戦評

降格圏に沈む横浜FCは勝点差９で１４位に位置する東京Ｖをホームに迎えた。ホームチームは序盤からロングボールでの前進を徹底。肉弾戦に持ち込み、高い強度でセカンドボールを回収し続けて主導権を握る。前線の個人技と推進力を生かして相手ゴールに迫ると、前半終了間際にはアダイウトンの突破を起点に決定機が生まれるが、新保のシュートは枠から外れる。後半も前半と同様にペースをつかむも、最後まで相手のブロックを崩せずに試合終了。残留を争う「シックスポインター」は両者ともに得点が生まれず、痛み分けに終わった。

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