目が点?サッカー界14年迷言・珍言
ニッカンサッカー 2015年1月8日 10:00配信
2014年のW杯ブラジル大会は、攻守に圧倒的な完成度をみせたドイツ代表の優勝で幕を閉じた。クラブでは、欧州チャンピオンズリーグでRマドリードが史上最多10度目の優勝。ロナルド(Rマドリード)やメッシ(バルセロナ)は驚異的なペースでゴールを量産した。あらためてサッカーの楽しさ、トップ選手のすごさを実感した1年だった。
また、彼らは試合中はもとより、ピッチ外の言動でも我々を楽しませてくれた。英メトロ紙(電子版)は12月29日、「2014年サッカー界・名言(迷言?)集」を掲載した。なかなか笑えるので、ここに一部を紹介したい。
チェルシー・モウリーニョ監督 オレが失敗を恐れているって? もし彼(アーセナル・ベンゲル監督)の言うとおりなら、それは失敗に慣れていないからだ。一方、ベンゲルは8年間優勝なし。ヤツこそ失敗のスペシャリストだ。(ベンゲル監督に「昨季、優勝を逃したのは失敗を恐れたからだ」と言われ)
ハルのアラム・オーナー あいつらは好きなときに死んでいい。(チーム名をハル・タイガースに変更しようとし、サポーターから抗議され)
バルセロナのウルグアイ代表FWスアレス バランスを崩して、相手の上に倒れ込んだ。その時に顔をぶつけ、ほおにあざができて、歯に強い痛みが走った。(W杯でイタリア代表DFキエリーニにかみついた瞬間について説明)
リバプール・ロジャーズ監督 バロテリはリバプールには来ないと無条件に言うことができるよ。(8月上旬に宣言。しかし8月下旬にリバプールはバロテリと契約)
モンペリエ・ニコリン会長 (フランス代表MF)レミ・カベラにはニューカッスルよりふさわしい場所がある。私はあの死ぬほど退屈なニューカッスルには行かない。(カベラがモンペリエからニューカッスルへ移籍する前に、移籍先として名前の挙がった同クラブを侮辱)
パリサンジェルマンFWイブラヒモビッチ みんな知っているように、オレはアーセナルに行く可能性があった。だが、オレは入団テストみたいなものは受けねぇ。結果として、ベンゲル監督とオレのどっちが後悔しているかな?。(16歳の時、アーセナルの入団テストを蹴って、アヤックスに入ったことについて)
マンチェスターC・MFナスリの恋人アナラさん くたばれフランス、くたばれデシャン、なんてクソ監督なの。(ナスリがW杯のフランス代表から漏れて)
Bミュンヘンのオランダ代表FWロッベン ルイスは金のキンタマを持っているんだろう。(W杯でファンハール監督の采配が的中してメキシコ戦に勝利し。これに対しファンハール監督は「分からない。妻はそんなことは言ってなかった」と返した)
各国リーグは年明けから後半戦。日本代表はアジア杯で連覇に挑む。楽しみなイベントが続くが、プレーはもちろん、2015年も面白コメントで我々を楽しませてくれることを選手たちには期待したい。
【千葉修宏】