戦評

連敗を止めたいFC東京は新潟を国立に迎えた。開始早々、遠藤がカットインから右足を振り抜き、ネットを揺らして先制に成功する。その後、相手にボールを持たれる時間が多くなるが、ほとんどチャンスを与えず、同時にカウンターの機会を狙う。後半の入りは相手の攻撃をしのぐ展開が続くが、交代でギアを入れ直して徐々にペースをつかむと、後半３３分に途中出場の野澤零がチャンスを見逃さず、追加点を決める。全員でこの２点を守り切って完封勝利を収め、パリへ飛び立つ野澤大と荒木、そしてラストマッチとなる松木を笑顔で送り出した。

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