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代表国際親善試合
10月10日(金)

パナソニック スタジアム 吹田

2 - 2

日本

  • 1-1
  • 1-1

パラグアイ

試合終了

戦評

3バックの両脇からウイングバックにボールを配り、サイドからの崩しを狙う日本だが、パラグアイの守備強度は想定以上だったか、効果的な攻撃は繰り出せず。徐々にシャドーの動き出しも交えてゴール前へ進入できるようになるが、中央をしっかりと固めるパラグアイの壁は厚く立ちはだかり、理想の形ではシュートを打たせてもらえない。

後半はプレッシングに少し工夫を施し、守備からリズムを作ろうと試みるも、徐々に疲労の色が見え始めた日本は後手に回る。勝ち越しを許してからはベンチワークで打開を試みるが、いずれも機能したとはいい難く、土壇場で振り出しに戻した上田綺世のゴールも、どちらかといえば相手が油断していた部分が大きい。

スコアこそ2-2だが、内容に目を向ければ課題だらけとなった大阪での一戦。攻撃的3バックは「アジア専用」の戦術でしかなかったのか否か、考え直すフェーズに「森保ジャパン」は立たされている。

数少ない収穫といえるのは鈴木淳之介のパフォーマンスで、地上でのデュエル、空中戦、攻撃のスイッチを入れる働きと、どれを取っても指揮官の求める水準は軽々とクリアしていたはずだ。DFに離脱者が多い状況であるからこそ、新星の台頭は希望の光となる。ブラジル戦でも引き続き期待したい。

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