提供:DAZN for docomo

――DAZN for docomoで放映しているJリーグ・海外サッカーは観られますか? 好きな海外リーグはありますか?
めちゃめちゃ観ます。自分たちの試合ということでは、名波監督が挙げてくれた『GOODシーン』『BADシーン』を重点的に観ますし、他にもサッカーのいろんな試合や、個人的にはプロレス好きなのでWWEというアメリカのプロレスの試合もたまに観ます。好きな海外リーグは…これといってないですが、日本人選手が出ている試合をチェックすることはありますし、どのリーグもハイライトは結構観ています。
――ディフェンダー目線ではどんな見方をされますか?
ハイライトではゴールシーンをピックアップされることが多いので、純粋に最初は「うわぁ〜すごいな! こんなゴールを決めちゃうんだ」っていうところから始まって、「今のはもう少し、こういう動き方をしたほうがよかったかもな」とか「右足でシュートを打たれたけど、左足で打たせるような守備をできていたら、GKが止められたかもしれないな」というところまで掘り下げて観ることもあります。
――『観る』ことの効果をどんなシーンで感じますか?
監督それぞれに理想、スタイルがある中で、選手は監督がミーティングの中で何を重視するのか、どういうサッカーをしたいと思っているのかを考えて、そこにフィットできるようにならなければ試合に出場できないですからね。その中で、例えば名波監督が挙げてくれる『GOODシーン』『BADシーン』を観ることで、「監督はこういうプレーを必要としているんだ」「こういうシーンは嫌うんだな」っていうように監督の理想とするサッカーへの理解を深めることにも繋がりますし、プレーでも表現しやすいという意味ではすごく効果的だと思います。
めちゃめちゃ観ます。自分たちの試合ということでは、名波監督が挙げてくれた『GOODシーン』『BADシーン』を重点的に観ますし、他にもサッカーのいろんな試合や、個人的にはプロレス好きなのでWWEというアメリカのプロレスの試合もたまに観ます。好きな海外リーグは…これといってないですが、日本人選手が出ている試合をチェックすることはありますし、どのリーグもハイライトは結構観ています。
――ディフェンダー目線ではどんな見方をされますか?
ハイライトではゴールシーンをピックアップされることが多いので、純粋に最初は「うわぁ〜すごいな! こんなゴールを決めちゃうんだ」っていうところから始まって、「今のはもう少し、こういう動き方をしたほうがよかったかもな」とか「右足でシュートを打たれたけど、左足で打たせるような守備をできていたら、GKが止められたかもしれないな」というところまで掘り下げて観ることもあります。
――『観る』ことの効果をどんなシーンで感じますか?
監督それぞれに理想、スタイルがある中で、選手は監督がミーティングの中で何を重視するのか、どういうサッカーをしたいと思っているのかを考えて、そこにフィットできるようにならなければ試合に出場できないですからね。その中で、例えば名波監督が挙げてくれる『GOODシーン』『BADシーン』を観ることで、「監督はこういうプレーを必要としているんだ」「こういうシーンは嫌うんだな」っていうように監督の理想とするサッカーへの理解を深めることにも繋がりますし、プレーでも表現しやすいという意味ではすごく効果的だと思います。

――大井選手独自の見方はあるのでしょうか。
僕は守備の選手なので『失点』シーンはもちろん観ますが、失点というのは、その1つ、2つ、3つ前のボールの失い方から始まっていることが多いですからね。アシストをした選手のもう一つ前のシーンでパスの出し手である選手がどこに出したのかを観ることで「もう少し自分たちがコントロールして味方選手をこういう風に動かしておけば、相手はここにパスを出せなかったな」ということを明確にすることができるので、失点シーンの2〜3プレー前まで巻き戻して全体的な動きを繰り返し確認するという見方はよくします。
――ご自身が子供の頃、映像を観ることによってサッカーがうまくなった、こういうプレーを学んだ、というような経験があれば教えてください。
それは、たくさんあります。僕が子供の頃はセリエAが一番人気のあるリーグで、僕もよく観ていた記憶がありますが、そこで活躍している選手のプレーを真似てました。当時の僕はFWだったので、ロナウドやフィリッポ・インザーギ(ヴェネツィアFC監督)の動きを見ては「明日はこのプレーをやってみよう」「こういうトラップの仕方を練習してみよう」「インザーギのような動き出しをしてみよう」とチャレンジしていました。また、例えば監督やコーチに言葉で「右からボールが来たら左に持ち替えてシュートを打て」と言われても、子供の時はそれを頭で想像するのが難しかったりしますが、映像で観ることで理解して、プレーでも表現できるようになったこともあります。実際、中村俊輔選手のキックの凄さを伝えるには、言葉より、映像で見せたほうが早いじゃないですか? しかも今の時代はスロー再生もできたりするので、どんな風に体が動いて、足のどこに当てているのか。どんな蹴り方をしているのかといった細部まで、何度でも観ることができる。そう考えると、映像というのはサッカーを学ぶ上ですごくいい手段だと思います。
――今シーズンのジュビロ磐田のアピールポイントを聞かせてください。
ジュビロサポーターは何よりも『勝つ姿』を見たいはずなので、まずはできるだけ多くの『勝利』を見せたいですし、ジュビロサポーター以外の方には、「僕たちがどれだけコンパクトにフォワードからディフェンスラインまでを保てているか」とか、自分と同じポジションや近いプレースタイルの選手がどういう動きやポジショニングをしているのかまで深く観てもらえれば、ジュビロのサッカーをより楽しめるんじゃないかと思います。あとは何と言っても、中村俊輔選手の左足ですね。1本のキックでお金をもらえる価値があるくらい、本当に素晴らしいキックの持ち主なので、ぜひ見逃さないようにしてもらいたいです。
僕は守備の選手なので『失点』シーンはもちろん観ますが、失点というのは、その1つ、2つ、3つ前のボールの失い方から始まっていることが多いですからね。アシストをした選手のもう一つ前のシーンでパスの出し手である選手がどこに出したのかを観ることで「もう少し自分たちがコントロールして味方選手をこういう風に動かしておけば、相手はここにパスを出せなかったな」ということを明確にすることができるので、失点シーンの2〜3プレー前まで巻き戻して全体的な動きを繰り返し確認するという見方はよくします。
――ご自身が子供の頃、映像を観ることによってサッカーがうまくなった、こういうプレーを学んだ、というような経験があれば教えてください。
それは、たくさんあります。僕が子供の頃はセリエAが一番人気のあるリーグで、僕もよく観ていた記憶がありますが、そこで活躍している選手のプレーを真似てました。当時の僕はFWだったので、ロナウドやフィリッポ・インザーギ(ヴェネツィアFC監督)の動きを見ては「明日はこのプレーをやってみよう」「こういうトラップの仕方を練習してみよう」「インザーギのような動き出しをしてみよう」とチャレンジしていました。また、例えば監督やコーチに言葉で「右からボールが来たら左に持ち替えてシュートを打て」と言われても、子供の時はそれを頭で想像するのが難しかったりしますが、映像で観ることで理解して、プレーでも表現できるようになったこともあります。実際、中村俊輔選手のキックの凄さを伝えるには、言葉より、映像で見せたほうが早いじゃないですか? しかも今の時代はスロー再生もできたりするので、どんな風に体が動いて、足のどこに当てているのか。どんな蹴り方をしているのかといった細部まで、何度でも観ることができる。そう考えると、映像というのはサッカーを学ぶ上ですごくいい手段だと思います。
――今シーズンのジュビロ磐田のアピールポイントを聞かせてください。
ジュビロサポーターは何よりも『勝つ姿』を見たいはずなので、まずはできるだけ多くの『勝利』を見せたいですし、ジュビロサポーター以外の方には、「僕たちがどれだけコンパクトにフォワードからディフェンスラインまでを保てているか」とか、自分と同じポジションや近いプレースタイルの選手がどういう動きやポジショニングをしているのかまで深く観てもらえれば、ジュビロのサッカーをより楽しめるんじゃないかと思います。あとは何と言っても、中村俊輔選手の左足ですね。1本のキックでお金をもらえる価値があるくらい、本当に素晴らしいキックの持ち主なので、ぜひ見逃さないようにしてもらいたいです。






