ダイエットで仕事が出来る監督に変身!?
ニッカンサッカー 2015年4月9日 10:00配信
プレミアリーグ・ハルのスティーブ・ブルース監督(54)がダイエットすることを決断した。デーリーメール紙(電子版)など、複数の英メディアが報じた。
でっぷり太ったおなかがベルトの上に乗っかっている、典型的な中年体形のブルース監督。洋服を着ているのであれば、まだ隠しようもあるが、カリブ海・バルバドスでの休暇中にパパラッチによって撮られた水着の写真は、ジャネット夫人のお気に召さなかったよう。
「ビーチでの姿を気にする55歳なんて、それほど多くはいないだろ」と憎まれ口をたたきながらも、健康と夫人のために体重を減らすことを誓ったという。
とはいえダイエットは、現在20チーム中15位で、残留争いをしているチームにとっても良い影響を与えるかもしれない。
米バージニア工科大とバファロー大は14年、「太った人は、そうでない人に比べて仕事の生産性で劣る上に、長時間の休憩を必要とする」という共同研究の結果を発表した。
研究によると、太っている人は他の人よりも40%も持久力が劣る。また肥満によって血管中の酸素とエネルギーの供給を制限されるため、急激な筋疲労につながり、長時間の休憩を必要とするという。
またロンドン大の研究では、肥満の人間は年平均4日間、そうでない人よりも多く病欠を取ることが分かった。
ブルース監督が今すぐに、ジョゼップ・グアルディオラ監督(44=Bミュンヘン)やジョゼ・モウリーニョ監督(52=チェルシー)のようにスリムになるとは思わない。
だが少しでも体重を減らし、2人のように試合中もエネルギッシュに、オーバーアクションで選手を叱咤(しった)激励すれば2部降格は遠のく、かもしれない!?
【千葉修宏】