日本代表 試合詳細
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代表国際親善試合 11月13日(金) メルクールアレーナ
日本
1
0-0
1-0 [試合終了]0
パナマ
戦評
今年の最後の活動となるオーストリア遠征は、ワールドカップアジア2次予選の最終調整の場となる。その中で、攻撃陣の起用法は大きく注目されたが、今日は3-4-2-1を採用。最前線に南野拓実、2シャドーに久保建英、三好康児が名を連ねた。
立ち上がりは攻め込む時間が続き、課題の攻撃に改善の兆しが見えたかのように思われた。しかし、時間が経過するにつれてその勢いは消滅。パナマの前線からの積極的な守備に苦しみ、ビルドアップに詰まる場面が続いてしまう。そんな中、前線の3人の連係でゴールに襲い掛かるも、その回数はわずか。オランダ遠征と同様に、攻めに難を抱えたまま試合を折り返す。
遠藤航を中盤に据えた後半は、徐々にリズムが生まれる。攻守の懸け橋となった「6番」がチームを盛り立てる中で、後半16分にPKから南野が先制点を奪取。その後、相手が退場者を出し、ゴールに迫る機会が増えたが、そのままタイムアップ。今日も流れの中から得点を奪えず、課題の解決は持ち越しになったといえるだろう。一方、何よりも評価すべきなのは守備面。危ない場面もあった中で、集中力のある守備を披露し、先月から3戦連続クリーンシートを達成した。