SheBelieves Cup
2月24日(月)
戦評
オーストラリア戦から5人を入れ替えて臨んだこの試合は、谷川萌々子のスーパーゴールで幕を開ける。ピッチ上の原理原則は前回から変わらず、ハイプレスとボール保持をキーワードに掲げ、流れをつかみにいく。立ち上がりの10分を待たずに2点のリードを得た日本は、その後も流動的に人とボールを動かしながらコントロール。エンジンが掛かってきたコロンビアのスピードに手を焼く場面も徐々に見え始めるが、主導権は渡し切らない。
1点差に迫られて迎えた後半も決して焦りを見せることはなく、淡々と「ニルスジャパン」が目指すスタイルを貫いて追加点を奪取。終盤には自陣でブロックを敷いて守る時間帯も訪れるが、受け身にはならずに最後まではね返し続けた。後半に際立っていたのは長野風花の守備対応。新たな役割を与えられた司令塔はプレスの先陣を切ったかと思えば、深い位置まで戻ってボールサイドでの刈り取りも行う。ハードワークをいとわない「10番」が今日は守備の局面において存在感を放った。
始動からの日数が短いにもかかわらず、2試合連続で4得点を挙げて大勝を飾った日本。このチームの真価が試される次のアメリカ戦に向けて期待は高まるばかりだ。