U-23 試合詳細
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AFC U-23選手権 1月12日(日) タンマサート
U-23シリア
2
1-1
1-0 [試合終了]1
U-23日本
戦評
日本は現実を受け止めなければならない一戦となった。
サウジアラビア戦から中盤の選手を中心に6人を入れ替えて臨んだ日本。前半の早い段階でPKから先制を許すも、その後はほとんどの時間帯でボールを握って攻め込む。それが功を奏し、前半31分には積極的に切れ込んだ相馬勇紀が同点弾を奪取。前半のうちに追い付いて試合を折り返した。
後半に入っても、日本が主導権を掌握。疲れの色が見え始めたシリアに対し、両サイドに張っている橋岡大樹と相馬が幾度もクロスを入れてゴールに迫る。しかし、精度を欠くと、中盤での連係面でも課題を残し、相手の嫌がる攻撃ができずに時計の針が進む。すると、前掛かりになった隙をカウンターで突かれ、2点目を奪われてしまう。最後は町田浩樹を前線に残してパワープレーを仕掛けるも、ネットを揺らせずに終了。またしても終了間際の失点で黒星を喫してしまった。
実力を見せつけたかった今大会であったが、2連敗となり、2戦目にして早くも史上初のグループステージでの敗退が決定。東京オリンピック2020のホスト国として、立て直しが急務といえるあまりにも厳しい結果となった。