日本代表 試合詳細
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代表国際親善試合 10月13日(火) ハルヘンワールト
日本
1
0-0
1-0 [試合終了]0
コートジボワール
戦評
「サムライブルー」2020年の2戦目は「タレント軍団」コートジボワールとの一戦となった。その前評判通り、ジェルビーニョやニコラ・ペペら、世界的なアタッカーが日本ゴールへ襲い掛かる。その中でも、守備陣は落ち着いて対応を続け、遠藤航や冨安健洋、吉田麻也を中心に体を張って得点を許さない。
課題として挙がっていた攻撃面では、伊東純也が今日も躍動。右サイドで何度も仕掛け続け、相手を翻弄した。ただ、大迫勇也の「代役」として出場した鈴木武蔵は得意の裏抜けから幾度か好機を演出したものの、ポストプレーはことごとく相手に対応され、最後までエリック・バイリーの対応に苦しんだ。また、ゴールが期待された久保建英は少ないチャンスを生かせずに今日も不発に終わるなど、前線の不安は拭い切れていない。
それでも、試合終了間際に植田直通がネットを揺らし、A代表初ゴールを挙げて勝利をもたらしたことは大きなプラス材料だろう。この遠征で、守備面ではアフリカの強豪相手でも十分に通用することを証明した。流れの中から効果的な攻撃の形を作るまでには至っていないが、ようやく手にした白星という「結果」は今後に生きてくるに違いない。