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ウルグアイ戦で散見されたのはビルドアップ面の課題。だが、コロンビア戦はダブルボランチのいずれかが顔を出し、サイドの２人もうまく連係を取りながらボールを回せており、見違えるように主導権を握って試合を進めることに成功する。町野修斗、西村拓真を中心とした前線からの労を惜しまぬプレスもはまり、出足の良い守備から幾度も好機を作り出した。

だが、後半は一気にトーンダウン。相手がフォーメーションを変更したこともあり、うまくボールを保持されるようになると、日本は負傷の影響もあって最終ラインが変更した隙を突かれて逆転されてしまう。その後は中盤で幅広く動く久保建英を中心にボールをさばきながらゴールに向かうも、そのまま終了の笛。結局、開始早々の三笘薫のヘディングシュートの１点にとどまり、１－２で敗戦を喫してしまった。

前線からのプレスとサイド攻撃がはまった前半に対し、コロンビアの変化に対応できずに後手に回った後半と、今日の一戦も課題の残る結果に。復帰を果たした菅原由勢や初選出のバングーナガンデ佳史扶が一定のパフォーマンスを披露するなど、収穫も少なくはないが、「森保ジャパン」第二章は１分け１敗での幕開けとなってしまった。