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J1 第30節

9月26日(日) 15:03 Kick off

ヨドコウ

1 - 2

C大阪

  • 0-0
  • 1-2
試合終了

鹿島

見どころ・戦評

記事提供:SOCCER DIGEST WEB

【警告】C大阪=大久保(35分) 鹿島=安西(18分)<br />
【退場】なし<br />
【MAN OF THE MATCH】上田綺世(鹿島)


[J1第30節]C大阪1-2鹿島/9月26日/ヨドコウ桜スタジアム

【チーム採点・寸評】
C大阪 5.5
終盤に訪れた好機を逃す一方で、その直後に不運な形からPKを献上。試合の明暗が分かれた。対鹿島戦のホームゲームはこれで9連敗、なおかつリーグ戦9試合連続未勝利と、不名誉なジンクスを払拭できずにいる。

【C大阪|採点・寸評】
GK
21 キム・ジンヒョン 5.5
最後の砦として踏ん張っていただけに2失点にはもどかしさを募らせた。終了間際のCKでは相手ゴール前に現われ、何とかしようとする気持ちがうかがえた。

DF
2 松田 陸 5
「ボールが奪える」と判断し、激しく行ったところで入れ替わられるなど、スピード豊かな松村に手を焼いた。

DF
14 丸橋祐介 5
前節の浦和戦でJ1通算300試合出場。キックオフ前に花束を贈られた。勝利で華を添えたかったが、守備に追われるばかりで、得意のクロスやシュートを見せられなかった。
 
DF
15 瀬古歩夢 5
相手のスパイクの紐に足が絡んで、PKを与えてしまった。アクシデントのようなファウルに断罪はできないものの、ボックス内での対応だけに多少の慎重さが必要だった。

DF
33 西尾隆矢 5.5
冷静かつ激しいデュエル、正確なフィード、きめ細かな立ち位置の修正など、試合開始から万能CBの本領発揮。唯一、悔やまれるのは相手FWに目の前に入られた同点シーンだろう。

MF
4 原川力 6.5
中盤でのボール奪取から左サイドに展開。足を止めることなく、最終ラインの背後にまで走り込んだ。乾からのリターンスルーパスを受け、左足ワンタッチでクールに決めた。

MF
17 坂元達裕 6
鹿島の厳しいプレスに負けまいと身体を張った。ファウルで倒されることも少なくなく、それは要注意人物のあかしでもあった。
 
MF
23 乾 貴士 6(63分OUT)
ボールロストが散見されたが、“ここぞ”という場面では高いスキルを披露。先制点につながるドリブルからのスルーパスは垂涎ものだった。

MF
25 奥埜博亮 6(85分OUT)
球際で戦い、セカンドボールを回収し、攻守にハードワーク。チームのために惜しまず汗を流した。

FW
20 大久保嘉人 6(63分OUT)
スーパーサブ的な起用が続いていたが、およそ2か月ぶりのスタメン出場。裏への飛び出しや前線でのチェイシングなど、39歳の今も意気軒高だ。

FW
29 加藤陸次樹 5.5(63分OUT)
攻撃の糸口を探るべく、前線で駆け引きしていたが、自分の欲しいタイミングでボールが入らず、四苦八苦した。
 
途中出場
MF
18 西川 潤 5.5(63分IN)
80分、相手の背後を取ってボールを運び、右足シュートまで持ち込んだが、GKに阻まれた。利き足の左足ではなかったことで、今ひとつ威力に欠けたか。

FW
9 アダム・タガート 5.5(63分IN)
右からのクロスに対してニアサイドに突っ込み、相手ゴールを強襲。一瞬の勝負にかけていたが、実を結ばず。

FW
28 中島元彦 5.5(63分IN)
西川のシュートのこぼれ球に詰めたが、身体を張った守りに決めきれなかった。終了間際のFKでは無回転で直接ねらうも枠を大きく外れた。

FW
22 松田 力 ―(85分IN)
アディショナルタイムを含め、約10分。ボランチを一枚減らし、攻撃陣を増員すべく、ピッチに送り出された。

監督
小菊昭雄 5.5
対鹿島戦における負の歴史に一刻も早くピリオドを打ちたかったが、「したたかさや試合運びのうまさ、球際の強さにやられた」と、指揮官は悔しさをにじませた。


 
[J1第30節]C大阪1-2鹿島/9月26日/ヨドコウ桜スタジアム

【チーム採点・寸評】
鹿島 7
立ち上がりから激しくプレスに行き、C大阪の自由を奪った。58分に先制されたものの、交代出場のFW上田の2得点で逆転。「簡単に負けるわけにはいかない」と、チームの気持ちを代弁した。

【鹿島|採点・寸評】
GK
31 沖 悠哉 6.5
ビッグセーブでチームを救った。80分、ボックス内からのシュートを二度繰り返されるも冷静な対応でことなきを得た。

DF
32 常本佳吾 6
負傷のために2試合を欠場していたが、完全復帰をアピール。右サイドをタフに上下動し、総走行距離ではチームナンバーワンの数値をたたき出した。

DF
33 関川郁万 6
試合を通して見れば及第点の出来。パスカットできず、背後を取られ、あわやというシーンがあったが、GK沖の好セーブに助けられた。大事に至らず、胸をなでおろした。
 
DF
28 町田浩樹 6.5
ハイラインをキープしつつ、インターセプトから攻撃の第一歩につなげた。1失点は喫したものの、腰が引けることなく、前への姿勢を貫いた。

DF
2 安西幸輝 6.5
ドリブルの仕掛けのみならず、フリーランニングで好機創出。D・ピトゥカからの左スペースへのパスを受け、ワンタッチでゴール前に送り、相手守備陣を慌てさせた。

MF
20 三竿健斗 6.5
守備に奔走するだけではなく、攻撃面でも見せた。いったん左サイドに展開し、サポートによって再びボールをもらうと、すかさず逆サイドへ。それが同点ゴールの誘い水になった。

MF
21 ディエゴ・ピトゥカ 6.5(84分OUT)
ディフェンスラインの背後を狙うフワリとしたパスは絶妙。相手GKへのバックパスに猛然と詰め寄り、気迫を見せた。


 
MF
7 ファン・アラーノ 6(56分OUT)
持ち前の運動量を生かして前からのプレスやルーズボールの奪い合いに注力。チームが勝つために泥臭いプレーもいとわなかった。

MF
27 松村優太 6.5(76分OUT)
54分に左サイドをドリブルで持ち上がり、強烈なシュートを放った。ゴールに向かう積極的なプレーの数々が攻撃を活性化した。

FW
8 土居聖真 6(56分OUT)
左スペースに走り込んだ安西からのワンタッチクロスにいち早く反応。ピンポイントの勝負だが、前半の中で最も得点に近づいた瞬間でもあった。

FW
17 アルトゥール・カイキ 5.5(56分OUT)
「今、ここに欲しい」というようなボールを呼び込む動きや意志表示が少なく、消えている時間が多かった。
 
MF
11 和泉竜司 6.5(56分IN)
三竿からのパスをジャンプ一番、右足インサイドで柔らかく止め、素早くゴール前に送り、上田の同点ヘッドをお膳立て。技術の高さが光った。

MF
13 荒木遼太郎 6(56分IN)
中間ポジションでパスを受け、素早くターンし、貪欲にゴールを目指す。カットインからの右足シュートは惜しくもゴールの枠をそれた。

MAN OF THE MATCH
FW
18 上田綺世 7(56分IN)
同点弾は一瞬早く相手の前に入り、ヘッドで流し込んだ。逆転弾は自らが得たPKを落ち着いて右隅に決めた。2年連続二桁ゴールを達成。MOMの選出に異論をはさむ余地はない。

MF
25 遠藤 康 ―(76分IN)
節目となるJ1通算300試合出場に到達。ダブルタッチで相手をかわすなど、心憎いまでの余裕を見せた。

MF
4 レオ・シルバ -(84分IN)
1点のリードを守りきり、滞りなく試合を終わらせるのが役目だった。相手のセットプレー時には集中力が途切れないように周囲に声をかけた。

監督
相馬直樹 6.5
首位の川崎を追い詰めながら逆転負けを喫した4日前の悔しさをエネルギーに変えた。「惜しい試合で終わりにせず、しっかり勝ちきる。そういう姿勢を川崎戦の翌日から見せてくれた」と、選手たちの奮闘ぶりを称えた。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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