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J1 第31節

10月3日(日) 16:03 Kick off

昭和電ド

1 - 0

大分

  • 1-0
  • 0-0
試合終了

C大阪

見どころ・戦評

記事提供:SOCCER DIGEST WEB

【警告】大分=なし C大阪=乾(56分)<br />
【退場】なし<br />
【MAN OF THE MATCH】高木 駿(大分)


[J1第31節]大分1-0C大阪/10月3日/昭和電工ドーム大分

【チーム採点・寸評】
大分 6.5
狙いとするサイドで数的有利を作り、優位に試合を進めた。リードしてからは守勢になったが逃げ切り、下位チームが軒並み勝点を積み上げるなか、結果と内容が伴った勝点3を得た。

【大分|採点・寸評】
MAN OF THE MATCH
GK
1 高木 駿 7
判断の良い飛び出し、抜群の反射神経で決定機を幾度も阻止。神がかったセーブで虎の子の1点を守り切った。

DF
2 香川勇気 6.5
攻撃の意識が高く、先制点の場面はエンドラインのギリギリのところからマイナスのクロスでアシスト。

DF
3 三竿雄斗 6.5
球際の強さで圧倒。相手の2つの決定機をゴールライン際で跳ね返し、勝利に貢献。高木と並ぶ殊勲者となった。

DF
14 エンリケ・トレヴィザン 6
前後半で異なるタイプのFWと競り合い、1対1の場面もあったが落ち着いて対応して得点を許さなかった。
 
DF
15 小出悠太 6
いつも(ウイングバック)よりポジションを一つ下げて出場し、堅実なプレーで守備能力の高さを証明した。

DF
49 羽田健人 5.5
セカンドボールへの意識が高く、地道に回収し続けた。一方、前半のアディショナルタイムの決定機は枠に飛ばしたかった。

MF
8 町田也真人 6.5 (75分OUT)
アタッキングサードでの崩しの場面でチャンスを作った。先制点の場面ではクロスのコースが変わったが、しっかりダイレクトで合わせ、ゴールを決めた。

MF
11 下田北斗 6
渡邉とのコンビネーションから攻撃のリズムを作り、相手のプレスにハマらないようにボールを動かした。


 
MF
39 増山朝陽  5.5(67分OUT)
9分にはDFとGKの間を狙ったクロスで決定機を作った。しかし、得点に直結するような働きはなし。

FW
16 渡邉新太 6 (90+2分OUT)
両チーム最多の4本のシュートを打った。GKキムジョンヒョンのファインセーブがなければ複数点は決まっていたはず。

FW
13 伊佐耕平 6 (67分OUT)
自陣からロングボールを引き出し、競り合いでは身長で勝る相手に劣勢になることはなかった。
 
途中出場
MF
17 井上健太 6 (67分IN)
6試合ぶりの出場で気持ちがノッていた。スピードに乗ったドリブルでサイドを駆け抜け、見せ場を作った。

FW
33 呉屋大翔  5.5 (67分IN)
押し込まれる時間が長く、ボールを持てる時間も少なかったため特徴を発揮できずに終わった。

FW
20 長沢 駿 5.5 (75分IN)
前節に続きシャドーでプレーしたが、持ち味の高さを活かせる場面は少なかった。

DF
41 刀根亮輔 ― (90+2分IN)
逃げ切りのメッセンジャーとなり、ロングボールを跳ね返し、無失点で試合を終わらせた。

監督
片野坂知宏 6
これまで積み上げたサイド攻撃からチャンスを作り、アタッキングサードでは選手の自主性を重んじプレーさせたことでシュートを狙う意識が高まった。
 
[J1第31節]大分1-0C大阪/10月3日/昭和電工ドーム大分

【チーム採点・寸評】
C大阪 5.5
サイドの攻防で劣勢となり先制点を許す。ビハインドの後半は攻め込み、相手を上回るシュートを放つも決定機を決めきれなかった。

【C大阪|採点・寸評】
GK 
21 キム・ジンヒョン 6.5
高木に負けず劣らずビッグセーブの数はほぼ互角。失点の場面は責められない。

DF 
3 進藤亮佑 6
積極的な攻撃参加から、球筋の異なるクロスでゴールに迫った。ただ、敵の固い守備をこじ開けることはできなかった。

DF
15 瀬古歩夢 5.5
失点の場面はスライドしてカバーに入ったが、町田に対して寄せ切れずにフリーでシュートを打たせた。
 
DF
26 小池裕太 6 (75分OUT)
62分には際どいシュートを放つなど積極的な攻撃参加を見せた。タンカで運ばれての交代が気がかり。

DF
33 西尾隆矢 5.5
相手の長いボールに対し、バウンドを見誤ることがあった。失点の場面ではクロスに触れるのが精一杯だった。

MF 
4 原川 力 6
攻守に顔を出し、相手の勢いに押されることもなかった。後半は高い位置でボールを持ち、脅威となった。

MF
5 藤田直之 6 (75分OUT)
広範囲に目を光らせ、後半は前がかりになったチームの中でリスクマネジメントに徹した。
 
MF
17 坂元達裕 5.5 (80分OUT)
細かいステップの効いたドリブルでシュートまで持ち込むも、相手GKに阻まれた。期待通りのパフォーマンスはできず。

MF
23 乾 貴士 6(75分OUT)
小池のオーバラップを引き出し、自ら仕掛けることもあり、メリハリの効いたプレーでアクセントとなった。

FW 
9 アダム・タガート 5.5 (HT OUT)
難しいクロスに対し下がりながら頭で合わすなどゴールへ向かう姿勢は強かったが、得点を奪えぬまま前半で交代。

FW
29 加藤陸次樹 6
51分に相手を背負いながらキレイな反転からシュートを放つ。アディショナルタイムでもチャンスはあったが相手のファインプレーに阻止された。
 
途中出場
FW
34 山田寛人 5.5 (HT IN)
サイドにポジションを移してからボールに触れる回数が増えるも、大分の守備に穴を開けられなかった。

DF
6 チアゴ  6(75分IN)
小池の怪我により急いで準備してピッチに立ったが、瀬古との連係は良く綻びはなかった。

MF
 25 奥埜博亮  6(75分IN)
派手なプレーはなくとも、しっかり中盤でボールを落ち着かせ、2次、3次攻撃へとつなげた。

FW 
20 大久保嘉人  5.5(75分IN)
荒々しくゴールに迫るプレーでチームを鼓舞。88分のシュートは高木にファインセーブされた。

MF
18 西川 潤 5.5 (80分IN)
ゴールへの意識は高かったが、プレー時間は短く決定的な仕事は出来なかった。

監督
小菊昭雄  5.5
中2日で訪れるルヴァンカップを見据えたメンバー選考となった。試合内容は悪くはなかったが、下位チームに勝点を取りこぼした。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
取材・文●柚野真也(フリーライター)

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