戦評

３連勝を目指す札幌は、序盤から川崎Ｆの素早い切り替えに翻弄されて後手に回ってしまう。ボール保持の時間が多くない中でカウンターから得点を狙うが、効果的な攻撃は繰り出せずに試合を折り返す。後半は引き続き相手の攻撃をしのぐ展開が続くも、菅野が幾度も好セーブを披露。すると、後半２６分に青木のゴールで先制に成功する。さらに、同３５分には鈴木の３試合ぶりのゴールで点差を広げると、そのまま完封して２－０で試合終了。粘り強く耐え、訪れたチャンスを仕留め切り、大きな勝点３を手にした札幌はついに最下位を脱した。

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