム吹田

【チーム採点・寸評】
G大阪 5
11試合勝利がなかった仙台にホームで3失点。攻撃では良さも出た一方で、課題としていた形から失点を繰り返し、3連敗を喫した。

【G大阪|採点・寸評】
GK
1 東口順昭 5
3失点はいずれもほぼセーブのチャンスがない失点で責めるのは酷だ。ただ課題のセットプレーで、もう少し守備陣を統率したかった。

DF
27 髙尾 瑠 5(63分OUT)
3バックの一角で先発。持ち上がりやパスを期待されたが、小野瀬との呼吸もいまいちで攻撃を活性化できず。1失点目のシーンでも富樫をフリーにしてしまった。

3 昌子 源 4.5
出場こそなかったがW杯最終予選に追加招集され、ほぼオフのない状態で先発。前半、富樫の決定機で身体を張ったが、決勝点では西村を封じることができず。

19 キム・ヨングォン 5
韓国代表で最終予選に2試合出場。前半に何本かキックミスがあったのは疲れの影響か。持ち味の攻撃参加も鳴りを潜めた。

4 藤春廣輝 5.5(78分OUT)
先制点を許したのは、彼の寄せが遅れたことも原因。ただそれを取り返すべく、鋭い攻め上がりで矢島の同点弾を演出した。後半は後手に回り、途中交代となった。
 
MF
8 小野瀬康介 5
右サイドの攻撃を牽引すべきだったが、前半は消極的なプレーが目立つ。後半、ギアが上がったが決定的な仕事はできず。右SBに入ってからは裏を取られた。

10 倉田 秋 5(78分OUT)
自陣の低いところでボールをさばく回数が多く、効果的な攻撃の組み立てをできずに終わった。前半の不用意なロストから、徐々に流れが悪くなり相手に先制点を奪われた。

11 小野裕二 5.5(16分OUT)
戦術的理解度の高さを感じさせる選手だが、とにかく負傷に泣くことが多い。今回も16分で無念の交代。立ち上がりから良いプレーが多かっただけに残念だ。
 
MF
15 井手口陽介 5.5
一時期の低調さからは抜け出し、高い位置でパスワークに絡む場面もあったが、後半は攻撃面で失速。らしくない当たり負けをする場面もあった。

FW
18 パトリック 6
やはり前線にいるだけで、相手DF陣にとってはやっかい。良い形でシュートを打てる場面は少なかったが、PKは気持ちで決めた。

39 宇佐美貴史 5
松波監督はフィニッシュへの期待を寄せたが、両チーム最多5本のシュートを放つも怖さはなし。ドリブルでも相手を剥がせず、低調だった。
 
交代出場
MF
21 矢島慎也 6(16分IN)
小野の負傷でピッチに立ったが、異なる持ち味で貢献。前半の決定機はJ・スウォビィクの好守に泣いたが、藤春のクロスに飛び込み同点弾。後半はPKにつながるプレーも見せた。

DF
26 柳澤 亘 5.5(63分IN)
髙尾のトラブルで急遽、3バックの一角に入った。藤春の負傷後は左SBを務め、勇気を持って前にも出て行ったが、攻撃には絡めずに終わる。

MF
28 ウェリントン・シウバ ―(78分IN)
待望の戦線復帰。攻撃を活性化したかったが、ボールを受ける回数は少なく消化不良だった。パワープレー主体の終盤は、より持ち味を出せなかった。

MF
29 山本悠樹 ―(78分IN)
中盤の攻撃の組み立てがいまいちだったため、テコ入れとして起用されたが、投入から1分後に仙台が決勝点。割り切って守る相手に苦労した。

監督
松波正信 4.5
予期せぬ負傷でプランと異なるカードを切らざるを得なかったのは事実。ただ得点力不足の仙台に3失点を許したのは、指揮官の責任でもある。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。








 
【チーム採点・寸評】
仙台 6.5
リーグ戦で11試合勝利がない現状を変える気迫があった。2度リードしながらも追いつかれたが、指揮官を含めて勝ち切る意識が高く、ついにトンネルを抜け出す。

【仙台|採点・寸評】
GK
27 ヤクブ・スウォビィク 7
影のMOMと言ってもいいだろう。拮抗していた前半、矢島のシュートを神セーブ。2失点はしたが、存在感はあり、コーチングも適切だった。

DF
4 蜂須賀孝治 5(82分OUT)
クロスで攻撃にリズムを出し、先制点を演出。一方で、守備では藤春らに苦しい対応を強いられ、弱みも見せた。PK献上も軽率だった。

5 アピアタウィア久 6
立ち上がり早々、パトリックを倒しヒヤリとする場面も。だが徐々にパトリックにも慣れ、局地戦で強さを出していた。

16 吉野恭平 6
背後へのボールに対して不安定なプレーも見せたが、後半は持ち直し、致命的なミスはしなかった。

14 石原崇兆 6
小野瀬に対して仕事をさせることなく、中央に絞り、身体を張って危ない場面を防いだシーンもあった。攻守において大きなミスはなく安定していた。
 
MF
17 富田晋伍 6
ボランチでスプリント2回は少ないように思えるが、バイタルエリアで忠実にプレー。上原との息も合っていた。

6 上原力也 6.5
チーム最多の走行距離がその献身的なプレーを物語る。もう少し攻めで欲を出してもいいが、セットプレーでの好キックで2点目を演出した。

26 加藤千尋 6(90分OUT)
強度の高いプレーで、とくに前半は攻撃にアクセントを加えていた。派手さはないが守備でも献身的で、攻守において存在感あり。
 
MF
7 関口訓充 6(66分OUT)
往年のキレはないが、それでも時折中央に入ってプレーするなど、工夫は見せた。攻守のバランスを意識しながら任務を全う。

FW
42 富樫敬真 7(66分OUT)
前半のシュート2本で2得点。強引にでも裏を目指す姿勢があり、脅威になっていた。仙台が終始先手を取る戦いに大きく貢献した。

11 赤﨑秀平 5.5(66分OUT)
古巣相手に秘めた思いを持って臨んだ。狙いのあるプレーを意識したが、スルーが合わずやや空回りに終わった場面も。泥臭く走ったがシュート0は減点材料だ。
 
交代出場
MF
18 中原彰吾 6.5(66分IN)
古巣相手に燃える。投入直後からサイドを活性化し、決勝点の場面でも西村へ絶妙のパスを通した。CKのこぼれ球からポスト直撃弾も放つ。

FW
MAN OF THE MATCH
15 西村拓真 7(66分IN)
勝ち切るカードとして投入され、アグレッシブに動いた。シュート機はわずか1回だったが、昌子に対して果敢に仕掛けて見事な決勝点。チームを勝たせた。

FW
33 フェリペ・カルドーゾ 6(66分IN)
フィジカルの強さを前面に押し出したゴリ押しで前線を活性化。タメも作り出し、カウンターに鋭さをもたらした。決勝点のシーンの相手をつり出す動きも見事だった。

DF
25 真瀬拓海 ―(82分IN)
守備で苦しい対応を強いられた蜂須賀に代わり、DF陣を引き締めるために投入。終盤のパワープレーに対しても、しっかりと対応した。

DF
3 福森直也 ―(90分IN)
90分に投入され、3バックの一角でプレー。長いボールを蹴り込んでくるG大阪の狙いを理解し、パトリックにも自由を与えず。

監督
手倉森誠 6.5
前節の3バックから、従来用いていた布陣に原点回帰。本調子ではないG大阪とはいえ、相手の弱点を分析した戦いを見せた。後半のテコ入れも適切だった。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部








 

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