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後半

• 試合総括

  試合総括　日本は前半の勢いを維持する。テンポのよい地上戦を展開し、まずは右サイドが躍動すると、後半の頭から入っていた谷川萌々子のゴールにつなげる。そして、交代でさらに若返っていく「なでしこジャパン」の足は止まらない。中央とサイドがうまく連係して流れるような攻撃を展開し、ハイボールも織り交ぜるようになって押し込む時間は長くなる。徐々に圧力を掛けてくる韓国に対し、自陣のペナルティエリア内で確実にはね返すなど守備面では盤石さを披露。各世代の融合にも成功し、会心の勝利となった。

• 後半50分

  試合終了。４－０で日本が勝利

• 後半48分日本　

  自陣から塩越が右前方へ大きく展開。藤野が右サイドの相手陣深くでボールに追い付き、そこから縦に持ち出して低いクロスを送る。ゴール前に走り込んだ谷川が頭で合わせるも、相手と交錯しながらのシュートになり、ゴール方向には飛ばない

• 後半46分

  アディショナルタイムは４分の表示

• 後半46分日本　

  千葉が中央右寄りを縦に運び、前方の植木へパス。植木は時間を掛けずにペナルティエリア右へはたくと、駆け上がっていた遠藤がふわりと浮かせたクロスを上げる。ゴール前でフリーになっていた谷川が右足でボレーシュートを放つが、惜しくも枠はとらえられない

• 後半44分日本　

  右ＣＫのキッカーは谷川。インスイングでペナルティエリア浅い位置を狙ったようなボールを送るが、ここから味方のシュートシーンにはつながらず、攻撃を完結させられない

• 後半43分日本　

  千葉の積極果敢な縦への仕掛けで右ＣＫを獲得する

• 後半42分日本　

  左サイドの相手陣深くでＦＫを獲得。キッカーの谷川が右足でゴールへ向かうようなクロスを上げると、植木がニアサイドで反応。相手に頭１つ分競り勝ってヘディングシュートを放つも、ボールは枠を越えてしまう

• 後半41分日本　

  相手陣中央でパスを受けた藤野が前を向き、すかさず縦に運ぶ。ペナルティエリア手前まで持ち込んだところで右へ展開すると、千葉がペナルティエリア右で受ける。千葉は少し縦に持ち出してゴール前への折り返しを選択するが、ここに味方はおらず、相手にクリアされてしまう

• 後半38分韓国　

  １４チョンウナＯＵＴ→１０ヨミンジＩＮ

• 後半38分日本　

  ハーフウェーライン付近でボールを握る中、浜野が相手の意表を突いて斜めのランニングで抜け出す。送られたロングボールにはわずかに追い付けず、ＧＫのキムミンジョンにクリアされるも、藤野がこぼれ球を拾う。藤野は飛び出した相手の位置を見てペナルティアーク付近で浮かせたシュートを放つが、枠には飛ばせない

• 後半36分日本　

  初出場の遠藤が早速持ち味を見せる。右サイドを素早く駆け上がり、相手の背後への長いボールを要求。後方からパスが送られるものの、最後は相手にクリアされて収められない

• 後半35分日本　

  右ＣＫは相手にはね返されるも、こぼれ球を拾って２次攻撃を展開。相手陣中央を浜野が横方向へ持ち運んで北川へ渡すと、北川はペナルティエリア手前の左から左足で浮き球のパスを供給。ゴール前では千葉が待ち受けていたが、相手に阻まれてシュートは放てない

• 後半34分日本　

  ２守屋ＯＵＴ→５遠藤ＩＮ

• 後半34分韓国　

  １２ムンミラＯＵＴ→６ノジンヨンＩＮ

• 後半33分日本　

  アンカー気味の立ち位置を取っている谷川が縦横無尽に動き回り、攻撃のかじ取りを担っている

• 後半31分日本　

  中央を塩越がスピードに乗って持ち上がり、左前方へスルーパスを送る。浜野が収めてペナルティエリア左からマイナス方向へ切れ込むと、そのまま中央まで持ち込んでペナルティアーク内から右足を一せん。しかし、シュートは枠の上に外れてしまう

• 後半30分韓国　

  谷川と交錯したチョンウナがピッチに倒れ込むが、すぐに立ち上がってプレーに復帰する

• 後半28分日本　

  藤野がペナルティエリア右で縦に仕掛け、タッチライン際で体をひねってマイナスの角度へパスを送る。相手が下がって生まれたスペースに塩越が走り込み、ペナルティエリア内からダイレクトでシュートを放つも、これはブロックされて５点目は奪えない

• 後半27分韓国　

  最終ラインでボールを横方向に回しながら縦に差し込む隙をうかがうが、日本のブロックも堅く、思うように前進できない

• 後半25分日本　

  右サイドの千葉が南からのパスを収め、内側に小さく切れ込みながら相手の背後へスルーパスを送る。だが、やや中途半端なボールになってしまい、味方の下には渡らない

• 後半23分日本　

  １４長谷川ＯＵＴ→２０塩越ＩＮ

• 後半23分日本　

  ややトーンダウンしている展開の中、浜野が左サイドで積極的に仕掛ける。ペナルティエリア左へ進入してさらに縦に持ち出すも、最後はゴールラインを割ってしまい、相手のゴールキックとなる

• 後半22分日本　

  ベンチでは塩越が佐々木監督代行から指示を受け、出場の準備を進めている

• 後半20分韓国　

  相手陣でプレスを掛けて日本からボールを奪い切る。こぼれ球を拾った味方から縦パスを受けたイスビンは、ペナルティエリア手前の中央から思い切ってミドルシュートを選択する。しかし、右足から放たれたボールは山下が余裕を持ってキャッチする

• 後半19分韓国　

  ７イミナＯＵＴ→８イスビンＩＮ

• 後半19分韓国　

  １１チェユジョンＯＵＴ→２２チュヒョジュＩＮ

• 後半18分

  タッチライン際でプレーが頻繁に切れ、こう着した時間が続いている

• 後半16分日本　

  千葉はそのまま右サイドハーフの位置に入っているもよう

• 後半14分日本　

  ８清家ＯＵＴ→１９千葉ＩＮ

• 後半13分日本　

  清家がドリブルでゴール方向へ運び、ペナルティエリア手前で中央へ横パスを供給。下がりながら受けた藤野は大外を駆け上がる守屋へスルーパスを送る。しかし、守屋がペナルティエリア右の深い位置から上げたクロスは相手にブロックされ、決定機には至らない

• 後半11分日本　

  GOAL！GOAL！GOAL！長谷川が寄せてきた２人の間を通し、右サイドへ展開。受けた守屋が相手の動きを見てグラウンダーのクロスを送ると、最後に合わせたのは谷川。ペナルティエリア浅い位置にぽっかりと空いていたスペースに走り込み、落ち着いて右足でゴール右下へ流し込む

• 後半10分日本　

  自陣でボールを奪い、長谷川がすかさず縦にパスを付ける。センターサークル内で植木が体を張り、攻撃の起点を作りにいく。しかし、ここは相手のファウルを受けて次のプレーにはつながらない

• 後半7分日本　

  落ち着かない時間が過ぎ去り、ボールを握って徐々にリズムをつかむ。相手陣中央から谷川が右サイドへ展開すると、高い位置を取っていた守屋がワンタッチで前方へスルーパスを送る。しかし、動き出していた清家とはややタイミングが合わず、相手に回収されてしまう

• 後半6分日本　

  前半は左サイドからの攻撃が目立った日本だが、後半は右の守屋と清家を軸に打開を図っている

• 後半4分日本　

  そのほか交代で入った浜野は左サイドハーフに、谷川はボランチに立ち位置を取っている

• 後半2分韓国　

  ペナルティエリア手前で南の横パスが乱れると、イウンヨンがカット。ボールを拾ったチェユジョンが左足を振り抜くと、谷川に当たって軌道が変わり、ボールは枠をとらえる。それでも、山下がファインセーブでかき出し、ゴールは割らせない

• 後半1分日本　

  藤野が右サイドから２トップの一角へと立ち位置を移し、交代で入った植木とコンビを組んでいる

• 後半0分韓国　

  １９イシホＯＵＴ→２キムジンヒＩＮ

• 後半0分韓国　

  １３ハンチェリンＯＵＴ→２３イウンヨンＩＮ

• 後半0分日本　

  １０長野ＯＵＴ→１６谷川ＩＮ

• 後半0分日本　

  ７中嶋ＯＵＴ→１７浜野ＩＮ

• 後半0分日本　

  １１田中ＯＵＴ→９植木ＩＮ

• 後半0分

  韓国ボールでキックオフ、後半開始

前半

• 前半総括

  前半総括　立ち上がりにファーストシュートを許してしまう日本。以降はボールを握れるようになるが、選手間で息が合わないシーンが見られ、高い位置のプレスを受けてピンチに陥るなどリズムがつかめない。それでも、藤野あおばのフィニッシュシーンが生まれた辺りから本来の動きを取り戻す。ボールを持たれても即時奪回し、ゴールを脅かす回数が増えて瞬く間に点差は開く。特にセットプレーから得点が生まれた場面では工夫が見られ、準備してきたことが実を結ぶなど、充実した内容の前半となった。

• 前半48分

  前半終了。３－０と、日本のリードで試合を折り返す

• 前半47分日本　

  右サイドのタッチライン際でボールを持った守屋は、下りながら要求する田中へ斜めのパスを付ける。田中はワンタッチで前方へ送り、右へ流れていた中嶋の動き出しを生かそうとするが、ボールを受ける前の田中の動きがオフサイドを取られてしまう

• 前半46分

  アディショナルタイムは２分の表示

• 前半45分日本　

  右ＣＫを獲得。キッカーの長谷川は先制点のシーンと同じようなストレート性のボールを、今度はニアサイドではなく中央に送る。熊谷が勢いを持って走り込むも、相手に先に触られてシュートは放てない

• 前半44分韓国　

  自陣でボールを奪い、前線に残っていたイミナへ渡す。イミナは右サイドを単独で運び、個人でのカウンター攻撃を試みるが、南がしっかりと寄せて奪い切り、大きなチャンスは作らせない

• 前半42分日本　

  今度は清家が落ちて縦パスを引き出し、ワンタッチで落としたボールを長野が拾う。長野は縦に運んで右へ展開すると、駆け上がった守屋がダイレクトで低めのクロスを供給。田中が巧みなトラップで収めたかと思われたが、オフサイドの判定を受けてシュートには持ち込めない

• 前半40分日本　

  田中がやや右へ流れてパスを引き出し、近くの清家へ預ける。清家は大外を追い越した守屋を使い、ボールを受けた守屋は右サイドの相手陣深くからダイレクトでクロスを上げる。しかし、これは至近距離で相手にブロックされ、ゴール前への進入はできない

• 前半37分日本　

  GOAL！GOAL！GOAL！相手陣浅い位置まで下りてきた藤野が縦パスを送る。受けた長谷川は前を向き、最前線の田中へスルーパスを送る。これは相手に先に触られるも、相手のパスが短くなったところを見逃さなかった田中がすぐに奪い返し、ＧＫと１対１の状況に。最後は冷静に左足でゴール右下へ流し込み、立て続けに３点目を奪う

• 前半34分日本　

  GOAL！GOAL！GOAL！北川が高い位置までプレスを掛け、二度追いして相手のパスを引っ掛ける。ペナルティエリア左へこぼれたボールを田中が拾ってマイナス方向へ折り返すと、最後は藤野が押し込む。この試合のもう１つのキーワードでもあるハイプレスから２点目を奪取する

• 前半32分日本　

  GOAL！GOAL！GOAL！右ＣＫを獲得。キッカーの長谷川が右足でストレート性のボールをニアサイドへ送ると、遅れて入ってきた北川がキムヒェリの前を取り、頭で薄く合わせる。軌道の変わったボールは左ポストに当たってゴールへ吸い込まれ、準備していたセットプレーから先制に成功する

• 前半31分日本　

  北川の攻撃参加を起点に左からチャンスを創出。一度は相手に阻まれるも、こぼれ球を拾った守屋が中央から右へ展開。これを受けた清家が近くの長谷川とのワンツーで抜け出し、ペナルティエリア右から力強く右足を振る。強烈なシュートがゴールへ向かうが、惜しくも右ポストをたたいてネットは揺らせない

• 前半29分日本　

  相手のゴールキックを自陣ではね返し、右サイドの清家にボールが渡る。清家は縦に仕掛けるそぶりを見せつつ、前線でラインブレークを狙う藤野へ斜めのパスを選択。藤野は右足のアウトサイドでフリックして田中へパスを送るが、藤野がオフサイドであったとして副審の旗が上がる

• 前半28分日本　

  後方からボールをつないでじわじわと前進を図る中、左の北川が縦にオーバーラップ。これを見た熊谷は長いボールを左サイドのスペースへ蹴り込むが、相手に先に触られてチャンスには至らない

• 前半25分日本　

  セットプレーはさまざまな形を用意しているようで、ベンチ前の内田コーチが指示を送りながらトライし続ける

• 前半23分日本　

  藤野とスイッチして右サイドでボールを持った長谷川。前線の様子を見て斜めにパスを差し込むと、田中が受けて前を向く。田中はそのままペナルティエリア手前から左足を振り抜くと、ゴール左上の際どいコースにボールが飛ぶ。それでも、枠はとらえ切れず、最後は相手のゴールキックとなる

• 前半22分韓国　

  中嶋の横パスをピッチ中央でカットし、カウンター攻撃を試みる。しかし、前線のチェユジョンへパスが送られたところに守屋が素早く寄せ、日本がピンチを未然に防ぐ

• 前半20分日本　

  左サイドで小気味よくパスを回し、糸口を探る。高い位置で北川がボールを持つと、内側の中嶋が縦に動き出してスペースを作る。北川はすかさず中に切れ込み、ペナルティエリア左で要求する田中へスルーパス。しかし、このボールが若干長くなってしまい、得点機は訪れない

• 前半18分日本　

  長谷川の縦パスを清家がワンタッチで落とした流れで中央を突破しかけるが、ここは相手に奪われる。それでも、インターセプトを狙っていた北川が相手のパスを高い位置でカットし、自ら持ち上がる。最後はペナルティエリア手前の中央から左足でミドルシュートを放つも、キムミンジョンにセーブされてしまう

• 前半17分日本　

  中嶋の仕掛けで左ＣＫを獲得。キッカーの北川は左足で高めのクロスを上げると、キムミンジョンが触ったボールがゴール前でこぼれて決定機になりかける。だが、その前にボールがラインを割っていたとしてプレーが止まり、得点は奪えない

• 前半15分日本　

  相手陣深くで素早くカウンタープレスを講じ、即時奪回。こぼれ球を拾った藤野はペナルティエリア右から積極的に右足を振りにいく。シュートは枠には飛ばないものの、ゴールへの貪欲さを見せる

• 前半14分日本　

  相手陣中央から長野が縦パスを差し込む。後ろ向きの状態の清家がワンタッチで右へはたくと、近くで動き出した田中が受け、ペナルティエリア手前の中央から左足を振り抜く。しかし、グラウンダーのシュートはキムミンジョンに正面でキャッチされてしまう

• 前半12分日本　

  センターバックの２枚でボールを持ちながらじわじわとラインを上げる。ここから南が右へ展開するも、相手にカットされる。だが、藤野がすかさず寄せてカウンターにつながるパスは出させない

• 前半11分韓国　

  自陣深くで日本のプレスを受けて前進できない状況を嫌ってか、ＧＫのキムミンジョンは全体を押し上げ、長いボールでプレーを再開する

• 前半9分日本　

  右サイドの相手陣中央でＦＫを獲得。ボールの前に北川と長谷川が立っていた状態から北川が縦に走りだし、長谷川がここにスルーパスを出す。北川がダイレクトで上げたクロスはファーサイドでクリアされるが、日本もデザインされたセットプレーを披露する

• 前半7分韓国　

  相手陣中央からのＦＫ。キッカーは直接ゴール前へは送らず、サインプレーで右へのパスを選択。この流れから大きめのクロスが供給されると、ペナルティエリア左で待ち受けていたハンチェリンが左足でボレーシュートを放つ。しかし、これは高く上がって枠を越える

• 前半6分韓国　

  チャンスルギが中央を力強いドリブルで縦に運ぶ。最後は長野がチャンスルギを倒してしまい、韓国のＦＫとなる

• 前半5分日本　

  韓国が後方でボールを握ると、全体がアグレッシブにプレッシャーを掛けて相手陣深くまで追い込み、高い位置での奪還を試みる

• 前半4分日本　

  アンカー気味でプレーする長野から前方向へパスが送られる。長谷川がワンタッチでさらに前線へ送ると、下りてきた清家がダイレクトで落とす。これに反応した長谷川は再びワンタッチでゴール前へ浮き球のパスを供給するが、この流れからシュートシーンにはつながらない

• 前半2分韓国　

  ムンミラが右でボールを持ち、ゆっくりとしたドリブルでじわじわとゴール方向へ迫る。ペナルティエリア右へ進入したところで縦に持ち出すと、対面の北川を抜き切らずに右足でシュートを放つ。ボールは枠をとらえていたが、ここは山下がかき出す

• 前半2分日本　

  清家が田中と２トップを組んでいるもよう。藤野は右サイドハーフの位置でプレーしている

• 前半1分日本　

  キックオフ直後は長いボールを左前方へ蹴り込む。ここからセカンドボールの奪い合いになるが、ピッチ中央で回収してボール保持につなげる

• 前半0分

  日本は山下が、韓国はイヨンジュが、それぞれキャプテンマークを巻く

• 前半0分韓国　

  予想フォーメーションは４－２－３－１。「日韓戦」となるこの一戦に、親善試合といえども高いモチベーションで臨んでくるだろう。近年後じんを拝している日本を相手に新監督の下でどのような戦いを演じるか。今回のメンバーの中では唯一欧州でプレーする中盤のキーマン、イヨンジュには要注意だ

• 前半0分日本　

  予想フォーメーションは４－４－２。まずはおなじみの選手が順当に名を連ね、オリンピックメンバー以外からの先発入りは中嶋のみ。初招集の遠藤や「ヤングなでしこ」組はベンチから出番をうかがう。システムは４バックのオーソドックスな形になると見られ、まずは主力組がしっかりとプライドを示したい

• 前半0分

  日本ボールでキックオフ、試合開始