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J1 第33節

11月11日(水) 19:00 Kick off

1 - 0

FC東京

試合終了

札幌

見どころ・戦評

記事提供:SOCCER DIGEST WEB

【警告】FC東京=なし 札幌=高嶺(42分)、宮澤(47分)、荒野(65分)、菅野(88分)<br />
【退場】FC東京=なし 札幌=なし<br />
【MAN OF THE MATCH】安部柊斗(FC東京)


[J1リーグ33節]FC東京1-0札幌/11月11日/味の素スタジアム

【チーム採点・寸評】
FC東京 6
札幌のパス回しに翻ろうされる時間帯もあったが、しぶとく対応。カウンターから永井が決めた1点を死守と、持ち前の堅守で勝点3を獲得した。

【FC東京|採点・寸評】
GK
13 波多野豪 6.5
最後尾から大きな声で味方だけでなく、ファン・サポーターも鼓舞。大きなミスは見当たらず、勝利に貢献した。

DF
3 森重真人 6.5
ボールへの寄せ、空中戦での競り合いで強さを発揮。組み立てやチャンスの局面でのプレーも正確で、質の高いパフォーマンスだった。

4 渡辺 剛 6
55分のパスミスはいただけない。それでも、CBの森重とともにゴールを守った働きは評価に値。この勝利で自信を取り戻してほしい。

6 小川諒也 5.5
良い守備もあれば、つまらないミスパスもあって、可も不可もなくといったところだ。伸び悩み気味の現状を打破してほしい。

37 中村帆高 6
守備に重きを置いたようなスタンスで完封勝利に寄与。シュートをふかすなど攻撃面での貢献はいまひとつも、劣勢時の相手への対応は光った。
 
MF
9 ディエゴ・オリヴェイラ 6(75分OUT)
立ち上がりから攻守に渡り顔を出したが、惜しむらくは75分の決定機逸。狙いすましたあのシュートで追加点を奪っていればこの日最高のヒーローになれたかもしれない。

28 内田宅哉 6(87分OUT)
地味ながらも効果的な仕事ぶり。ゴールこそないが、フォア・ザ・チームの精神を見せつけた点で及第点の「6」とした。

31 安部柊斗 6.5 MAN OF THE MATCH
絶体絶命と思われたタイミングでのシュートブロック(50分)には痺れた。永井へのアシスト、時間の経過とともに存在感を増す逞しさも評し、マン・オブ・ザ・マッチに。

45 アルトゥール・シルバ 5.5
札幌のパス回しに反応が遅れるシーンも。気の利いたカバーリングはあったものの、全体的にややプレーがおとなしかった。
 
FW
11 永井謙佑 6.5(75分OUT) 
裏を突く動きでチャンスの芽を膨らませた。25分には安部のスルーパスに素早く反応して決勝弾。マン・オブ・ザ・マッチに選んだ安部に負けず劣らず、活躍が光った。

20 レアンドロ 5(63分OUT)
本来の出来を考えれば到底満足の行くレベルではない。持ち前のドリブルで切り込む回数も限られた。途中交代は致し方なしか。
 
交代出場
MF
8 髙萩洋次郎 6(63分IN)
レアンドロに代わって途中出場。中盤でリズムを生み出し、小気味よくパスを回した。

FW
15 アダイウトン 6(75分IN)
惜しいヘディングシュート、相手GKにプレッシャーをかけたディフェンスなど、評価すべきプレーがいくつかあった。黙々と仕事をこなす姿に好感が持てる。

FW
24 原 大智 5.5(75分IN)
投入直後のシュートは惜しくも枠外。本人の悔しがる素振りからも分かるように、こういうところで決めないとスタメンには定着できない。

MF
7 三田啓貴 -(87分IN)
クローザー的な役割をまっとう。出場時間が短く見せ場を作れなかったが、次節以降の活躍に期待したい。

監督
長谷川健太 6
リーグ戦での連敗を4でストップ。投入した髙萩が中盤に落ち着きを与え、アダイウトンも悪くない働きと、途中出場の選手がチームに貢献した点で良い采配だったと言えるだろう。

取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。


 
【チーム採点・寸評】
札幌 5.5
試合を通した戦いぶり自体は決して悪くない。足りなかったのは決定力。25分に宮澤が決めていればその勢いで一気に押し切れたかもしれない。

【札幌|採点・寸評】
GK
1 菅野孝憲 5
ニアサイドを抜かれたとはいえ、永井の先制弾を止めるのは難しい。しかし、アダイウトンにボールを奪われた88分のミスは大きな減点対象だ。

DF
5 福森晃斗 6
38分の一連の動き(突破からサイドチェンジまで)はグッド。クロスの質も悪くなく、アグレッシブな姿勢を貫いた。

20 キム・ミンテ 5.5
最終ラインの裏を何回かたやすく突破された点は褒められない。対人プレーなどで悪い印象はなかっただけに、失点が悔やまれるだろう。

32 田中駿汰 5.5
組み立てに顔を出すタイミングはまずまず。一方で安部や永井の対応に手を焼いた感があり、最終ラインに安定感をもたらすことはできなかった。
 
MF
7 ルーカス・フェルナンデス 5.5(87分OUT)
25分にヘッドで宮澤へ折り返したボールは完璧に近かった。だが、そのあとはチャンスに恵まれず、シュート0本に終わっている。

10 宮澤裕樹 5
L・フェルナンデスがヘッドでゴール前に折り返した25分の決定機は決めたかった。守備的な仕事は無難にこなしたものの、50分のチャンス逸も含め物足りない印象のほうが強かった。

14 駒井善成 5.5
62分のミドルは枠外へ、そして最後のシュートはDFに当たり…。チャンスメイクまでは良かったが、フィニッシュの局面で少し精度を欠いた。

18 チャナティップ 5.5(33分OUT)
立ち上がりに華麗なテクニックを披露する場面もあったが、相手の厳しいマークに遭い……。負傷(筋肉系のトラブル)により、33分で途中交代を強いられた。攻撃のアクセントになっていただけに残念だ。

30 金子拓郎 6
右サイドからのクロスでチャンスを演出。アップダウンを繰り返す運動量も目を見張るもので、比較的ポジティブなプレー内容だった。

31 高嶺朋樹 5.5(HT OUT)
レアンドロなどとのマッチアップは見応え十分。ただ、一方で雑なプレーも見受けられ、その分採点を下げた。
 
FW
27 荒野拓馬 5.5(76分OUT)
ひとつのポジションに捉われない動きでボールに関与。ただ、決定的な仕事はあまりなく、ノーゴールのままピッチを去った。
 
交代出場
FW
11 アンデルソン・ロペス 5(33分IN)
チャナティップに代わって33分から途中出場。GKと1対1にほぼなっていた55分のチャンスをシュートブロックされたのは痛恨だ。

FW
33 ドウグラス・オリヴェイラ 5.5(HT IN)
60分の駒井への落としは素晴らしかった。しかし、なかなか決定機に絡めず、FC東京のタイトな守備に苦しんだ印象だ。

FW
48 ジェイ 5(76分 IN)
「途中からピッチに入るのは難しい」というコメントのとおり、不完全燃焼。良い形でシュートに絡めなかった。

MF
19 白井康介 -(87分IN)
試合終了間際のキープはまずまず。ただ、出場時間が短く採点をつけるのは難しい。

監督
ペトロヴィッチ 5.5
最後までアグレッシブにゴールを奪いに行くスタイルを完遂。とはいえ、完封負けと勝利に導けなかった点で反省はあるだろう。

取材・文:白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 

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