ベッカムの良い話も強迫性障害!?英メディアって…
ニッカンサッカー 2016年1月7日 10:00配信
同世代の筆者からすると、元イングランド代表MFデービッド・ベッカム氏(40)はほとんど完璧な存在だ。
選手としての華々しいキャリアはもとより、良き夫、良き父として日々輝いている姿をみると、人生の不公平さを痛感するしかない。
ベッカム氏のルックスは言うまでもないが、人間性も非の打ちどころがないので、もうお手上げだ。
英ミラー紙(電子版)によると、女優やモデルとしても活躍し、ベッカム氏の個人フィットネス・インストラクターを務めるアーニャ・ラヒリさん(33)が同氏の振る舞いを絶賛している。
ナオミ・キャンベルやキム・カーダシアンらも顧客にもつラヒリさんは「普通の人は、トレーニングの後に、ウエートトレの重りを床に置きっぱなしにすることが多いの。でもデービッドは違う。いつだったか私が振り向いたら、彼がその辺の重りを全部片付けているところだった!」と話しているという。
ただ、これをふつうの良い話として報じないのが英国流!? ミラー紙は「ベッカム氏のOCD(Obsessive Compulsive Disorder=強迫性障害の略)は健在だった」とし、何でもきれいに片付けないと気が済まない同氏ならではの行動だと説明した。
たしかにベッカム氏は過去に自分がOCDであることを告白している。冷蔵庫の中のものをきちんとそろえたり、ホテルに宿泊する際には、くつろぐより前にチラシや本のたぐいを引き出しの中にしっかりしまわないと気が済まないという。
でもスポーツジムで率先して後片付けすることまで強迫性障害によるものと理由付けしなくてもいいのでは。まあ、こういったひねくれた報じられ方も、有名であることの証なのだろう。
【千葉修宏】