U-23 試合詳細
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AFC U-23選手権 1月15日(水) ラジャマンガラ
U-23カタール
1
0-0
1-1 [試合終了]1
U-23日本
戦評
今大会では最も良い試合内容を披露したものの、日本はドローに終わった。
前半から左サイドでは食野亮太郎、右サイドでは相馬勇紀の2人のドリブラーを中心にゲームは進む。相手がリスクを冒して攻め込まないこともあり、ほとんど日本のペースで時間は経過。だが、前半終了間際に田中碧が退場となり、1人少ない状況を強いられてしまう。
後半からは4-4-1に並びを変更。時間の経過とともにボールを相手に握られるが、代わって入った齊藤未月を中心に堅固な守備を形成して好機を作らせない。すると、小川航基が少ないチャンスを生かしてミドルシュートを決め、待望の先制点を挙げる。だが、ドロー以下で敗退となるカタールの猛攻が続く。懸命にしのぐも、途中出場のハリド・マジードのドリブルから幾度も決定機を作られ、3試合連続となるPKからの失点を喫して1-1で終了。
退場、PKともに厳しい判定だったが、勝ち切る強さがなかったのも確か。3戦未勝利に終わり、日本はグループステージ最下位で今大会を後にすることとなった。若き「森保ジャパン」はこの悔しい結果を半年後に迫った本番への教訓とし、さらなる成長への糧とできるだろうか。