見どころ・戦評
[J1リーグ30節]横浜FC2-2横浜/9月25日(土)/ニッパツ三ツ沢球技場
【チーム採点・寸評】
横浜FC 6.5
優勝争いをする相手に一歩も引かず、激闘の横浜ダービーに。執念のドローで勝点1を得た。
【横浜FC|採点・寸評】
GK
49 スベンド・ブローダーセン 6.5
PKでの1失点目は本当にファウルだったのだろうか…。相変わらずのスーパーセーブ連発でチームに勝点1をもたらした。
DF
22 岩武克弥 6
不慣れな3バック右での起用も大過なくこなす。同点ゴールの起点となったプレーも評価に値する。
4 高橋秀人 6
2失点はしたものの、的確なカバーリングを披露しつつ、攻撃的な姿勢も示した。
3 袴田裕太郎 5.5
大崩れはしなかったが、前田のスピードに手を焼き、ピンチを招く場面が散見された。
MF
15 安永玲央 6
この日は、悪いクセとなっている失点につながるミスもなく、主に守備で役割を果たした。
38 アルトゥール・シルバ 6(36分OUT)
調子が良く、ディフェンス面でかなり効いていただけに、負傷交代はチームにとっても痛い。
2 マギーニョ 6
攻め上がりは自重し、プレスや守りの面で奮闘。エウベルら相手アタッカーを封じた。
6 瀬古 樹 6
不可欠な存在。シャドーよりボランチで使うほうがチームのゲーム運びは安定するだろう。
MF
37 松尾佑介 5.5(68分OUT)
前線からの激しいチェイシングが印象的だったが、それはこの男の本来の役割ではない。
17 武田英二郎 6(68分OUT)
やはり守りは強い。ポジションを争う高木とは違う個性で十分にアピールした。
FW
MAN OF THE MATCH
31 サウロ・ミネイロ 7
加入以来最高の出来で、今後へ向けてのわずかな希望となった。2ゴールのほか、確かなポストプレーも披露した。
交代出場
FW
14 ジャーメイン良 6.5(36分IN)
ファーストタッチで先制ゴールをアシスト。同点ゴールにも絡んだ。
FW
50 フェリペ・ヴィゼウ 6(68分IN)
決定的なチャンスを作り出すことはできなかったが、アグレッシブなプレーは悪くない。
DF
24 高木友也 6(68分IN)
数的優位となってから、持ち味の攻撃力が光る。93分に供給したクロスは見事だった。
監督
早川知伸 6.5
攻撃力を武器とする相手に、前線からのプレスで新境地を開拓。今後につながる一戦にした。
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
【チーム採点・寸評】
横浜 6.5
退場者を出すも攻撃的に戦い一度は勝ち越したが、勝点2を失いリーグ制覇が遠のく。
【横浜|採点・寸評】
GK
1 高丘陽平 6
アカデミーから育った古巣相手のゲームで安定感を披露。93分のビッグセーブもあり、敗戦を免れた。
DF
25 小池龍太 6
1人少なくなってからも積極的に攻撃参加したが、決定機を演出するまでには至らず。
13 チアゴ・マルチンス 6.5
危ない場面には必ずと言っていいほど顔を出す。S・ミネイロとのバトルは見ごたえ十分だった。
24 岩田智輝 6
高いユーティリティ性を発揮。相手攻撃陣の勢いに押され気味となったが、なんとか対応した。
5 ティーラトン 6.5(63分OUT)
左サイドでゲームをコントロール。中盤の支配にも貢献して、試合を優位に進めた。
MF
6 扇原貴宏 6(87分OUT)
アシストのシーンを除くと、オフェンスへの貢献は物足りない。ただ中盤ではほぼノーミスだった。
10 マルコス・ジュニオール 5.5(87分OUT)
攻撃を牽引したが、いつものような圧倒的な怖さは感じられず。48分の決定機逸は残念だ。
26 渡辺皓太 5
退場は致し方ない面もあるが、優勝に向け勝点3が必須のチームにとっては痛恨の極み。
FW
7 エウベル 5.5(80分OUT)
攻撃のアイデアやコンビネーションに欠け、単発的な攻めに終始していた感がある。
9 レオ・セアラ 5.5(63分OUT)
前線からのチェイシングは見せたが、PK獲得の場面以外はほとんど活躍できなかった。
38 前田大然 7
とにかく速い。アタッカー陣のなかではずば抜けて相手守備陣にとっての脅威となっていた。
交代出場
DF
27 松原 健 5.5(63分IN)
守備にシフトした、良くも悪くも無難なプレー。攻撃でもっと前田と絡みたかったところ。
FW
41 杉本健勇 5.5(63分IN)
プレーにスピード感がなく、もたついていて、攻撃の起点になることもできずに終わった。
MF
8 喜田拓也 ―(80分IN)
守備固めで投入されるも、同点ゴールを許す。もちろん彼だけの責任ではないのだが…。
MF
14 天野 純 ―(87分IN)
出場時間が少なく、存在感を示すには至らず。そもそもプレーする機会があまりなかった。
FW
18 水沼宏太 ―(87分IN)
交代出場した選手のなかでは最も相手ゴールに迫るプレーを見せたが、あと一歩及ばず。
監督
ケヴィン・マスカット 6
退場者が出たあとはシステム変更などで持ち直したが、交代出場の選手が不発だった。
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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